☆2源泉所有する白濁・カーキ濁湯の宿で
建物は外観が昭和レトロ☆
場所・ 宮城県大崎市鳴子温泉字川渡24−9
電話・ 0229−84−7005 HPあり
開湯・ 川渡温泉は900年頃
泉質・ (不動の湯)単純硫黄泉 PH8
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)かけ流し
(越後の湯)ナトリウム・炭酸水素塩泉 PH7・6
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)かけ流し 重曹泉
竣工・ 昭和5年以降か(川渡大火以降)
構造・ 木造2階建て
風呂・ 男女別内湯・露天1ずつ 宿泊者専用貸し切り風呂
料金・ 2食付 9500円〜 13時INOK 朝・夕のみ・素OK
立ち寄り 500円 10〜16時 HP参照
日帰り個室休憩 2160円〜 10〜15時 *当時の情報
最終訪問・ 2023.06 旦那が
*風呂・館内は撮影禁止
宮城県北部、山形県境に近い鳴子温泉郷の東側にある川渡(かわたび)温泉
今でも静かな数軒の宿があるのみの湯治の郷です
今回は、「藤島旅館」さんに宿泊することにしたので、周辺の宿・共同湯の湯めぐりもしようということで
当日は15時くらいに立ち寄りに行きました
もう時間的に宿泊のお客さんがインしてきており、団体のお年寄りなどもおられました
もうコロナも5類なので宴会のようなこともあるかも知れません
宿の外観 昭和風情な感じ
残念ながら風呂は撮影禁止だったので、外観のみの画像になります
館内は改装されてきれいに現代的になっているようです
外観だけ見ると昭和初期の意匠のスクラッチタイルや、アールを描く角、看板建築要素のある意匠などがあり気になりました
看板建築風の外観 スクラッチタイル・持ち送りも
風呂はHPだと2種類あるのですが、立ち寄りの場合は片方を男女別にそれぞれしないといけないので、片方しか入れないようです
このときは男湯が「不動の湯」で独自源泉的な白濁の単純硫黄泉でした
宿泊棟外観 昭和中期くらい
このときに女湯だったのが「越後の湯」だと思うので、旦那が入れませんでした
どちらかというと、「越後の湯」の方は川渡の共通源泉系のカーキ色のナトリウム・炭酸水素塩泉なので、ここでしか入れないのは「越後の湯」の単純硫黄泉の方なので、かえって良かったかと
夜景 ひっそりとした温泉街
入浴料金も今時、良心的な500円でありがたいですし、宿泊料金も2食付きで9500円からととても良心的な湯治場価格で嬉しいですね(当時の御値段)
素泊まりもできるので、湯治でもいいかも知れません
旦那の入った「不動の湯」は、内湯と露天があり、内湯の方が入りやすい温度で色も濃かったそうです
どちらも単純硫黄泉なので、ほのかな硫黄の匂いとさらりとした湯だったそうです
画像はHPなどで見て下さい
宿の周辺 向かいの商店では共同湯受付
もちろん源泉かけ流しで、旅館の昼間の湯は入る人数が少ないので新鮮です
日により緑透明になることもあるそうですが、このときは白濁
メタケイ酸が基準値の50mgを越えて120mgなのが美肌の湯で自慢だそうです
式内社 「温泉石(ゆのいし)神社」も
風呂の広さも旅館の規模に合ったもので3名でいっぱいになるくらいの大きさで落ち着きますね
宿泊すれば2つの源泉が入れ替えで入れるのでしょうかね
それから宿泊者専用の貸し切り風呂も気になりますね
鳴子温泉郷のマンホール
お部屋は8〜10畳や2間続きがあり、どれも明るくきれいな和室ですね(HP参照)
お料理もおいしそうでリーズナブルですし、ここも宿泊しても良さそうですね(撮影禁止なのは厳しいけど)
川渡の湯めぐりの一環でもいかがでしょうか
2源泉・白濁湯・昭和レトロ好きの方にもおススメです♪