鯖家の車のガラスに新しい撥水材を使ってみたのでその施工やら仕上がり、効果の具合なんぞを書いてみます。導入したのはクルーズジャパンってとこから出てる「スーパービュークリア」という製品です。アマゾンで購入。3980円と結構なお値段です。
←中は透明な液体です
もともと鯖家のレガシィの窓ガラスは年1,2回(1回かな…)は、リョービのサンダー+キイロビンでキッチリと油膜取りをした上で(過去記事参照)、レインXとかの撥水材(フッ素系の「GT耐久」を使ってたが今は別の名前になってる)でコーティングをかけるようにしていました。
サンダーを使っても油膜取りは結構手間がかかって大変なので、マメにガラスコーティングの施工するのは面倒。なので、半年くらいはもつという、耐久性の高いフッ素系を使ってました。
短期的にはシリコン系のほうが、撥水そのものの威力はあるようですが。
スーパーレイン・X ザ・クイック耐久 8489[HTRC 3]
0円
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何度か使ってたレインXから出てるフッ素系のやつ(今は↑の「ザ・クイック耐久」って製品が後継みたい)にしようと思ってたら、ネット上ではほかにもいいのがあるようだったので、ちょっと高めだったけど、「スーパービュークリア」にトライしてみることにした次第です。
フッ素とはちと違う、「フロロシラン」なる液体素材を使ったコーティングなんだそうで、耐久性が高いのがウリなんだとか。材料費が高いモノらしいので、製品も高めになるとかなんとか。
パッケージは特になくて、スーパービュークリアのボトルそのものはだいぶ安っぽい感じ。
これに付属のフェルト+スポンジ材、説明書があるだけ。恐ろしくシンプルですが、まあその分プロユースっぽい感じがしなくもないか。
←一度使用したのでちょっと汚れた
さて、作業的にはこれまで通りサンダー+キイロビンでの下処理をして親水状態をチェックした上でカピカピに乾いた状態にしてから塗りぬりしました。
←同封の説明書
白いフェルト面に最初はたっぷり目に浸み込ませてから塗るのですが、揮発性が高いので狭い範囲で塗っていかないとどこに塗ったかわからなくなりますのでご注意を。
ただ、これまでやってたレインXのフッ素系に比べて液体がさらりとしてる感じなので、引っかかり感がなく、ぬりぬりしやすいなと感じました。
それから説明書にある通り、10分ほど乾かしてから、乾いた布でふきふきして平滑化して仕上げます。このあたりはフッ素系のコーティングと同じようなものですね。
この時もひっかかり感がないので、ムラをきれいにならせる感じでした。
施工したガラスは、鯖家のレガシィのフロントとバック、運転席側と助手席側の窓の4面。
これだけやってもボトルの使用量的にはまだまだたっぷりで、あと5セット分くらいはいけそうな感じですから、意外とCPは高いかもしれません。
で、肝心の撥水性能ですが、びゅんびゅん水玉が飛んでくほどの撥水性はないなーというのが正直な感想。これは高耐久を謳うフッ素系の特徴なので、まこんなものかなあという気もします。(↓施工した状態)
でもけっこういいお値段の商品だから、もうちっとスゴイのかなという期待がちょっと裏切られた感じもしないでもないです。
ただまあ、ワイパーとの併用で前方視界は十分に確保されているので、この撥水性の耐久時間で評価が出来るかなとみています。
まだ数週間程度の使用なので、3か月、半年とした耐久度についてはまだわからないので、半年くらいしたらここにまたその感想なんぞを加筆修正したいと思います。
【追記】
撥水性はなかなかに長持ちする感じなんですが、鯖の施工がヘタだったのか、ガラスの汚れ等でウィンドウォッシャーをかけてワイパーを動かすと、なんか中途半端に撥水が残ったような、網目のようなものが残ってしまい、視認性がとっても悪く感じるようになりました。こういう見え方は、レインXとかにはないもので、ちょっと残念なので、全部使い切る前に廃棄しました…。高かったんだけどなあ。
きっと施工の仕方に問題があったんだろうと思うことにしますわ…。