☆カーキ色の「脚気川渡」は激熱ですが地元気分を味わえる☆
場所・ 宮城県大崎市鳴子温泉大口字川渡25−29
電話・ 0229−83−7002 加賀屋さんへ
泉質・ (川渡支所前源泉)54度 PH7
含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩泉 混合泉 かけ流し
(低張性・中性・高温泉)
開湯・ 1000年 鳴子温泉郷最古
創業・ 共同湯自体は開湯当時からある
竣工・ 昭和中期 浴室・建物から
構造・ 木造湯屋建て Pは川渡地区公民館へ
風呂・ 男女別 内湯1ずつ
料金・ 立ち寄りのみ 300円 9〜19時 料金箱に料金を入れる
月曜と金曜は13時30分から17時 *当時の情報
最終訪問・ 2023.06
宮城県北部の山形県境に近い鳴子温泉郷の1つである川渡温泉唯一の共同湯
ここは、観光客でも使用ができる共同湯で、地元の方と一緒に入ることができます
まずは「加賀屋」さんで料金と受付を 左の店
コロナ前は解放時間ももっと長かったですし、鍵も時間内はかけらていはいず、料金を箱に入れれば自由に入ることができたようです(2024年現在はそれに戻りました)
看板建築風の商店も
しかし、現在はまずは「藤島旅館」さんの左隣か、「越後屋」さんの向いにある商店「加賀屋」さんに料金を支払い鍵を借り、名前・住所(市町村の名前のみ)・電話番号も書く必要あり(2023年6月時点)
川渡温泉の地図
月曜日と金曜日の掃除の時間の13時30分までは入れないですし、「加賀屋」さんの営業時間内のみしか入ることができなくなりました
「加賀屋」さんは月曜日から土曜日までの営業のため、第二・四の日曜日は少し離れた「カガモク」さんというこけしCAFEの方で料金を支払い、鍵を借りて入ることができます
「加賀屋」さんは9〜19時、「カガモク」さんは10〜16時の営業なので、第二・四日曜日と月・金曜日は入れる時間が減ります
なので、コロナ前よりかはハードルが上がりましたが、もともとそんなに共同湯に来るような温泉マニアはまれなので、それでもやっていけるんでしょうね
もとは地元の方が月1000円の会費で運営しているようですし
外観 湯気抜きが共同湯ぽい
ここはずっと来てみたかったのですが、なかなかチャンスがなくコロナ後になってしまいました
多分、こういうところはコロナがひどかったときは地元の方しか入れない時期もあったかも
無事に2023年6月に入ることができました
玄関 右手が女湯
共同湯の位置は、「藤島旅館」さんなど旅館のある通りからは離れた1本別の通りで、個人の開業医や民家もあるような通りです
「加賀屋」さんからは徒歩3分くらいですかね(聞けば場所も教えてもらえるし)
玄関 左手が男湯
場所は温泉街を適当に歩いていたら見つけることができたので、共同湯の外観さえわかっていて、後は温泉好きの勘と住所でわかるかも
「加賀屋」さんでは「新潟市」と書いたら「そんな遠くから来たの」と驚かれ、「鳴子は3度目です前は藤島さんに立ち寄りしました」と伝えたら、喜んでくれました
式内社「温泉石神社」 鳥居
今は共同湯は常に施錠が決まりなので、鍵を開けて入ったらまた内鍵をしましょう
素朴な風呂のみの施設で、入れる人数も4名程度の広さです
木造の湯屋の素朴なデザインで東北の湯治場ぽい雰囲気が最高でした(正に東北の湯治場です)
式内社「温泉石神社」 境内
女湯は玄関より右手にあり、男湯にも地元の方がおられるようでした
今回は女湯には地元のおばあさんがおられたので、画像は撮れませんでした
でもこの方のおかげで入り方の指導などもして頂き、足だけ入れました
こけしCAFE「準喫茶 カガモク」こちらで日曜は受付
ここは300円の施設なので、カラン・シャワーなどはなく、タオル持参でボディーソープやシャンプー類も持参です
温泉街の商店 「遠藤屋嘉吉」豆腐店
頭や体を洗う場合は水道の蛇口もありますし、激熱の新鮮な浴槽の湯もあります
残念ながら今回は湯がかなり激熱なので、足しか入れませんでした(今度は温度の下がる冬にリベンジしたい)
温泉街のCAFE、兼住居 「よもぎCAFEいっきゅう」
湯は硫黄の匂いと塩の匂いもするさらりとしたもので、川渡の湯らしいカーキに濁るもの
「藤島旅館」の湯とは源泉が違うので、湯の花は黒いのはありませんでしたが、白い細かい湯花があり、そこまで特徴は遠いものではありません
川渡温泉「旅館 ぬまくら」さん 立ち寄り・1000円
浴後はガツンと温まり、28度もあった日なのでけっこう消耗しました
この湯は、冬は運ばれて来る間に冷やされて熱さもマイルドになるそうですが、夏は冷えないので激熱のままだそうです
残念ながら廃業の川渡温泉「隆陽館」さん
激熱の源泉はけっこうな量がドバドバ注がれており、水で埋めても周辺しか効果なし
かけ流しなので、鮮度は良いです
夜とかも雰囲気がありそうなので、秋冬は17時前に来れたら暗さも味わえそうですね
川渡温泉「旧隆陽館」さん モダンな角と丸窓がいい感じ
そして、入り終わったら鍵を「加賀屋」さんに返しに行くのも忘れずに
今回は「熱くて入れた」と聞かれたので「無理せず足のみでした('◇')ゞ」と正直に
帰りには「良かったらまた入りに来てね」と言ってもらえました
店番のおばあさんが寝ていた商店 日本は平和だ
ここは地元の方が運営する地元の施設なので、マナーよく体を洗って湯に入ったり、ご挨拶とかもした方が良いです
地元の方とのふれあいも楽しめるので、良いと思います
川渡温泉の湯めぐりの一環にもいかがでしょうか
川渡温泉 レトロ商店の角
共同湯・湯治場・激熱湯好きの方にもおススメです♪