ごーいんぐまいうぇい! -5ページ目

ごーいんぐまいうぇい!

ふらりふらりと気の向くままに。日々迷走。ときどき暴走。とある自転車乗りのひとりごと。

8月30日。

北海道で迎える3回目の朝。

 

この日は裏々そらちと称し、けーすけさん他地元ライダーとゆるポタしようの会。

なお、予定ルートや目的地、走行距離についてはゲスト陣には知らされていない。

これは油断してるととんでもないルート走らされて死にそうになるやつでは?と若干警戒しつつ、とりあえずこの日一緒に走るメンバーと挨拶。

去年も使用したIP無線を装着し、いざ走行開始。

 

走りだしてまず向かうのは、何はともあれボトルに飲み物くらい入れておきたいよねということでセイコーマートin北海道大学。

なんか、やけにオシャレっぽい雰囲気なんですが。

 

北海道大学の広さについてはうわさに聞く程度には知っていたが、実際敷地内を走ってみると本州とのスケールの違いを感じた。

主に道路が広い。

 

大学敷地を抜けてからは新川沿いを石狩湾に向かって走る。

このあたりの川沿いの道ひとつとっても、地元民の持つオススメルート情報は旅行者である我々にとって非常にありがたい。

教えてもらえなければ知らずに終わるような快走路を知ることができるというのも、遠征先の友人と一緒に走る楽しみの一つだ。

 

新川沿いをしばらく走り、前田森林公園に入る。

オススメのフォトスポットがあるとのことだが、公園内に入って直後

 

ponic 「写真撮りたいので止まりまーす」

 

いきなり進行を阻害してすみませんでした。

でもどうしてもここで写真撮りたかったんです…

 

というわけで突然始まる愛車撮影会。

 

そして躊躇なく地に這うローアングラー。

 

この後も公園内の各ポイントで撮影会が始まったわけだが、前田森林公園、撮れ高高い。

 

公園を離脱後は、小樽方面へ。

なにやらオススメのランチスポットがあるらしい。

 

というわけでやってきたのは銭函ベース

キャンピングトレーラーを改装したカフェで、テラス席からは海を眺めることもできる。

 

メニューも思いのほかボリュームがあるうえにこれまた飯テロ力が高い。

 

さらに、銭函ベースから少し先の「KAKOME」でかき氷を食べる。

なおKAMOMEは夏季限定営業で、この日はたまたま2019年最終営業日だったらしい。

 

そして今度は砂浜で始まる自転車撮影会。

 

距離的にはここまで30㎞も走っておらず、自転車に乗っているよりも観光の時間の時間の方が長いくらいなのだが、そうしないともったいないと思うくらい景色にランチ、デザートと非常に満足度が高い。

 

さて、行程としてはここで折り返し。

 

往路とは違い少々のアップダウンがあるルートで、体力のあり余った大きい子供たちが嬉々としてはしゃぎ始める。

徐々に巡航速度が上がり始めたころに、無線が入った。

BOOBYさんとけーすけさん、千切れたのでショートカットしますのお知らせ。

 

去年に続き、今年も後半からサバイバルモードである。

 

その後もペースは落ち着くことなくショートカット組との合流ポイントである五天山公園へ。

ここで小休憩をはさみ、市街地へと戻る。

 

で、市街地へ向かっての走行中のまさやんさん、

「とうきびが食いたいです」

との発言があったため、大通り公園でとうきびタイム。

 

ほんと食ってばっかだなこのライド…。

 

とうきび欲も満たしたところで、あとはけーすけさん宅へ戻るのみ。

市街地内は3人程度のグループに分かれて走っていたわけだが、ここでまたBOOBYさんから無線に連絡が入った。

「BOOBY、迷子です…」

ど う し て そ う な っ た 。

 

今年も迷子属性を存分に発揮したBOOBYさんを無線で誘導しつつ、全員が無事帰着して裏々そらちは終了。

 

いよいよ翌日はそらちグルメフォンドはじめての試み、「裏そらち」の公式開催と「ハイパーエキセントリックライド」が開催される。

 

走行ログ:Strava

8月29日。 

起床は6時。 

朝食は補給用のプロテインバーで済ませ、出発のための荷造りをする。 

幸い、昨日雨に濡れたウェアはすべて乾いているし、外を見てみても霧雨っぽくはあるが昨日ほどの雨ではない。 

前日、ずぶ濡れの状態にもかかわらず快く迎え入れてくれた宿のオーナー夫妻にお礼を伝え、いざ3日目。 

 

この日は予定通り旭川を経由して札幌まで。 

距離にして170㎞程度だが、北海道補正があれば途中で観光を挟んだことろで10時間もあれば走れてしまうような距離だ。 

 

まずは旭川を目指す。 

せっかく美瑛に泊まったのだし、できることならば青い池も見に行きたい気持ちもあったのだが、天気も良くない上に少々登るルートとなるので今回は見送り。 

天気がよければ最高であろう美瑛の丘を横目に、そこそこのペースで快走する。 

 

旭川市内には1時間程度で到着だ。 

さすが北海道、30㎞/hで1時間走れば30㎞進む。 

この快走感ばかりは本州では得難い。 

意識して休憩しないと走りっぱなしになるということでもあるんだが。 

 

さて、美瑛から札幌であれば根室本線沿いに滝川に出るのが最短ルートではあるものの、なぜわざわざ旭川に寄ったのかという理由がこちら。 

 

そう、神居古潭。 

ぶっちゃけ周囲には何もないし、目立って凄いものがあるわけでもないのだが、「うしおととら」を読んだことがある人ならわかってもらえると思う。 

ここが作中でのストーリーにおける重要地点であることが。 

というわけで観光というよりは聖地巡礼的な感じではあるが、ここも昨年訪れようとしたものの雨により断念した場所。 

今年も残念ながら青空の下というわけでもないし、なんなら近くを流れる川は茶色い濁流と化しているが気にしない。 

天気が悪い日は悪い日なりに楽しめる雰囲気もあるんです。 

 

ちなみに神居古潭の旧駅舎前にサイクリングロードが通っているのは訪れて初めて知ったのだが、後々ここを走った友人から話を聞くと、わりと荒れた路面なのでロードバイクにはあまりオススメはしないとのこと。 

こうなってくるとツーリング特化のグラベルロードも欲しくなってくるなぁなどと思わないでもないが、そちらの沼は深そうなのでまだ踏み込まないでおこう。 

 

神居古潭の雰囲気を満喫したら、このあとは途中観光地も設定していないので札幌を目指すのみ。 

 

とはいえ、せっかく長い休みを取ってきたのにただ走ってるだけではもったいないので、道の駅を見つけては積極的に休憩をとる。 

道の駅田園の里うりゅう では雨竜米アイスを食し 

(お米の食感がわりとしっかり残ってて普通のアイスと違った甘味があっておいしかった) 

 

その先の道の駅つるぬま では昼食にと冷やしラーメンを食す。 

(冷やし中華っぽいけどそうじゃない冷やしラーメン、好きです) 

 

辛くない強度で走り、積極的に食事休憩をとる。 

なんて健全なライドだろうか。 

普段からこういうのやりたい... 

 

さて、残り距離が70㎞程度になった時点で、時刻はまだ13時前。 

予定よりもかなり早い。 

下り基調なうえに信号もないからとちょっとはしゃぎすぎた感も否めないが、無理してるわけでもないしなにより早く着けばそれだけ遊べる時間が長くなるし悪いこと何もないよねってことで特に気にせず先を目指す。 

とはいえ、この日泊まるのは昨年もお世話になったけーすけさん宅。 

あまり早く到着してもアレなので、適当に時間をつぶす算段を立てる。 

 

幸い、札幌に向かう途中の当別町は石狩太美駅近くには普段コーヒー豆を通販で購入しているカフェがある。 

というわけで、Coffee Sanaticへ。 

 

ここに来るのは前年に続き2度目。 

昨年はなかったバイクラックが設置されていたため遠慮なく利用させてもらい、店内へ。 

2度目なのに、ホームのような安心感。 

 

さすがに前回訪れたのは1年以上前だしオーナーもまさか自分のことなど覚えてないだろうと思い、さらっと挨拶してとりあえず顔面の汗と塩を流そうとお手洗いを借りて席に戻る。 

で、オーナーの第一声。 

「あの...もしかしてponicさんですか?去年も来てくれましたよね?」 

TwitterのアカウントバレてらHAHAHA。 

 

なお、オーナーも旦那さんも程度の差はあれど自転車に乗る方なので、お近くの自転車乗り各位は行ってみると話が弾むかもしれない。 

ちなみにここでの会話一部抜粋。 

 

私「バイクラック設置したんですね、自転車乗りとしてはめちゃくちゃありがたいです。」 

オーナー「旦那の協力で置いてみたんですが、自転車乗りの方、来てくれますかね?」 

私「大丈夫です。自転車乗りはだいたいバイクラックあるお店に吸い込まれていく生き物なので!!(ドヤ」 

 

いや、あながち間違ってもない認識だ思う。 

あれば行ってみようかってなるでしょ? 

 

とまぁ、そんな感じでオーナーと談笑しつつ和やかにカフェタイムを過ごし、ほどほどにいい時間になったので再び札幌へ向かい移動開始。 

 

17時には札幌駅近くのスーパー銭湯に到着。 

ここで汗を流して着替えてついでに食事も済ませ、さらに近くのコインランドリーでウェアその他を洗濯するというのが昨年確立した黄金ルート。 

温泉の近くにコインランドリーはマジで神だと思うんだ。 

 

洗濯待ちの時間に自転車の軽い整備も済ませていざ、けーすけさん宅へ。 

 

けーすけさん宅にはすでにつむりんこと、神楽坂つむりさんがいたが、なにやら慌ただしい雰囲気。 

その理由が 

「ペダルがSpeedPlayなのに間違えてクリート付いてない新品のシューズ持ってきちゃった上にSPDしか対応してない...」 

いや、何やってんですかw 

 

まぁないものは仕方ないということで現地調達に向かうつむりんとけーすけさんを見送り、私はお留守番。 

 

とまぁそんなトラブルもありつつも、つむりんは無事SPDペダルとクリートを調達して帰還し、昨年も一緒に走ったBOOBYさん、まさやんさん、ぢろうさんも合流。 

さぁせっかくだし軽く飲みながら駄弁ろうぜと言ったところで、けーすけさんが持ち出してきたのがコチラ。 

「なんか差し入れ頂いちゃって…」 

って言ってますけど、差し入れでこの量って... 

本 当 に あ り が と う ご ざ い ま す 。 

 

折角のご厚意は遠慮なくいただくスタイルなので、躊躇なく食い、呑む。 

で、この唐揚げ。 

山沢仕出し店さんからの差し入れなんですが。 

もうね、でかいしうまい。(圧倒的語彙力不足 

今回差し入れしてくださったのがノーマルの味付けと味噌で味付けしたものだったわけだが、個人的には味噌バージョンがめちゃくちゃ美味かった。 

当然味が濃くなるのは想像に難くないわけだが、しつこくない味の濃さ。 

これ、自分で出そうと思うと意外と難しかったりするんですよ。マジで。 

 

あと、わりと衝撃的だったのが昆布焼酎。 

いや、昆布と焼酎って何。 

でもなんだかんだ言ってちょっと風味付けた焼酎なんでしょ。 

 

と、思ってました。 

 

なにこれ。めっちゃ昆布。なのに焼酎。 

味覚の処理能力が混乱してる。 

 

さらにはイクラ。 

の、アイマスク。 

ど う し て コ レ を 差 し 入 れ よ う と 思 っ た 。 

 

結果、大好評でした。 

 

と、そんなこんなで盛り上がりつつ日付が変わったころに就寝。 

翌日は裏々そらちだ。 

 

走行ログ:Strava

起床はAM4:00。

前日まで散々フェリー内で惰眠を貪っていたこともあり、眠気はない。

 

この日早起きした理由はひとつ。

昨年食えなかったマルトマ食堂のホッキカレーを食いに行くためだ。

マルトマ食堂は苫小牧漁港で働く方向けの食堂だが、一般開放もしておりシーズンによっては観光客の方が多いこともあるほどには人気の店。

3年前にも訪れたことはあり、その際はホッキ丼を食した。そして去年意気揚々とカレーを食いに向かってみると、盆休み中という結末だった。

事前調査が甘かったとはいえ、このままでは引き下がれない。

というわけで1年の期間をおき満を持してのリベンジだ。

 

朝から皿一杯に盛られたカレー。具材はホッキ貝をはじめ、海鮮各種。

付け合わせの味噌汁には雑にホタテが放り込まれている。

これほど幸せな朝食があるだろうかいやない。(食い気味

 

朝イチから幸せを満喫し、いよいよ本格的にライドを開始する。

この日の目的地は美瑛。

昨年は最初から最後まで雨に降られた初日のライドだったが、今年はなんとかギリギリ天気は持ちそうだ。

前回のライドでは雨がつらくてろくに楽しめなかった景色を目に焼き付けつつ、気持ちよくトバす。

今年4月に営業を開始した道の駅あびらD-51ステーションや、昨年寒さに震えるしかなかった夕張メロードに立ち寄りつつ快調に進む。

 

そんな感じで占冠までは気分もペースもアゲアゲだったわけだが、道の駅自然体感しむかっぷに到着する少し前から何やら空模様が怪しくなってきた。

とりあえず道の駅で飯を食いつつ雨雲レーダーを確認すると、ピンポイントで雨雲が。

予定よりはいいペースで走れていることもあり、時間的な余裕はあったのでここで少し長めの休憩をとり雨をやり過ごすことに。

のんびり過ごすこと30分。

雨は止んだ。路面は濡れているが、さすがに乾くまで待っているわけにもいかないので多少の水濡れは覚悟して再び走り出す。

雨雲を見送った甲斐あって富良野まではパラパラと降られることはあったものの体が冷えるほどの雨には当たらずに進めたが、富良野市街でコンビニ休憩しているうちに再び強めの雨が。

残り距離と所要時間を鑑みて、撥水ウインドブレーカーを着込んで走る判断をとる。

なに、多少濡れたところで身体さえ冷えなければどうということはない。

 

と、思っていたころがぼくにもありました。

どんだけ踏もうが回そうが、寒いものは寒い。

 

確か1年前もこんな感じのライドをしてたような気がするなぁなどと美化されつつあった記憶をたどりつつも先を目指す。

そして雨の中を走ること2時間半。

無事、美瑛の宿に到着。

今回宿泊したのは、旅の宿 陽だまり

手作り感が溢れる雰囲気のいい内装で、オーナーご夫妻も気さくな方でとても居心地のいい宿だった。

 

市街地から少々離れているうえに、雨もやむ気配がなかったのでこの日はカップ麺を夕食とし、就寝。

翌日はこれまた去年のリベンジ、神居古潭を目指す。

 

走行ログ:Strava

どうもご無沙汰です。ぽにです。

今回は北海道遠征記。

日程もさることながら、内容についても過去最高濃度になる見込みなので、お時間のある際にのんびりとお付き合いいただければ幸いです。

 

 

さて、ここ3年ほどで恒例となった北海道遠征。

今年の日程は8/26~9/4の10日間。

苫小牧への往復は大洗発のフェリーを利用するため現地に居るのは8日間だが、過去最長の遠征期間だ。

今年は昨年できなかったことをしよう。

そう心に決めて、8/26の夜。自宅を出発し、大洗港を目指す。

 

大洗までのアクセスについては東京から大洗港直通のバスもあるし、もちろん電車輪行でもよいのだが、今年はそれほど積極的に走り回っているわけではないのでド平坦と言えども大洗までの120㎞を走って体をロングライドモードに切り替えておこうという判断での自走移動だ。

大洗までの道のりは国道6号ベース。

広い幹線道路をそこそこのハイペースで流す。

つい最近サドルとポジションを変更したせいかイマイチちゃんと回せている感覚はないが、まぁそのうち馴染むだろうという楽観的判断で先を目指す。

この日は気温もそれほど高くはなく、比較的走りやすい。

とはいえまだ8月。それなりに汗はかくし、強度を上げて走れば腹も減るので途中2回ほどコンビニ休憩を挟む。

これといって特筆することもなく、日付が変わる前にはフェリーターミナルに到着。

124kmを5時間50分。都市部の信号峠があったことを鑑みれば悪くはない数字だ。

フェリーに搭乗し、浴場で汗を流してからデッキで出港を待つ。

AM1:45。定刻通り、船は北海道苫小牧へ向けて出発した。

 

今回乗ったのは、さんふらわあ だいせつ。

商船三井フェリーの中では古い部類に入る船で、食堂施設はないため、持ち込みまたは自販機での食事調達となる。

このあたりについては以前利用した際に把握していたので、ホットスナックの自販機で適当なメニューを買って腹に流し込み割り当てられたベッドに戻る。

 

船内WiFiもないうえにそもそも陸からの電波も届くかどうかという環境なので、荷物に余裕のある人は暇をつぶせる何かを持ち込むことをオススメする。

さて、ここから19時間は寝て起きて電波が入ればツイッターを眺めての繰り返し。

あれやこれやと情報量の多いこのご時世、ひたすら何も考えずゴロゴロするのも悪くない。

翌夕方の空がきれいだったので、日没を見にデッキに出た以外は本当にひたすらロビーかベッドでのんびりしていた。

 

そんな時間を過ごしつつも、フェリーは定刻通りに苫小牧港へ入港。

1年ぶりの北海道だ。

当初の予定では初日は野営をするつもりだったが、ここ最近の熊の目撃情報の多さから急遽苫小牧駅近くのビジネスホテルを確保。

この判断が結果的には翌日のスケジュールに恩恵をもたらすことになる。

 

ともあれ、チェックインしたら晩飯を求めて近くの居酒屋へ。

今回入ったのは苫小牧新鮮魚市場

アルコールメニューの中に国稀 鬼殺しを見つけ、即座に注文する。

国稀は増毛の酒造で、私が北海道に始めて来て呑んだのがここの本醸造だった。

魚にとても合う旨い酒で、北海道に来ると国稀の酒は必ず飲んでいる。

公式通販もあるので、興味のある方はぜひ呑んでみてほしい。

とりあえずお酒を注文してから食事メニューに目を通していると、時鮭(トキシラズ)の文字が。

一般的に鮭の旬は秋だが、時鮭は初夏頃に獲れる。非常に脂がのっており旨みが強いのが特徴だ。

これはぜひ食っておくしかない。

刺身で注文し、ついでにじゃがバターもお願いしておく。

 

美味い以外の感想が出てくるわけがなかった。

そんな感じで到着早々に北海道の食を満喫し、ホテルに戻って就寝。

翌日から本格的な北海道ツーリングが始まる。

 

走行ログ:Strava

思い立ったが吉日人生。

ノリと勢いは大切にね。

 

というわけで、5月に山口に行ってきた記録です。

 

5月末、事実上の3連休にも関わらず、関東の天気は雨予報。

それなら雨降ってないところに行こう!

そんなわけで山口行きを決めたのは休み2日前。

 

とりあえず山口宇部行きの飛行機を確保し、走行プランをザックリ検討する。

とはいえ、以前から山口は走りたいと思っていた土地なのでルート自体はすでに構築済み。

つまり、必要なのは現地の宿と飯情報のみ。

装備はいつものロングライドキットを自転車に乗せれば完成だ。

いつでも走りに出られる準備が整っていると今回みたいな思い付きでも即座に行動できる。用途ごとの定番装備は作っておいて損はない。

まさに備えあれば患いなし。

 

そんな感じで準備もそこそこに、仕事が終わって帰宅即羽田へ。

現地への移動は休日前日にが鉄則だ。限られた休日は有効に。

なお、私は国内線での飛行機輪行しかしたことはないが、国内であれば通常の輪行袋でも問題ないというのが個人的な意見。

まぁそれほどお高い自転車じゃないので多少雑に扱ってもいいというのもあるが。

 

さて、空の旅を楽しむこと1時間。

山口宇部空港に到着したのは21時過ぎで、この日は早々にホテルにチェックインして就寝。

 

 

起床は6時。

朝食は適当に済ませ、とりあえず秋吉台へと向かって走り出す。

なお、山口には2015年の佐世保行きライドの際に訪れてはいるものの、秋吉台は小学生のころ依頼なので実に18年ぶり。

当時は旅行自体が楽しかったため景色なんて意識もしてなかったわけだが、歳くうとモノの見方も変わるわけでして。

何もない大地をわざわざ見に行くなんて当時は考えもしなかっただろう。

 

山口宇部の市街地から秋吉台へは約40㎞。

市街地を抜けてしまえば、平日でも交通量はそれほど多くないうえに、途中から山口秋吉台自転車道に合流することもできるので走行時のストレスはほぼ皆無。

路面も比較的キレイで非常に走りやすかった。

 

一応走行ルートは決めていたものの、楽しそうな道があれば即座に予定ルートを外れて勘の示すままに走る。

最初から最後まで予定をキッチリ決めるよりも、その場のノリで行動を変える旅行の方が個人的には好みではある。

付き合わされる人はまぁ、頑張って。

 

そんなわけで2時間も走れば秋吉台に到着。

平日である上に売店も開いてないような時間なので、観光客は皆無。

絶景を独り占めだ。

 

景色を楽しみつつのんびりと秋吉台を抜け、次に向かう先は長門・千畳敷。

秋吉台では薄曇りだったものの、山陰側に抜けるころには青空が。

 

5月とは思えぬ日差しと気温だが、風が乾いているため消耗するような暑さではなく、むしろ心地よい。

千畳敷に至る坂をインナーローでのんびり攻略し、眼前に広がるこの景色。

最高以外の感想が出てこなかった。

 

休憩もかねて小一時間ほど千畳敷で過ごし、再び走り出す。

次の目的地は角島大橋だ。

絶景地として有名な場所だが、これまで訪れたことはなかったので期待値はマシマシ。

ましてや天気がいいともなれば最高の景色が見られるだろうとひたすらハードルを上げて向かったわけだが、実際に目にしたのはその期待すらをも上回るものだった。

 

正直、自分の写真の腕ではこの感動をお伝えしきれないのでぜひ天気のいい日に現地へ行ってみてほしい。

語彙力が吹っ飛ぶほどの景色を見ることができるはずだ。

 

なお、山口県もサイクルツーリズムについてそこそこ理解のある県で、角島大橋横の売店にはサイクルラックが設置され、売店の店員さんに声をかければフロアポンプを借りることもできた。

都市部と比べて補給ポイントが少ないのが少々難点ではあるが、それを補って余りある魅力があった。

角島大橋でひとしきり景色を堪能した後は、少し離れた道の駅北浦街道ほうほくでおやつ休憩。角島産のいちごをテラスで頬張る。

 

さて、ここから先は下関を目指すのみ。

徐々に交通量が増えてきた道を快走していると「パシュン」という音。

久々にやらかした。

 

たまたま近くにコンビニがあったため、駐車場でパンク修理をする。

ちなみに今回はわりと派手にタイヤサイドが裂かれていた。

 

タイヤブートも持ってはいるが、今回は一つの実験として予備チューブをまとめている養生テープをタイヤ裏から貼って対処してみた。

この処置で更に180㎞走行してもトラブルはなかったので、サイドカットの応急処置として有効だという結果を得られた。今後は1Dayライド程度ならタイヤブート必要ないかもしれない。

 

しかし、MICHELIN Power All Seasonにしてから妙にタイヤサイドのトラブルが多い。

以前もパンクまでは至らなかったものの、走行後の点検でタイヤサイドからチューブが\コンニチハ/していたこともあった。

Power ASの前に使っていたPro4ではグラベルを走ってもタイヤサイドのトラブルは一度もなかったことを考えると、Powerはサイドが若干弱くなってしまったのかも知れないという印象だ。あくまでも個人的な感覚ではあるが。

 

そんなトラブルもありつつも、17時には下関の宿に到着。

チェックインとウェアの洗濯を済ませ、夕食を求めて市街地に繰り出す。

 

今回の飯処は、下関駅近くの居酒屋 三枡。

地元の常連さんが多い店はほぼハズレがない。

 

ふぐ・あじetcの海鮮と酒を楽しみ、ほどよく酔いが回ったところで撤収。

ホテルへ戻ってベッドに沈みこんだ。

 

 

 

さて、そんなわけで思い付きで山口西部を走り回ってきたわけですが、思ってた以上に満足度が高い。

170㎞程度の距離で観光名所を詰め込んでみても余裕をもって走れる程度には難易度が低いうえに交通量もそれほど多くなく路面もキレイで走りやすい。

山口県、もっと自転車誘致を前面に推してみてもいいんじゃないでしょか。

ぼくは推すぞ。

 

走行ログ:Strava