中国古代の養生法をご紹介します。
やり方は師傳によって多少異なることもありますが、ここでは私が昔習った方法を。
(ご病気や体調不良等の方は、医師に相談されてからがいいと思います)
靈剣子は道家の養生家、許遜(239~374年)の道号です。伝説によると、靈剣子は最後に真人となり、天に昇ったと言われています。明時代の高濂は靈剣子の養生引導術を「遵生八箋」の中に収めました。
両手で挟むように頭を抱きます。そのまま頭を回したり、上げたり、下げたりします。脇や背中や肺臓の病気を癒したり、脈絡を順調にする効能があると言われています。
次に両手を組んで頭の後ろに置き、上半身を左右にゆっくりと揺れ動かします。10回程優しく行います。 関節の痛みや肺臓の長引く病気を癒すと言われています。
*呼吸をする時に次のように行いますと、効果がさらに期待できます。
①息を吸う時は、鼻から吸った「清らかな気」が全身に広がるようにイメージします。
②息を吐く時は、「濁った気」を口から吐ききるようにイメージします。