微妙に乾かしきれなかったタープとテントを乾かそう!という名目で、2週続けてキャンプに行ってきました!今シーズンついに9回目。シーズン最多回数を更新してます…。
出発の3、4日前の予報では大丈夫そうだったので、鯖家的にお気に入りの、富士山ドーンの見事な絶景キャンプ場である、「ふもとっぱら」に行くつもりでした。
が、当日、キャンプ場入りするちょっと前から雨がザンザカと降り出してきて、これではテント干しの意味がないじゃんかってことで路線変更。(土曜の予報がビミョーなのは分かってたけど、設営時くらいまではもつと見込んでたので…)
そこでテント泊はあきらめて、なるべく安めのバンガロー系を探すことに。
買い出しを済ませたスーパーの駐車場で検索を開始。
その中で嫁ゴン太が見つけたのが、表題にある「ACN西富士オートキャンプ場」でございました。今回初めてお邪魔させていただきました。
ちなみにACNは「オートキャンプ場ネットワーク」なる組織みたいで、15くらいのキャンプ場が加盟してるようです。
料金は一棟で1万1800円(税込み)。エアコン、冷蔵庫付き、アルミマットもあったので、この料金ならばまずまずかなと。
予約時はまだまだ空いてるって話だったのですが、どうやら似たような境遇のファミリーキャンパーもいたようで、夕方にはほぼ満室状態になってたようでした。
という、長い前段を書いた上でのリポートでございます。
DAY①/2016・9・24(土)
当日は朝の8:10だったかな?に出発。前回の戸隠よりも1時間近く遅く出ました。
首都高の山手トンネルでちょっと渋滞がありましたが、そこからの東名はまずまずのペース。
新東名「新富士IC」で降りて、最寄りとおぼしきスーパー「マックスバリュ富士宮若宮店」へ。
ただ、ここに到着した時点で雨ザーザーだったため、上記したような流れになった次第です。
スーパーから30分ほどで「西富士オートキャンプ場」に着くのですが、ナビがないと通り過ぎる可能性があるくらい、看板がちょっと奥まった場所にあるので要注意です。
←こんな看板
受付をすませ、バンガローに行く前に、キャンプ場内を車で探索しました。
森のただ中にある感じで、雨のせいか、なんともいえないイイ雰囲気のテントサイトがあったり、不思議な形の岩場だったり、なかなかユニークです。
↑受付棟 ↑ひのきの森サイト
また、無料の露天風呂があり、家族風呂のような設定なので、あらかじめ入浴時間をボードに書き込んで予約しておきます。30分間隔だったかな。「天然バナジウム温泉」と銘打っていました。ま、風呂については後述します。
で、バンガローへ。車はバンガロー横に駐車するか、横付けするかは建物ごとに微妙に差があるようです。鯖家のはちょっと広めのタイプで荷物とか置くのも楽でした。
この雨だったので、屋根のあるテラスの広さも十分にあり、助かりました。(↓画像参照)
←二日目に撮影
ま、このところの天候不順のせいか、部屋に入った時のカビ臭?みたいな、古い木造建築のすえた感じの匂いにはちょっとまりいましたが、車に積んでるファブリーズと、室内のエアコンフル稼働でなんとか対処しました。ま、しばらくすれば慣れちゃうんでしょうね。
で、マット等のセット、毎度おなじみのカップラーメンランチを済ませたら、この時点で14時くらいだったかな。まだまだザンザン降りだったのですが、アクティビティ兼、夕食の仕込みってことで、以前一度行ったことのある釣り堀へ、カッパをフル装備して向かいます。
←養殖池
どうもイチマチ名称がはっきりしないのですが、「富士養鱒場」の一角にある、本物の川のような景観の釣り堀です。「猪之頭公園内 にじます釣り場」という表記もありますが、運営は富士養鱒漁業協同組合ってとこがやってるみたいです。
県のニジマス養殖の施設である関係か、入園料300円をゲートで払って入ります。
釣り場までは養殖されてるイケスを見ながら進むのですが、1mくらいありそうな、巨大なニジマスがどわーっと泳いでいたりするのでけっこう見ごたえあります。
そのあたりは刺身とかで食べるようなサイズらしく、釣り堀レベルで釣れるような代物じゃありませんが、アルビノ種?なのか、金色っぽいニジマスとかもいます。
で、一竿1700円(竿、エサ、釣りあげ総量1kg)を支払います。ウチは2竿分でやります。
自前の道具も使える(その分、安くなるわけではない)ので、自前の道具で釣れる下流域ゾーンに向かい、釣り開始。そのほうがすぐに釣れないけど、大物がいるってことだったので。
←持ち込み竿使用可ゾーン
雨ザーザーなので、さすがにこんな天気で釣りをやるファミリーはウチくらいしかおらず、貸し切り状態。ってことで魚もスレてないのか、この前の戸隠用に買っておきながら使えなかった自前のエサ(ブドウ虫&イクラ)が効いたのか、速攻で釣れてしまいました。
←デカい!
1匹目のは30センチ超えてたんじゃないかってくらいで、いつも釣ってるサイズの体積比で2倍はあろうかという大物。
その後も立て続けに釣れてしまい、どれも大きいのであっという間に1キロ越えしそうなので一旦受付に戻り、計量してもらうと、4匹でほぼ1kgに。
そこで次は貸し竿にチェンジし、受付の前の少し広めの人口川というか池でフィッシングを再開。(上の画像が上流ポイント)
道糸にハリスが直結してる、ウキもないドシンプルな仕掛けで、ラインも太目なので、さすがにこれだとさっきほどのペースでバカスカは釣れず、ちょうどいい。
それでもけっこうなペースで釣れてしまい、手頃なサイズでトータル1キロくらいになったので終了。うーん、ここはロケーションもいいけど、すんごいよく釣れる印象ですねー。
で、受付のおばちゃんにさばいてもらって、帰路に着きました。
キャンプ場に戻り、夕ご飯の準備。ワタを取ったニジマスの串打ちを嫁ゴン太が子供たちとやり、その間に鯖は、バンガローの軒下で炭おこし。
いつものようにチャコスタの穴や網部分を利用して串を固定して塩焼きにしますが、魚のサイズがデカいので火を通すのにいつもより時間がかかりました。
←はみ出てしまうサイズ
それでも焼きあがると肉厚のニジマスをかぶっといけるので、なかなかグッドでした。
でも、個人的には富士山まわりの水よりも、秩父とかの水で育つニジマスのほうが美味いような気がしてます。気のせいかな…?
その後はカレー、BBQと続けましたが、ニジマスがかなりのボリュームだったので、肉はちょっとしか焼きませんでした。
それでもマシュマロ焼きは別腹らしく、しっかり子供たちはスモアにして食べてました。
←マシュマロ焼きも慣れたもんです
そんなこんなで日も暮れて、雨も上がってちょっと空が赤く染まり、天気の回復をようやく実感できた頃、鯖家のお風呂予約時間になりました。
バンガローエリアと最寄りのトイレの中間にあるため、アクセスは良好。
ちょっと小高い場所に設置されている小屋が脱衣所になってます。
が、脱衣所のスノコはすでにベチョベチョ。スーパー銭湯みたいにタオルとかの足ふきなんてないので、風呂場で体をちゃんと拭いてから出てきてくれないとこうなります。
まあ、愚痴っても仕方ありませんが、公衆浴場において、風呂場で体をふいてから脱衣所に向かう、というマナーというかエチケットを守ってる人って、今やホントにごくわずかです。
鯖は父からお風呂マナーを教わったので、子供たちにも教えています。
が、今や拭いてから出る人なんて本当にマイナーな存在になっているので、言ってて説得力に欠けてるなあと思いつつ、脱衣所を極力濡らさないようにしようね、と二人の子には言ってます。
閑話休題。そんな脱衣所で服を脱ぎ、ビニール?のカーテンをあけると露天風呂!
塀で囲われた風呂ゾーンは結構広めで、湯船も5,6人くらいは入れそうな大きさ。
が、いかんせん暗い!良いのか悪いのか、湯船のお湯のコンディション(汚れとか)が全然わからない。うーん、なんかちょっとスリリングな感じ。
さらに、ここのお風呂は無料なのに、シャワーは有料というちょっと不思議なシステムになってます。100円で2分だったかな?脱衣所の壁にコイン投入口があるのですが、コインが濡れていると反応しないので注意、とか書いてるので、あらかじめ100円玉は用意しておき、手をふいてから入れるのが賢明でしょう。
そんなこんなで体を洗ってからお風呂へ。温泉というか冷泉なんでしょうね、ボイラーで加熱しつつ濾過・循環してるシステムのようでした。
とはいえ、「バナジウム」の威力なのか、なんかあったまる、いいお湯でした。
ま、汚れうんぬんはキャンプなんだし細かいところはよしとして、あの暗さがそれはそれで雰囲気になってて鯖はわりと気に入りました。ま、体は拭いてでましょうね…。
風呂から出て、すぐにチビゴン太は就寝。二男・ゴン次郎くんはまだ元気。
ようやく雨もあがったのでバンガロー前にフォールディングコンロを移動させて、たき火をやりました。
たき火をやってると、ゴン次郎は、鯖がやってる薪をくべたり、組み直しとかの作業をやりたい!というのでやらせました。
ま、こういう体験も火を知る上では良いでしょうね。熱くて、怖くて、美しいもの。
そんな感じでほぼ1日雨という初日を終えました。
気温は17度くらいで、戸隠よりは2度くらい高いし、バンガローなので寒さはそれほど感じないかと思いきや、銀マットの差か、鯖家が今使ってるアルミマット「アストロフォイル」(過去記事はこちら)の時よりも底冷えをちょっと感じましたね。やっぱあれはイイものみたいです。
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←こんな感じで寝ました
さ、二日目は何しますかね?
つづく…