陰謀論者の特徴


【差別意識が強い】

自分を『高尚な存在』であると思い込み、SNSやオフ会をサロン (※社交界) のような使い方をする。

そこから離れた『外の世界』に居る人々に対しては『無知蒙昧な大衆』と露骨に見下し、
マイノリティや弱者に寄り添っているかのように振る舞っていたとしても、無意識的に『自分以下』の存在と位置付け、腹の底では見下している。

他人の不幸は、手前の優越感を満たすためのアクセサリーくらいにしか思っていない。

しかし、根本的な実力が伴っていないため、理詰めで追い込まれたり論破されてしまうことの方が多いが、
それでも、サロンの仲間と結託して、都合の悪い異論を徹底して排除するので、狭い世界の中では『貴族』や『お姫様』のように振る舞うことが出来る。

だが、その実態は、用事もないのに病院の待合室に屯するボケ老人の『井戸端会議』程度のものである。




【卑屈、被害妄想が強い】

基本的にプライドが高い陰謀論者は、実力以上に自己を過大評価しているため、過酷な現実に対する耐性がない。

プライドが高いが卑屈という二面性は、何ら矛盾するものではない。

陰謀論者は『ルサンチマン』なのである。

そのため「自分が成功できないのは○○のせいだ!」「○○は悪いことをして利益を得ているに違いない!」と決めつけ、
自分のコンプレックスを刺激する皇族、大臣、高官、受勲者、芸能人、作家、お金持ちなど『現実世界における成功者』を敵視し、その粗探しに血道を上げる。

陰謀論者は、常に不満を感じて鬱屈しているため、常に攻撃する対象『敵』を探している。




【ミーハー】

皇族や大臣、高官、受勲者、芸能人、作家、お金持ちなど『現実世界の成功者』を妬む一方で、社会的地位や勲章に対する憧れも捨てきれていないため、
そういった方々に声をかけてもらったり、何らかの形でコネを持つ機会があると、その真偽はどうあれ、自分も偉くなったかのように錯覚する、典型的な『俗物』でもある。

家系や門地に対する憧れも強く、平民には興味がない。

セレブや社会的地位の高い人々の私生活に対する関心も強く、その秘密を誰かと共有することも『ステータス・シンボル』になっている。

しかし、その対象は誰もが知っているような有名人じゃなければ意味がないため、その知識は、どうしても浅薄なものになりがちである。




【怠け者】

陰謀論者が、現実世界で成功できない最大の理由。

自分を肯定してくれる存在、傷の舐め合いをする仲間と都合の良い敵以外は必要とせず、
天下国家や時事問題などのニュースの話題についても、汗を流してまで調べようとは思っていない。

情報に対する『リテラシー』がないのである。

明らかに論理的に破綻している『トンデモ説』であっても、その真偽を自分で調べて確かめるなんてことはしない。

「海外では~」とか、何かと『出羽守(※でわのかみ)』になりがちだが、実際にその場所に足を運んで確かめたこともなければ、
おそ松くん (※おそ松さん) の『イヤミ』程度の「おフランスでは~」である。

日本は、海外の学術論文なんかも日本語に翻訳されており、
大学や図書館、インターネットなどを通じて誰もが知識に触れることができ、たとえ英語が分からなくてもノーベル賞を受賞できるくらいに世界でも稀に見る『恵まれた国』であるが、
怠惰で自堕落な陰謀論者は、勉強や知的権威に対するアレルギーが強いため、そういったところに足を運ぶことはなく、世迷い言をたれることしかしない。





陰謀論の顧客は、
新興宗教の信者と重なる。

陰謀論を主張するサイトや動画が収益を獲る方法は、新興宗教が信者を獲得する手段と全く同じであります。


信者 = 信+者 =

様々な陰謀論がネット上に氾濫しているのも、それが儲かるからです(笑)。

ルサンチマンの論理に迎合し、それを全肯定すれば、そのサイトや動画はアクセス数が増えて広告収入を得ることが出来ますし (※あまり悪質だと運営が判断した場合は、広告収入が得られなくなるため、そのギリギリを攻める)
これほど元手の掛からない『貧困ビジネス』はないでしょう(笑)。


しかし、陰謀論者は、自分達が『食い物』にされている自覚はなく、
真っ当に生きている人々に対して根拠なく憤っているわけです。