☆鳴子の観光地図にも載ってないマニア宿で
析出棚田がすごい☆
場所・ 宮城県大崎市鳴子温泉字末沢西17−3
電話・ 0229−83−4055
開湯・ 鳴子温泉自体は800年代
泉質・ (町有末沢源泉)かけ流し
ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉) 60度 PH7
創業・
竣工・ 昭和期くらいか
構造・ 木造2階建て 風呂棟は木造平屋建て
風呂・ 男女別内湯1ずつ グループ貸し切り利用
料金・ 立ち寄り 500円 13~17時 要電話 *当時の情報
宿泊は業者向けなのか要確認 個室休憩 2000円
最終訪問・ 2022.10
*YOUTUBER「週末の旅人」さん 何度も宿泊
*YOUTUBER「よねざわいずみのFEEL FINE TV」さん 宿泊
宮城県北部、鳴子温泉街の川向かいにある民家の中にある宿で、鳴子温泉の観光地図にも載ってないマニアな宿です
宿の外観 普通の民家に見えます
観光協会に加盟しておらず、湯めぐりチケットの中にも名前がないそうです
風呂棟 宿の建物とは別
ここを知ったのは、温泉マニアの方々のブログ記事で、析出棚田がすごいとのことで、ぜひとも来たかった宿です
まずは事前にコロナ禍なので、立ち寄り自体を中止していないか確認し、時間を確認すると今は午後のみの営業で、13から17時とのこと(当時の状況です)
源泉垂れ流し
13時くらいに来るとまだ湯が溜まっていないかもなので、電話確認してほしいとのことで、ならば夕方に行こうと思いました(すでに宿には一旦インした後に出て来た)
到着するとPには大阪など県外ナンバーも数台いて、これは湯はふさがっているだろうなとの予想
連休中日ですし、今日はもう後は宿に行くだけなので、待ってでも入ることに
男湯をグループ貸し切りにしてもらいました
母屋の方の玄関には「御用の方はインターホンで」シールが貼ってあるのでインターホンを探しましたがありません
なので、玄関で呼びましたが出てこないので、玄関で電話をかける作戦に
電話でご主人を呼び出すと、今は男女ともどちらも地元の方と家族連れの方で埋まっているとのことで、30分くらい待てば空くと思います、とのこと
これはもう連休あるある、覚悟していたので車で待つことに
男湯 内湯
車で待っているとご主人がオレンジジュース2本を持って車にやってきて「これを飲んでお待ちください、お待たせしてしまい申し訳ありません」とのことで、とても腰が低くて丁寧な方で驚きました(「姥の湯」の後だとなおさら)
年齢は20〜30代くらいでとてもお若い方で、こういう個人の小さな旅館は主人があまり愛想が良くないところもあるのですが、この方はとても良い方でした
お目当ての析出棚田
しかも立ち寄りなのにジュースをいただいてしまうなんて、1人・500円なのに恐縮です
しばらく待っていると10分くらいで男湯からおじいさんが出てきたので空きました
湯口
地元の方のようで、停まっている県外ナンバーは業者の長期滞在の方のようです
女湯の方は家族連れとのことですが、貸し切り利用できるのを知っている地元の方ですかね
運よくよくブログ記事で見る男湯の方を貸し切りで使用することができました
前のおじいさんの後に消毒もしてくれたようです
脱衣場は木造の3人でいっぱいになるくらいの広さで、ゴリラやりらくまの人形がかわいいです
素晴らしい析出です ここまでのものは貴重
お風呂も2〜3名でいっぱいになるくらいの大きさで、浴槽もそんな感じです
洗い場は2名分あり、シャンプー・リンス・ボディーソープ完備です
何より、浴槽の縁についた鍾乳洞のような析出に感動しました
洗い場の床の方にも広がっています
これだけの析出ができる泉質ということは、とても濃い良い温泉の証拠です
カルシウム分があるからこうなるのかな
色はベージュ色で、ぼつぼつ尖ってくるので、そうなる前に削ったりとご主人のご苦労があると思います
源泉パイプの管理も大変でしょうね
床の析出
湯は無色透明で対岸の濁り湯の多い鳴子温泉街とは違うものです
なので、ここはここで違う温泉と名乗ってもいいかも
Phも中性で、アルカリ性の多い鳴子温泉街とは違いますね
何よりこの析出が全然違いますね
入浴中は観察したり、触ったりして楽しみました
溢れ出し部分
しかし湯の温度が44度くらいあり、旦那はどうにか入れましたが、私は浴びるだけで精一杯でしたので、入れず残念
浴感は、少しぬるりとして匂いは金気系と硫黄系のような匂いです
洗い場 シャワー・カラン シャンプー類完備
湯は新鮮だと透明ですが、私の時は少しカーキ色に濁り、茶色の細かい湯花がありました
貸し切りで使用できましたし、画像も撮れて、目的を達成できたので嬉しかったです
帰りには水も頂いた オレンジは1本は飲んでしまった
帰りもなんと、ご主人がぺットボトルのお水2本をお土産にくれました(500円のうち300円は飲み物代か)
ここは湯もご主人の接客も最高なので、とても良い思い出になりました(宿泊ブログが出てこないので、一般宿泊はないのかな)
析出・温泉・立ち寄り好きの方にもおススメです♪