豪農だった文豪の生家は旅館を経て国・重文に

場所・ 青森県五所川原市金木町朝日山412−1

電話・ 0173−53−2020 HPあり    

創業・ 旅館としては昭和20年の農地解放以降〜平成8年まで

竣工・ 明治40年(1907)10月  

構造・ 木造2階建て 入り母屋造り 亜鉛鉄板葺き

設計・ 堀江佐吉 津軽の天才棟梁 洋館もできる

施工・ 斎藤 伊三郎    

料金・ 見学のみ 600円 9〜17時 12月29日のみ休み *当時の情報

最終訪問・ 2024・04 G・W

*国・重要文化財

 

 

青森県の津軽地方、津軽半島にある五所川原の金木にある邸宅です乙女のトキメキ

明治の大地主、津島源右衛門(作家・太宰治の父)が建築した入り母屋造りの建物で、明治40年6月に落成しますキラキラ

 

1階 廊下 


蔵が見える レンガの腰壁で洋風 

 

米蔵に至るまで日本三大美林のヒバを使い、階下11室278坪、2階8室116坪、附属建物や泉水を配した庭園など合わせて宅地約680坪の豪邸です飛び出すハート

 

1階 釘隠し 


1階 階段の意匠 


太宰は、この家を「苦悩の年鑑」の中で「この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何もない、ただ大きいのである」と書いています(そう?とてもいい家よ、ご謙遜ですね)ショボーン

 

1階 旅館のような廊下 床は光る漆塗り 


1階 襖の取っ手 

 

この豪邸も戦後になって津島家が手離し、昭和25年から旅館「斜陽館」として町の観光名所となり、全国から多くのファンが訪れていましたラブ





その後、平成8年3月に旧金木町が買い取り、旅館「斜陽館」は46年の歴史に幕を下ろしましたガーン
昭和40年5月、芦野公園の登仙岬に太宰文学碑を建立キラキラ

 

1階 欄間と釘隠し

 

太宰が生前、もっとも好んで口にしたといわれるヴェルレーヌの詩の一節が刻まれています乙女のトキメキ

 

1階 仏間 





「選ばれてあることの恍惚と不安と2つわれにあり」
碑の最上部は、ラフィナールに黒で炎を表し、その中に「不死鳥」が金メッキで浮き彫りにされていますキラキラ
 

1階 座敷 

 

この不死鳥は火の中に飛び込み古い身を焼き、500年に1度、新しく生まれ変わるというギリシャ神話から引用して太宰の生まれ変わりを意味しますキラキラ

1階 洋風の家具 


中央の鉄格子は「人間の道には狭い険しい1つ1つの門がある」ということを意味するもので、太宰がよく遊んだ芦野公園、大倉岳、賽の河原などがよく見通せることも吟味して製作チョコがけハート

 

1階 和風の欄間と洋風の階段 

 

旧金木町では、毎年6月19日に太宰を偲び、「桜桃忌」を開催してきましたが、平成11年からの「生誕祭」を経て、令和2年からは、太宰治顕彰事業として、文学講座や朗読会が催されています拍手