「予定がないと不安」な心を落ち着かせるための方法 | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
人の役に立ちながらも
自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

予定がなくて不安なんです。

たまにそんな言葉を耳にします。

 

こんばんは、ウスイです。

ひとり起業の人にとっては
例外を除き、全員に共通することだと思いますが
自分の予定は自分で決めていく必要があります。

会社勤めであれば
会社の経営計画によって予定が決まったり
上司が予定を入れてきたり
お客様からの希望・要望で予定が決まりますよね。

ですが、ひとり起業の場合、
自分の活動予定を自分で決めて
日々の行動を自分でコントロールする必要があります。

あたりまえすぎることですが
このコントロールが出来ない人は
起業に向いていないかもしれません。

よくわからないけど
なんだかんだで仕事があるよって言えるうちは
そんなことも考えないと思いますが
それはそうなるような行動を
無意識に取っているだけであって
何もやっていなければ
カレンダーはどんどん真っ白になっていきます。

これは僕も実体験での経験があるのですが
ある程度がむしゃらに動いている時は
それなりに行動の結果が予定として現れます。

 

しかし、忙しい時期が続くと、

目の前のことに捉われてすぎて
その予定をこなすことだけに追われ

それが普通の毎日となり
先の計画がいつの間にか

だんだん疎かになっていく。

その時は売上があるので気が抜けるというか
現状に安心してしまい
先を見据えた行動が減っていく。

で、実は怖いのは、

本人がそのことに気が付かないということ。

その時は忙しいし、売り上げもあるので、
どこか高(たか)を括る(くくる)というか
状況を軽んじてしまい、気付いた時には後の祭り。

 

なるべくしてなるというか、痛い目を見るわけです。

以前、忙しかった時期に
そういう状態になったことがあります。

目の前のことだけをこなしていた仕事も
納期と共に徐々に終わっていくので
少しづつ予定に余裕が出てきて
カレンダーに空き予定も増えていき

少し楽になってきたなぁとか

ちょっと余裕が出てきたなとか

これから来る危機にアンテナが立たず
気が付くと、次の仕事がない状態になっている。

そうなった時に初めて、ぞっとしました。

まさしく、現状維持は衰退というやつです。

 

 

ちょっと原理原則の話をしますね。

世の中というのは
人間の体も、社会の動きも、経済の流れも
基本的には同じ構造で出来ています。

どういうことかというと
世の中のすべては

「入」「出」

構成されているということです。

 

これだけではまだ

よくわからないかもしれませんね。

たとえば


人間の体は、摂取排泄により
新陳代謝を繰り返し、体を作っています。

人間の成長は、学習による知識のインプット
話す・教える・やってみるのアウトプット
脳に経験が刻まれていくことで体験とし、成長する。

お金についてもそう。
稼いで貯めるだけでは、意味のないもの。
稼いで、何かに使うことで
その結果、また「別の何か」が手に入る。
それをどう使っていくかが
生き金となるか死に金となるかに分かれる。

私事ですが、先日、

コロナで少ししんどい思いをしました。


病院に行く前、中医学の専門家の知人から
健康は摂取と排泄が大事だから
とにかく体を温かくして

どんどん汗をかいてと言われました。

汗をかくことで排泄

その結果、上がった熱を下げる。
発汗したら水分が足りなくなるので

その分、しっかり水分を摂取していけば
体がちゃんとバランスを取りながら

体温も体調も戻るからと。


免疫も出来て、体的には成長するってわけです。

ちなみに、体の発熱というは、
体がウイルスなどの異常侵入を検知して
撃退するために防衛反応として熱を上げるので
限度や程度はありますが

本来は薬で無理に熱を下げない方がいいというのが
中医学ではわりと有名な話みたいです。

繰り返しになりますが

この体の状態というのを考えても同じで
発熱で体温を上げ、発汗し、

ウイルスを汗と共に外に追い出し
その後、必要な水分と栄養を入れる

健康も、成長も、経営も、経済も、
これらの基本構成はすべて同じ。

「入れて、出す」です。

 

または、「出して、入れる」

どちらが先かという話もありますが
「出すのが先」の方がいい場合も多々あります。

運動して、エネルギーを「出して」
お腹が空くから食べるという行為で「入れる」

誰かのために何かをする(出す)から
お返しが返ってくる(入る)

見返りを求めて何かをするというのは
ココでは別の話として

自ら先に動くというのが大事なポイント。

あいさつもそう。

先に挨拶する(出す)から
挨拶が返って(入って)くる。

予定についてもこれと同じ。

先に行動してあれこれ動く(出す)から
それがカレンダーに予定として埋まっていく(入る)

最初は自分だけの予定で先に動いていたものが
お客様やパートナーが関わる予定として埋まる。

 

この循環が実は大事。

つまり

行動ありきで予定が決まる

ということです。

少し余談の話をします。

以前、仕事でお世話になった先輩がいました。

先輩が手帳を書き込んでた時
たまたまパッと目に入ったのですが
空きがないくらいビッシリ予定が入っていて
カレンダーが真っ黒に埋まっていたのを
見させてもらったことがあります。

「めっちゃ忙しいですね!」
と反射的に声が出て、続けて話を聞いてみると
「全然休みがないんだよ」とのこと。

「それってきつくないですか?」と問いかけたら
「予定埋まっている方が安心するんだよ」
そう言った後
「昔、全然予定が無かったことがあって
 
毎日怖くて仕方なかったから」

と言っていました。

その時は、あまりなんとも思わなかったのですが
数年後、自分のカレンダーが白紙になった時に
先輩の言っていた意味が、嫌というほどわかりました。

ひとり起業というのは
自分が何もしなければ、何も動かなければ、
誰かが仕事をくれることはありません。


雇用で守られた会社員と違い

自分を守ってくれる人はいません。

狩猟時代の話ではないですが
自分のメシは自分で取ってこないと
現実的な話、食べていけず、生きていけない。

ひとり起業の世界は

自給自足の世界であるというのが

「普通」であり「常識」です。

 

そこだけ見れば、非情な世界ですよね。

とはいえ、そういう世界に

自ら足を踏み入れているのも事実。

労働だろうが、仕組化・自動化しようが

手段はどっちでもいいですが

やることはやらないとねって話です。

正論ばかり言っても、

何の解決にもなりませんが、

少なくとも、結果に繋がる行動を心掛け
そのための「予定を入れる行動」を

意識して動くことは必要です。

もし
そうは言っても気が乗らない
モチベーションが上がらないなど
行動に至る熱量が足りないのであれば

それはそれで別の問題を抱えているので
先にそちらを解決する必要があるかもしれません。

大谷翔平選手の言葉に


人生が夢を作るんじゃない。
夢が人生をつくるんだ。


というのがあります。

仕事はモチベーション(やる気)でするものではない
という人もいますが、とはいえ、
行動へのモチベーションは、その結果に直結してきます。

そして、夢がモチベーションに繋がるのであれば
行動の前に、そちらと向き合うのが先。

その辺も踏まえて
自分の行動というのを客観的に見直してみましょう。


行動が予定を創り

予定が次の行動を創る。

予定が無くて不安な時は
予定を創るための行動を考えてみてくださいね。

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