★430年も続く活気ある人気の漁港の朝市と港町・寺社★
場所・ 千葉県勝浦市浜勝浦1周辺 「松の家」裏の遠見岬神社周辺の道
電話・ 0470−73−2500
構造・ テントや机で簡易的に店を出す
時間・ 6〜11時 (水・元旦)休み 荒天時不開催
お店・ 海産物からCAFE系・珈琲店まで雑多
最終訪問・ 2024.01
千葉県南部の外房の大きな港町、勝浦漁港のある勝浦市の朝市です
江戸時代以前から続く歴史ある朝市で、ここで海産物などを行商し、勝浦の経済を支えて来た大事な場所なのでしょうね
今回、宿泊した国の登録有形文化財の「旅館 松の家」のすぐ裏で開催されるので、朝はアクセスが良く、2度も行きました
朝も暗いうちから準備が始まりますが、6時代に行った方が空いていていいです
8時過ぎにもう1度、チェックアウトした後にコーヒーを購入しに行ったら、けっこうな人出で混んでいました(3連休中日)
6時代 朝も暗いうちから出る
珈琲は机で若者3名で営業する店で、1杯600円ほど
お土産に購入した、あじの開きは5袋購入して1000円でした
この珈琲のお店にも日本3大朝市の1つ「輪島朝市募金」があったので、寄付しておきました
こちらも日本3大朝市の1つ「勝浦朝市」として、朝市仲間で募金を集めているそうです
どちらも半島の突端にある有名な朝市、どちらもこれで制覇(もう1つの飛騨高山の宮川朝市・日本3大朝市はまだ)
遠見崎神社の門前町に朝市が
風情ある輪島朝市のあの風景が地震・津波・火災で全部なくなってしまったなんて、本当に悲しいです
時間はかかるかも知れませんが、少しでも再建の費用に
この日はまだ地震から1週間
話がそれましたが、勝浦朝市は「旅館 松の家」の裏の通りにあるので、「松の家」には江戸時代から多くの行商人で賑わったのでしょうね
商人宿として朝市とともにある旅館の歴史なんだと思います
銭湯 「松の湯」 女湯は男スタッフが普通に通る
朝市通りの近くには千葉県一歴史の古い銭湯「松の湯」もあり、大正時代の渋い木造のボロ銭湯で、レトロブームで県外の車も来ており、男湯は盛況でしたが、女湯はある理由からおススメはできません
朝市通りにはご当地名物の「勝浦タンタンメン」で有名な店があり、芸能人の写真もたくさんありました
昭和な商店街の残る夕暮れの「松の家」の前の通りは、タイムトリップをしたような風景でノスタルジックですし、そこに南国チックな港町の風情も加わり、なんだか独特の町でした
新潟から470キロ、本当に遠くに来たなあと旅情に浸れました
朝市の通りには寺社が建ち並びますが、寺院にある木も棕櫚の木で南国の木で、お墓は日本の普通のお墓なのですが、木が見かけない感じで、独特の風景でした
通りにはこの町の歴史ある総鎮守様「遠見岬神社」もあり、この階段に3月にはお雛様が展示されることで有名です
本当は参拝したかったですが、すごい急な長い階段で、さらに上に着いてからも参道が長いのが見え、残念ながら遥拝で(もちろん、朝から参拝で歩いている方も)
この神社も昔は別の場所にあったそうですが、400年前に津波で流されてこちらの高台に移ったとか
房総の方たちは、先祖が徳島・和歌山の方から渡って来たので(那智勝浦・白浜・阿波など地名も同じ)、そちらの神様を祀っており、社殿も歴史あるものだそうです
この商店街の標高は2mです
「遠見崎神社」 階段参道 ここにお雛様が出る
あと、房総に入ってから初めて見る植物もあり、冬は赤い花を咲かせているのですが、宿の方に聞いたらこれは「アロエ」で、言われてみたら葉っぱがアロエでした
アロエは、小さな鉢植えのものしか見たことがなかったので、南国だとこんなに大きく育つのですね
他の地方で見たことがないので、やはり植生も千葉南部は南国なんだと思いました
朝一の様子
この後、JR勝浦駅の方へ行ったら、漁港の大きな施設もあり、やはり有名な漁港だけあるなあと思いました
駅も立派で大きいですし、駅前の植物も棕櫚の木で南国でした
JR外房線 勝浦駅 ストピがあって行ったよ
朝から多くの方が駅周辺の方にもある朝市のお店に行列していました
さすがは首都圏、朝から活気のある港町だと思いました
お土産 干物もおいしいし、館山の枇杷ゼリーもいい
駅周辺はさすがに開発されて現代の町ですが、朝市周辺は昭和な町が残るので、駅からも近いですしおススメです♪
今回は房総の昭和な港町を訪ねる旅なので、ここも良い港町でした
港町・朝市・街歩き好きの方にもおススメです♪