特別室「桜の間」宿泊者は豪華な夕食と部屋風呂付

場所・ 宮城県大崎市鳴子温泉大口字川渡84 HPあり

電話・ 0229-84-7412

泉質・ (真癒の湯高温・冷泉A・冷泉Bの混合)(低張性・アルカリ性・高温泉)

    含硫黄・ナトリウム・炭酸水素・硫酸塩泉 混合泉

     PH7 47度 1・1057g 130L分 かけ流し
        
開湯・ 1000年 鳴子温泉郷最古
  
創業・ 江戸末期(1960)

竣工・ 昭和9年(1934) 
 
構造・ 木造2階建て 15室 70名 P50台
   
風呂・ 男女別 内湯2ずつ 夏のみ温泉プール?? 家族風呂1 部屋付きあり

料金・ 2食付き 8550円~15550円 人数・プランによる
     14時IN OK ABCと料金は3段階 湯治滞在・連泊OK
    立ち寄り 500円~700円 日帰り休憩OK *当時の情報

最終宿泊・ 2023.06 再訪 立ち寄り1・宿泊1回

これは2011・10に実際に訪れたときのレポートです。

鳴子温泉郷の東に位置する川渡(かわたび)温泉関節の痛みによく効くことから、古くは「脚気川渡」と呼ばれていました乙女のトキメキ
 

 

鳴子最古の湯で藤島氏が湯守として現在までこの宿を続けているようですハート
現在でも数軒の湯治宿が残る鄙びた湯治場ですキラキラ

 

玄関からこの風情キラキラ


この宿では田んぼに自噴する自家源泉を、大浴場「真癒の湯」に注ぎます波

高温の源泉1本を軸に2つの冷泉を混ぜ合わせた混合泉ですびっくり
 

 

 

湯には、白い湯の花と鉄分の黒い浮遊物が漂い、硫黄臭が鼻を突きますラブラブ
硫黄の解毒作用が肌の新陳代謝を促すこともあって、皮膚病にも良いと評判ですキラキラ

 

宿泊者専用の応接間のピアノも弾いたよルンルン


 

私が訪れた当日も地元の家族連れでとても賑わっていましたガーン
なので残念ながら湯の写真は撮れませんでしたが、それだけ効能が濃く大事にされている湯ということでしょうキラキラ
200円(当時、今は500円、それでも安い)という共同湯のような値段で入れることも人気の理由でしょうアセアセ

 

玄関入るとちょうちんがあり、お祭のよう


ここは温泉好きの方のHPやブログでもよく紹介され、評判が良いのでぜひ訪れてみたいと思っていましたラブラブ
建物が鄙びていて湯がかけ流しという私のこだわりに叶う宿だったので今回、鳴子の湯めぐりの締めに訪れてみましたハート
紅葉の時期の日曜ということもあり駐車場は車でいっぱいで混んでいることが予想されましたガーン

 

玄関左手のこの廊下の奥へ行くと「大浴場」


玄関先には噂で聞いていた猫がいて車に轢かれないか心配でしたアセアセ
玄関を入ると何やらお祭りのような赤白の提灯が架かり、木造の老舗旅館の玄関の雰囲気で良い感じですハート
 

窓の造りなど見た感じの建築年代は大正時代と思いましたが、実際は昭和9年(1934)築です乙女のトキメキ

それでももう80年以上は経っていますよねピンクハート

 

「大浴場」立ち寄り 500円 人気の湯です

 

「すいませーん」と女将さんに声をかけると「お風呂だけ?2人で400円ね」と言うので1000円を出したら600円もお釣りが来たので2人で400円か!!とお得な気分ですラブラブ
 

玄関にいた猫の柄が噂と違うので聞いてみるとその子は車に轢かれてしまったそうです。。。
思わず辛いことを聞いてしまい「すみません」と謝りました
タラー
私もこの2年前に同じ理由で白猫を亡くしていましたえーん

 

 

「中浴場」 立ち寄り 700円 わりに空いている

 

立ち寄りの大浴場は玄関から左の廊下の奥にありますラブラブ
壁に大きく「1回200円入浴だけの方のお風呂場」(現在は500円)と大きな紙が貼ってあるのでわかりやすいです乙女のトキメキ
 

お風呂場の方は賑わっており、もう芋洗なことが予想されます。。。
そんなに広くない脱衣場も混んでいて気を使いました
タラー
でももうここから強い硫黄の匂いがして期待が高まりますラブラブ

 

特別室「桜の間」 8畳 広縁4畳 庭・WC・温泉つき

 

浴室はけっこう広い造りで真ん中に一度に20人くらいは入れるのではないかという大きな正方形の浴槽が一つ「どーん」とありますキラキラ
私が廻っている湯の中ではここは大きな方です乙女のトキメキ
 

壁側にはシャワー・カランもあり300円の割には使い勝手が良く改装されて近代的なので、混む理由がわかりますアセアセ
この日も10人ほどの家族連れの方が多くいたので湯の鮮度は残念ながら良くないですガーン
そのかわりぬるめになっており湯も柔らかくて気持ち良いですラブラブ

 

夜景 夜も雰囲気のある日本建築


カーキ色に濁り黒い湯花の舞う湯からは強い硫黄臭とともに石油臭もします乙女のトキメキ
予想以上に濃く質の良い力強い湯に嬉しくなってしまいますラブラブ
 

あとは混んでなければなあ、でもこんなに良い湯が300円なら仕方がないなあとも思いますアセアセ
この立ち寄り入浴時間も旅館なのに朝7~23時までと非常に長い時間営業していてありがたいですラブラブ

夕食 特別室「紅葉の間」にて 超豪華な夕食

 

PHは7なので中性ですおねがい
混合泉というのは珍しい?ので不思議な感じでしたが、良い感じのブレンドでした乙女のトキメキ

湯から上がると一気に眠気が来て、東鳴子温泉「高友旅館」に続き強い湯2連発だったのでこれで帰ることにしましたアセアセ
それでも「自分は今、東北の湯治場にいるんだ」と思うととても嬉しかったですハート
 

大学生の下宿エリアにある温泉プール?

 

浴後のジョアを自動販売機で買ってふと窓の外を見ると庭にプールのようなものが見えましたびっくり
湯量が毎分130Lと豊富なので夏は温泉プールでもするのでしょうか?

 

湯治場風の部屋が並ぶ廊下 家族連れの声が響く


廊下沿いには湯治場の雰囲気の客室が並んでいますラブラブ
家族連れの声もわいわい聞こえているので、家族旅行で来ているのでしょう(2023年6月宿泊時は貸し切り状態)アセアセ
 

 

こことは別にHPやパンフを見るときれいな新しい部屋(古代檜風呂付のお部屋は桜の間)もあるので、湯治と観光どちらも目的によって使い分けれそうですラブラブ

 

朝食 会場食でも貸し切り状態


料金も8550~15500円くらいと良心的ですので、鳴子の湯めぐりの拠点に宿泊も良いかも知れません乙女のトキメキ

15000円代で部屋風呂付なんて、ここより安いところ、自分は聞いたことがないような(長野にある)びっくり

 

特別室「桜の間」 部屋風呂 まだ新鮮なうちは透明です

 

詳しい宿泊記事は、2024年にUP予定の記事をどうぞおねがい

(でも23時まで日帰りOKなので、夜も混んでいるそう、宿泊専用の空いている浴室や部屋風呂もあれば良いが)

さすが
温泉好きに人気の旅館だけあって温泉の質が素晴らしく良い湯でしたラブラブ

しかし、土日は混雑するようなので、混雑が苦手な方は無理かもガーン(平日の空いているときに行ける人が羨ましい)
鳴子最古の1000年愛される湯治場だけありましたてへぺろ

温泉・湯治場・木造旅館好きの方にオススメです♪゜・*:.。. .:*・♪