おはようございます、ウスイです。
今日の話は、タイトル通り
起業塾や起業コンサルの相場の話。
起業して、右も左もわからない頃
調べた先に行き着くのが
起業塾か起業コンサル。
今はある程度のことなら
何でも調べれば出てくるので
まずはスマホやパソコンで検索します。
ネットの記事を読んだり
YouTubeで動画講座を見たり。
アナログ的には
本屋に探しに行く人もいますよね。
今、僕のこの投稿を読んでもらってるように
ブログで情報をシェアしている人も多いので
情報には事欠きません。
扱いきれないくらいの情報があるのに
無料の中にも優良な情報はあるのに
それでも起業塾や起業コンサルなど
高額と言われるサービスが売れるのはなぜか？
それは、情報を「知っている」だけでは
扱いきれないからに他ありません。
有名料理店がレシピを公開しても
同じものは作れないし
効果的なダイエットの仕方を知っても
それで実際に瘦せる人は圧倒的に少ない。
それらは、料理教室があり
ダイエットコーチがいる理由と繋がります。
起業塾や起業コンサルが提供しているものは
「良さそう」に見える情報ではなく
その情報を基に行動するための「環境」である
というのが、その答えです。
それについては
３年前に書いた記事ですが、こちらをどうぞ
↓
で、ここからが今日の本題。
他人事でない話となるのがお金の話です。
僕が一番最初に
「自分の意志」で起業塾に参加したのは
忘れもしない２０１６年の夏でした。
午前と夜に用事があって東京に出掛けた日。
※栃木のはずれに住んでるので、東京行くのも一苦労なんです
ちょうど午後の空いていた時間に開催していた
講師向けのセミナーに参加したのがきっかけです。
まさか、たまたまタイミングのあったそのセミナーで
３０万円の塾に参加することを決めることになるとは
人生何があるかわからないものです。
個人的な意見も含め３０万円という金額は
一般的に考えても「安い！」とは
言い切れない金額だと思ってます。
お金に困ったことのない人からすれば
端金に見える人もいるでしょうが
僕は一庶民なので、３０万円という額を
捨てるように使うことはできません。
もっとも、お金の価値は
「何を買うか？」で変わってくるので
額面通りの３０万円が高いか安いかは
一概には言えないというのも事実です。
当時はお店の経営を失敗してから
２年の月日が経っていましたが
お世辞にも余裕のあった時期ではありません。
ラーメン屋を倒産した際
自己破産で借金を清算したこともあり
クレジットカードも使えない。
そもそも、そのセミナーを受けるまで
その日のうちに起業塾に入る頭など全くなく
バックエンドという存在を知ったのも
そのセミナーが初めてだったくらい
ノープランで臨んだセミナーですから
セミナーが終わった後、申し込んでいたのが
自分で一番驚いていた感じです。
いわゆる詐欺のような塾じゃなく
まっとうな先生の開催していた塾だったのが
今思えば幸いでしたが、耐性のない当時の僕は
一歩間違えば詐欺的な塾に引っかかっていても
なんらおかしくなかったかもしれません。
その最初の起業塾を皮切りに
その後、起業塾や起業コンサルを
いくつか渡り歩くことになります。
大起業時代とでもいうのか起業者が増え
情報が乱立していることもあって
価格の相場というのが僕自身
よくわからなかったのですが
自分でセッションをするようになってからの
この数年で、クライアントさんから
これまでのリアルなお話を聞く中で
起業塾や起業コンサルの失敗談を
定番の質問のように話を聞くことが増えました。
そのリアルな声と世に出回っている情報
それから僕自身の体験を総合して考えると
起業塾と起業コンサルの相場が見えてきました。
講師・コンサルの経歴や経験
期間や提供内容によって変動はありますが
僕の中で出てきた一つの答えは
１０万円/月という数字でした。
３ヶ月の塾やコンサル期間なら
１０万円×３か月で３０万円。
半年６ヶ月なら、６０万円。
そこから値引きで３９.８～４５万円。
１年なら、１２０万円。
そこから値引きで６９.８～９９万円とか。
定価を出して、そこからそれぞれ、
割引価格で提示するというのが
圧倒的に多いなぁという感じです。
ちなみに３か月の商品については
そもそもの定価の提示が
４０万とか５０万にしてあって
値引きして２９.８万円。
要は３０万円くらいに落ち着くように
価格設定を作っている場合が多いです。
実際の支払ベースで考えた時に
１０万円/月の単価になるようにしてるってわけです。
あくまでもウスイ調べなので
参考程度にして頂きたいのですが
１０万円/月を大きくはみ出していなければ
わりと相場に沿った価格提供ではないかと思います。
とはいえ
２０１６年当時の僕はそれを知らなかったので
この３０万円を単純に高い！と感じていました。
それなのに
起業塾に参加したのはなぜか？
それは、３０万円を
「投資」と考えていたからです。
この３０万円という投資で
３か月後どう変わっているんだろうか？
その塾では
年収１０００万円を実現するというタイトルで
塾の案内がありました。
３か月で結果が出るというのは
自分の力量から見て早計だとしても
話半分に聞いて、年収５００万円までいければ
会社員時代の自分より全然いい。
そういう計算というか打算がありました。
大事なのは、かけたお金とその回収が
どれくらい現実的に考えられるかということ。
年収１０００万円と聞くと
会社員の収入がベースになっていた身からすれば
出来たらいいけど、出来んのかな・・・って感じ。
それでも、何もしなければ何も変わらない。
その衝動が内にあったので
その塾を購入したわけです。
結果だけ言うと、その塾に入っても
僕の場合、年収１０００万円どころか
仕事が取れなかったので、まあまあ苦労しましたが
今の仕事に繋がる知識と経験が手に入り
現在こうして仕事を続けられていることを考えると
原点にあるものとしては価値が高かったなと思います。
収益がどのタイミングで生まれ、利に転じるかは、
結局のところ、その後の自分の行動次第ですからね。
クライアントさんからの現実的な話の中には
無駄に高額でありながらも高いだけで中身のない塾や
中身だけでなく人間的に問題のあるコンサルタントの
商品を買ってしまった人も結構多くて
見極める眼力を養うのは価格以上に大事だなと思います。
何度となく高額商品を買ったことのある人はもちろん
初めて、起業塾や起業コンサルを買う人は
この１０万円/月という相場を知ったうえで
その価格に見合った価値（サービス）が提供され
得られる未来がイメージできるか？を大事に
大切なお金と時間を「投資」するに値するかどうか？
それを踏まえたうえで
果敢にチャレンジしてもらえらたらと思います。
今日は、起業塾と起業コンサルの相場について
僕の経験とリサーチから見えてきた現実を
お伝えしてきました。
今回の内容が、何かしらお役に立てば嬉しいです。
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