13年ぶりに金木に来れて内部も見学できたが激混み

場所・ 青森県五所川原市金木町朝日山412−1

電話・ 0173−53−2020 HPあり    

創業・ 旅館としては昭和20年の農地解放以降〜平成8年まで

竣工・ 明治40年(1907)10月  

構造・ 木造2階建て 入り母屋造り 亜鉛鉄板葺き

設計・ 堀江佐吉 津軽の天才棟梁 洋館もできる

施工・ 斎藤 伊三郎    

料金・ 見学のみ 600円 9〜17時 12月29日のみ休み *当時の情報

最終訪問・ 2024・04 GW 

*国・重要文化財

 

★感想編 画像は1階の店から2階の生活スペース部分

 

今回は、2011年に外観を見に来て以来、13年ぶりに金木へ来れて、ついに中に入ることができましたニコニコ
 

1階 銀行部分 自宅が銀行です 

 

前回は時間が全然なくて(詰め込みでハードスケジュールにしずぎ)、中を見る時間もなくもやもや
 

1階 店 大きな金庫

 

まずは、目の前の大きなPに車を停めますが、さすがはGW(前回もGW)、各地のナンバーの車が多いですアセアセ

 

1階 銀行窓口 



併設されているお土産店も覗いてみると、多くの家族連れなどもおり、太宰さんは亡き後も人気があり、故郷にこれだけの観光客を呼んで、金木町にお金を落とさせて、すごく地元に貢献されていて、すごいなあと思いましたおねがい

 

1階の部屋 欄間組子が素晴らしい 


 

父は貴族院議員、兄は青森県知事、一流の家に生まれた人気作家、やはりすごい一族ですねおじいちゃんお父さん

 

1階 WC部分(展示)の床のタイルレトロ 


 

「斜陽館」の方も常に人が出入りして、古い木造建築にこれだけの人が出入りしているのは珍しいですアセアセ

 

2階への階段 


 

やはりこれは「太宰治」という人物の魅力でこれだけの人が集まるんだなあと思いましたラブラブ
スターはすごいですよねキラキラ

 

階段の天井飾り 



入口を入ると雪国らしい風除室、そこには大正ロマンな和洋折衷の天井飾り、玄関を入ると大きく広い土間になります乙女のトキメキ

 

階段親柱の寄木細工 

 

これは新潟県関川村「旧渡邊家」、秋田県鹿角市「関善酒店」もそうでしたが、東北地方の大地主の家の設計としてはあるある?(新潟県は東北ではないですが、近い文化あり)

 

 

 

階段 洋風でこの家の見せ場



玄関土間に接して座敷・茶の間・常居と生活のための和室があり、その奥に囲炉裏のある板の間、元台所、反対の庭に面した方には豪華な仏間・座敷・小間(太宰生誕の間)も並んでいます乙女のトキメキ
やはり広さが半端なく、旦那も「個人の家でこの規模かー」と驚いていましたお父さん

階段 親柱のデザインも素晴らしい 


当時は家族の者だけではなく、使用人も多くいたので、その方たちも入れるとかなりの人数で生活をしていたと思うので、やはり広い空間も必要でしょうねアセアセ
施主の父は、東京で貴族院議員をしていたので、ほとんど家にはいませんでしたおじいちゃん

階段の意匠 


当日はGWだったので、館内も多くの方がおり、古い木造建築にこれだけの人がいるのはやはり珍しいですガーン

 

天井の組子細工 


 

そして、1階の道側には銀行も併設しており、洋間の金融執務室、和室が併設しており、その横にはタイルレトロなWCも発見して良かったですハートのバルーン

 

2階 廊下 洋館風 



太宰さんは自分の家の地主と銀行の商売については、あまり好きではなかったようで、やはり小作人やお金を借りに来た人たちに対する対応みたいなのを多感な時期に見たりして、思うことがあったのかも知れませんもやもや

 

2階 廊下 このように袋に靴を入れて回る


 

作家になるくらいの人ですから、かなり繊細で感受性も強く、さらに思春期ならなおさらですアセアセ

 

 

そして、この家が大きな高い壁に囲まれている理由は、小作人たちの一揆に対するセキュリティーもあり、なかなか緊張感のある地主生活だったのかも知れませんえーん

2階 洋間 天井シャンデリア 

小説「津軽」に出てくる部屋 


1階の奥には蔵があり、この蔵の中にも太宰さん関連の資料を展示する部屋がありますが、ここだけ撮影禁止です注意
次に、洋風の意匠の立派な階段を登ります義理チョコ

 


 

青森県は林業県なので、良い素材を使用して、堀江組という一流の施工集団もいたので、これだけすごい意匠の家ができたのでしょうねピンクハート

 



この洋風の意匠の階段は、他にも秋田県の強首温泉「樅峰苑」でも見ましたニコニコ
そちらもやはり大正時代の豪農の御屋敷でしたキラキラ

 

 

2階 廊下の枠の造りも素晴らしい

 

2階への階段も2方向から下りて来られる造りになっており、これも明治から昭和初期にかけての旅館や邸宅建築の特徴というか流行りですねキラキラ

(旅館営業の際にも消防法でこれならOK)

 


2階 旅館の客室だった部屋 


2階の方も広い造りになっており、元旅館としても使用されていたということで、納得の内容です義理チョコ

 


2階 奥座敷 欄間も襖も金張りで豪華 

 

2階の見どころはやはり、太宰さんが小説「津軽」の中で、「寝そべって飲み物を飲んでいた」というソファのある洋間ですびっくり

 

2階 もう片方の階段 



1階は洋風の要素はないのですが、2階になると洋風の要素が入ってきて、大正ロマンな感じがします義理チョコ

 


 

 

2階は完全に家族の生活の場なので、洋風を取り入れた新興地主の生活が見れますねウインク

 


 

 

洋間はこの家の中で1番の豪華なお部屋なので、ここで寝そべって飲み物を飲むとはさすがの太宰さんお父さん

 

2階 金襖の日本間 欄間も素晴らしい 


 

他にも奥の和室で、襖の文字に「斜陽」と書かれた部屋が見どころだったり、母の部屋、兄の部屋などもありますおばあちゃんお父さん

 


 

廊下も洋間の前は完全に洋風の廊下で、これもさすがの堀江デザインでしたチョコがけハート
この家で、太宰さんは母親ではなくて養育係の女性の「タケ」さんにお世話になっていたんですねニコニコ


襖絵も作家のもので芸術品でしょうね


ということで無事に見学ができましたグッ
私は20年くらい、いろんな豪商や豪農の豪邸を各地で見てきましたが、ここは青森県を代表する大邸宅ですねラブラブ

 

旅館の部屋のような豪華な日本間 


 

その上、あの人気作家・太宰治さんの生誕の地でご実家となれば、これは確かに重文ですねグッ

 

階段で1階へ戻る 


太宰さん・観光地・建築好きの方にもおススメです♪

 

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