北海道遠征記 その2 ~苫小牧→美瑛~ | ごーいんぐまいうぇい!

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ふらりふらりと気の向くままに。日々迷走。ときどき暴走。とある自転車乗りのひとりごと。

起床はAM4:00。

前日まで散々フェリー内で惰眠を貪っていたこともあり、眠気はない。

 

この日早起きした理由はひとつ。

昨年食えなかったマルトマ食堂のホッキカレーを食いに行くためだ。

マルトマ食堂は苫小牧漁港で働く方向けの食堂だが、一般開放もしておりシーズンによっては観光客の方が多いこともあるほどには人気の店。

3年前にも訪れたことはあり、その際はホッキ丼を食した。そして去年意気揚々とカレーを食いに向かってみると、盆休み中という結末だった。

事前調査が甘かったとはいえ、このままでは引き下がれない。

というわけで1年の期間をおき満を持してのリベンジだ。

 

朝から皿一杯に盛られたカレー。具材はホッキ貝をはじめ、海鮮各種。

付け合わせの味噌汁には雑にホタテが放り込まれている。

これほど幸せな朝食があるだろうかいやない。(食い気味

 

朝イチから幸せを満喫し、いよいよ本格的にライドを開始する。

この日の目的地は美瑛。

昨年は最初から最後まで雨に降られた初日のライドだったが、今年はなんとかギリギリ天気は持ちそうだ。

前回のライドでは雨がつらくてろくに楽しめなかった景色を目に焼き付けつつ、気持ちよくトバす。

今年4月に営業を開始した道の駅あびらD-51ステーションや、昨年寒さに震えるしかなかった夕張メロードに立ち寄りつつ快調に進む。

 

そんな感じで占冠までは気分もペースもアゲアゲだったわけだが、道の駅自然体感しむかっぷに到着する少し前から何やら空模様が怪しくなってきた。

とりあえず道の駅で飯を食いつつ雨雲レーダーを確認すると、ピンポイントで雨雲が。

予定よりはいいペースで走れていることもあり、時間的な余裕はあったのでここで少し長めの休憩をとり雨をやり過ごすことに。

のんびり過ごすこと30分。

雨は止んだ。路面は濡れているが、さすがに乾くまで待っているわけにもいかないので多少の水濡れは覚悟して再び走り出す。

雨雲を見送った甲斐あって富良野まではパラパラと降られることはあったものの体が冷えるほどの雨には当たらずに進めたが、富良野市街でコンビニ休憩しているうちに再び強めの雨が。

残り距離と所要時間を鑑みて、撥水ウインドブレーカーを着込んで走る判断をとる。

なに、多少濡れたところで身体さえ冷えなければどうということはない。

 

と、思っていたころがぼくにもありました。

どんだけ踏もうが回そうが、寒いものは寒い。

 

確か1年前もこんな感じのライドをしてたような気がするなぁなどと美化されつつあった記憶をたどりつつも先を目指す。

そして雨の中を走ること2時間半。

無事、美瑛の宿に到着。

今回宿泊したのは、旅の宿 陽だまり

手作り感が溢れる雰囲気のいい内装で、オーナーご夫妻も気さくな方でとても居心地のいい宿だった。

 

市街地から少々離れているうえに、雨もやむ気配がなかったのでこの日はカップ麺を夕食とし、就寝。

翌日はこれまた去年のリベンジ、神居古潭を目指す。

 

走行ログ:Strava