
2023年2月予定
2月12日(日)
『アイドル十戒 新たなる支配者其の六』
場所:アワーズルーム 開演:19:00
料金:¥1500(drink代別)
出演:竹内義和 しばりやトーマス
2023年の開始を祝うアイドルニュース他の話題
2月15日(水)
『旧シネマパラダイス』
会場:アワーズルーム
開演:20:00
料金:¥1000(1drink込)
解説:しばりやトーマス
カルトを研究する若人の会。今月はアカデミー賞ノミネート、ミシェル・ヨー主演のSFアクション『シルバーホーク』。仮面ライダーも真っ青のバイクアクション!パンダを救え!
2月17日(金)
『スーパーヒーロートーク』
場所:なんば紅鶴
開場:19:30
料金:¥1000(1drink別)
出演:にしね・ザ・タイガー ソエジマ隊員 しばりやトーマス
寒波吹きすさぶ2月を吹っ飛ばすヒーロートーク
2月21日(火)
『キネマサロン肥後橋』
会場:アワーズルーム
開演:19:30 ¥1000(1drink込)
解説:しばりやトーマス
深夜の映画番組みたいな企画。バカ映画の巨匠、河崎実監督の巨人映画『大怪獣モノ』を徹底解析!世間もあきれる驚天動地大決戦を観よ!
2月24日(金)
『僕の宗教へようこそ第一五九教義~土曜ロードショー第三六幕』
場所:なんば白鯨
開演:19:00
料金:¥1500(1drink付)
出演:しばりやトーマス アシスタント・トモ
発表前(3月12日)のアカデミー賞&ラジー賞予想と去年の金曜ロードショー特集
最低?最高?ラジーとアカデミー、同時ノミネートした『ブロンド』の真実
第95回アカデミー賞のノミネートが発表。オスカーの本命とも言われている『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多11ノミネート。ここれとスピルバーグの自伝映画『フェイブルマンズ』、マーティン・マクドナーの『イニシェリン島の精霊』が主要部門を争う。期待されたインドの『RRR』は主題歌賞のみとなった。
そして前日にはサイテー映画を決めるラジー賞のノミネートも発表。注目はネットフリックスで配信中のマリリン・モンローの人生を描いた『ブロンド』が最多8部門ノミネートを果たしたこと。『ブロンド』は配信されると同時に「醜悪な見世物」として批評筋からボロクソの扱いを受けている。
この『ブロンド』は何がそんなにひどいのか?映画は作家ジョイス・キャロル・オーツが2000年に発表したフィクション『ブロンド-マリリン・モンローの生涯』を原作に『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』などで知られるアンドリュー・ドミニク監督が原作にない部分を想像で補った意欲作だ。
幼い少女ノーマ・ジーン(モンローの本名)はシングルマザーの母親に育てられる。母親はハリウッドの業界人が父親だと娘に写真を見せる。だが夫は彼女がノーマを妊娠すると去って行った。精神が不安定になった母親は寝間着で娘を車に乗せて飛び出したり、浴槽で娘を溺れさせようとするネグレクトを繰り返す。隣家の住人に助けを求めたノーマは救われるが、母親は精神病院入りしたため、施設に送られる。
「パパがいつか迎えに来てくれるから」という母親の言葉を信じ続けたノーマの元に父は現れず、母親からの虐待と父への想いはノーマにとって最大のトラウマとなり、彼女の人生を苦しめ続ける。
ピンナップ・ガールとして人気が爆発したノーマは芸名マリリン・モンローとしてハリウッド入り。しかし映画会社の重役らに打ち合わせと称して性的搾取される日々。『ノックは無用』の大ヒットで人気女優としてブレイクした彼女はさらにハリウッドの男たちに搾取され続ける。
『ブロンド』ではアルマス演じるモンローが虐待と性的搾取のダブルパンチに打ちのめされ続ける様を3時間(!)もかけて延々と映し続ける。最初の相手はキャスことチャールズ・チャップリン・ジュニアとエディことエドワード・G・ロビンソン・ジュニア。キャスとエディは自分たちを「ふたご座」と呼ぶほど親密で偉大な父親の影に悩まされ続け、父親不在の人生を嘆き、父親の記憶もないモンローと意気投合。決して裏切らない誓いを立て、3Pに興じる。
やがてモンローはキャスの子供を身ごもるが、仕事とバッティングしたことでモンローは映画出演を断って出産しようとするが、精神に不安定なものがある母親の病気が遺伝することを恐れたモンローは中絶する。このことでキャスらと別れたモンローの元に父親を名乗る人間からの手紙が届くように。
メジャー・リーガーのジョー・ディマジオと交際、やがて結婚するがハリウッドからセックス・シンボルとして扱われることや、キャスとエディからピンナップ・ガール時代のヌード写真の買い取りを迫られたディマジオはモンローに暴力を振るう。『七年目の浮気』で有名な地下鉄の排気口に立ち、スカートがめくれ上がるシーンの公開撮影に数百人の観衆が下品な歓声を挙げるのを目の当たりにしたディマジオに殴打され、離婚。その後舞台演劇に活路を見出すモンローは劇作家のアーサー・ミラーと結婚し妊娠するが、信頼していたミラーが二人の会話をタイプして自作のアイデアとして使っていたことに不信を抱き、浜辺で転倒し流産。『お熱いのがお好き』で映画界に復帰するも巨匠ビリー・ワイルダーと衝突し、不安定さが治らないモンローは鎮静剤を撃ちながら撮影を続ける。
この映画がひどいのは事実と想像の部分をごちゃまぜにしているところ、というかほとんどが監督であるアンドリュー・ドミニクの妄想だ。オーツの「原作」もひどい内容と酷評されているのに、映画『ブロンド』はもっとひどい!母親が精神的に不安定であったとか、ディマジオに暴力を受けていたなどは真実だが、キャスやエディと3Pしたとか、父親を名乗る人間から手紙が来たとかいう事実は確認されていない。
この後モンローはケネディ大統領の愛人になる。モンローとケネディの関係はよく知られた話だが、どこまで親密だったかは今も議論が絶えない。一夜だけの関係だったという説もある。『ブロンド』では大統領の都合のいい下半身だけの関係として扱われていて、ケネディが執務室で電話を掛けながらモンローにオーラルセックスを要求するのだが、お前見たんか!これドミニクの完全な妄想だから!
モンローが最後に死ぬところではキャスの遺言が届き、彼が父親の名を騙って手紙を出していたということが発覚するに至っては醜悪さもここに極まれり、である。
ここにはモンローの真実はほとんどなく、アンドリュー・ドミニクのモンローを哀れな被害者として永遠に記憶させておきたい、という邪悪な意思があるだけである。今時、女優を引ん剝いて虐待される様を3時間も見せつけるなんて、まともではない。ブラッド・ピットも(この映画、ピットのプランBが製作している)これになぜOKを出した!?
ラジー賞で最多ノミネートされながらもアカデミー賞ではモンロー役を演じたアナ・デ・アルマスが主演女優賞ノミネート。評価はサイテーだけど完全にモンローになり切ったアルマスの演技だけは絶賛されている。映画はサイテーだけどあなたの演技はサイコーです!ってそれ褒めてないだろ!
特撮ファン向けと舐めてた作品が傑作でした『グッドモーニング、眠れる獅子』
『グッドモーニング、眠れる獅子』は平成仮面ライダーシリーズなどでヒーローの「中の人」を演じ続け「ミスター仮面ライダー」の異名を持つでスーツアクター、高岩成二が仮面を被らずに主演を演じた初めての作品。高岩の役どころは普段は売れないアイドルの冴えないマネージャー、しかしその正体は凄腕の元傭兵という「舐めてた相手が殺人マシーンでした」系映画だ。
ブロンソンの『狼よさらば』、スタローンの『ランボー』、セガールの『沈黙の戦艦』、ニーソンの『96時間』、デンゼルの『イコライザー』、キアヌの『ジョン・ウィック』・・・「舐めてた相手が殺人マシーン」でした系映画はアクション映画の系譜として結構な歴史がある。この手の映画に日本から挑戦状が叩きつけられた!そして本作には同系列の映画にない新たな魅力がある。ユーモアだ。
九條和真(高岩)は50を過ぎた芸能プロのマネージャーで、仕事ぶりは熱心だが担当している売れないアイドルの玲実(渡邊美穂)からは邪険に扱われる日々。なにせ九條は玲実のステージを盛り上げようと客席に降りてオタ芸で必死に盛り上げる!それマネージャーの仕事じゃないでしょ!高岩成二が必死にロマンスやケチャをやってるだけでもう笑えます。仮面ライダーの時はこんなことしていなかった。
玲実は本当は女優を目指しているが、その機会に恵まれずにいる。そんな彼女に大物監督・田崎山竜太郎(どっかで聞いた名前だ)の配信ドラマの主役オーディションのチャンスが舞い込む。だが彼女には欠点があった。悲しい時に泣くことができずに、笑いだしてしまうのだ。
玲実には幼いころに父親がある事情から家を出て行ってしまい、行かないで欲しいと頼む彼女に父親は「悲しい時には笑え」と言い含めた。その過去に囚われた玲実は演技でも泣けない。そんな彼女を九條は支え続ける。実はオーディションに残れたのもプロデューサーのスキャンダルを握った九條が審査にだけでも残れるよう手を回していたからだった。なぜ九條にそんなことができるのか?
九條の正体は凄腕の元傭兵で、玲実の父親は傭兵仲間だった。仲間を救うために死んだ彼から娘のことを頼むと九條は遺言を受けとっていたのだ。
玲実は街で暴れまわる半グレ集団、グリムリーパーズに目をつけられていた。トランプのカードになぞられた4人の幹部を演じるのは椿隆之、井上正大、西銘駿、佐野岳の平成仮面ライダーの主役たちで、彼らは玲実を拉致し、取り戻しに来た九條と激しい戦いを演じる。中の人VS主役俳優というドリームマッチだ!後半に展開されるアクションの一部は役者が吹き替えなしで演じており、ライダーやってる間は実現しなかった(当たり前)対決に特撮ファンならずとも手に汗握る。他にもスーツアクター関係では知られた人々が脇を固めており、特撮ファン必見の内容である以上にヒロインが過去のトラウマから解き放たれようとする、王道の展開もあり、本作は「特撮ファン向けと舐めてた作品が傑作でした」という新たなジャンルを開拓した。
これまで仮面を被って影の存在だった高岩成二が日の当たるところ(といういい方もなんだけど)に出てきたわけだが、嘘のない肉体アクションはいうまでもなく素晴らしいので、「舐めてた相手が殺人マシーンでした」の役にピッタリである。他の作品にないユーモアさがブレンドされているのもたまらない魅力。
すでに続編が決定しているとのことで、今後『狼よさらば』なみにシリーズ化していってほしいな。ってそれじゃタイトルを重ねるごとに駄作になっちゃうだろ!
高岩は元JAC。かつてJACの俳優作品が日本の劇場を舞台に暴れまわっていたように、高岩、そしてスーツアクター俳優が送るアクション映画が再び劇場で暴れまわって欲しいものだ。
まんがタイムきららMAX2023年3月号雑感
本日発売のまんがタイムきららMAX3月号、表紙はごちうさ、センターカラーは4つ。今月第3巻が発売される『ぬるめた』、今月号から新連載の『ばーがー・ふぉー・ゆー!』、スペシャルゲストの『てくてくっ!秘密リサーチ』、『ハードコア★マジック』。
他、気になる連載陣はというと・・・
新連載二回目の『ラスボスは逃げ出した▽』(しぴー)は不本意ながら魔王にされてしまった最弱少女の苦労話。人間界から魔族の立ち入りが禁止に。新作カードゲームを買えなかった魔族のみんなが号泣だぞ!魔王さまは四天王の邪龍(姉御肌)と堕天使(人の話を一切聞いてない超マイペース野郎)を伴い、調査に出かけるも魔王軍に属していない魔獣マンイーターにもてあそばれる魔王様。邪龍と堕天使はそんな魔王様を眺めつつ、次期魔王の座は自分たちのものと見に徹するのであった。助けろよ。
魔獣の一部には現魔王様があまりにふがいないので、寝首をかこうとしているのだが、四天王のひとり死神(すぐに自滅する暴走野郎)に逆襲されるのであった。そのころ四天王の一角、妖狐は邪龍のプリンをうっかり食べてしまい、魔王様の部屋のごみ箱に捨てて証拠隠滅を図ろうとしていた。
異世界ものジャンルはすでに『わいどす』が定着しているMAXだが、性癖に全振りした前者に比べてゆるふわ系のポジションで攻めている本作、長い目で見ていきたい。
単行本1巻発売中の『リリカお嬢様に振り回される!』(メイス)は前回から続きの前後編話。たまたま遊びに来ていた庶民っ子のマイちゃんに憎まれ口をたたいてしまったリリカお嬢様をついひっぱたいてしまった家政婦の永野、めっちゃ気まずくなったぞさあどうする?
すぐさま謝ろうとするもリリカお嬢様の無言のビンタが永野を襲う!親からの愛情が得られず、性格がひん曲がってしまったお嬢様、いつもならリリカお嬢様が生来の口の悪さを一切直さないところが、今回は暴力に訴えつつも(ダメでしょ!)、素直に反省するのでした。お嬢様も成長したねえ…
さて、謝罪のためマイちゃんのアパートを訪れた二人ですが、文化住宅風アパートを見て「うちより小っさくね・・・?」とまた失言しかける。でも同じ口の悪いお嬢様の小町ちゃん(『ななどなどなど』)よりはマシだよ、うん…ちなみにマイちゃんは庭に生えている苺を食っていた。野生児か?それだけでなく普段は「バッタを食べている」とのこと。今後口の悪いお嬢様と野生児の交わらない価値観が展開されそうで期待。リリカお嬢様と永野だけの話じゃ、マンネリ起こしそうだもんな。
きららMAXのやべーやつ『SAN値直葬!闇バイト』(ムクロメ)は3月、待望の第1巻発売!今回は夢の世界でクトゥルフの子、くてら(クティーラか?)につかまったバイト仲間のこよちゃんを救うべく、パインアメ、じゃなかったアメンパイン店長の力を借りて金に取りつかれた主人公、あかりが走る!現ナマを手に!
無事くてらを退却させたものの、金に目がくらんだあかりはひたすら夢の世界をさまよい続けるのだった。主人公あかりのオリハルコンで出来てるんじゃないかと思われるメンタルの強さ見習っていきたい。この漫画、毎回誰かが死ぬんだけど、今回は誰も死ななくてよかったね☆
センターカラーの『ハードコア★マジック』はSNSやpixivでキルミーや死神ドットコム、ぼざろの変態絵を描いているどべぽぽん先生(すごい名前だ)の初登場漫画。
予想通りのド変態作風で、レイプ目という名前のヒロインが魔法少女として一つ目の化け物を使い魔にしている。変身した後のコスチュームは亀甲縛りで、敵に触手責めされたり、ぬるぬるにされたりする性癖歪みすぎだろ漫画で大変素晴らしい。来月も期待する。しかしMAXはどうしてやべー漫画を次々掲載するのか。ひとつぐらいきらら本誌に回してあげて。
人間もつらいが悪魔もつらいよ漫画『コンビニ夜勤のあくまちゃん』(なじみ)は遅ればせながら夏季休暇を取ることになった店長多田(19歳社員)。完全ブラックな職場に慣らされているため、せっかくの一週間休みなのに、店のことが気になって休めない!(ブラックあるある)
そんな多田店長の心配が的中し、夜勤のバイト悪魔アルール(比喩表現じゃなくて本物の悪魔)は「本当は食べたくなかった弁当を見た目が紛らわしいので間違えて食べてしまった。返金しろ」という異次元のクレームをつける客に対応していた!僕もサービス業に従事したことあるからわかるけど、こういう意味不明なクレームつけてくる奴は実在する。
散歩中に店舗に寄った多田店長、勢いよくひたすらに謝るという手段でクレーム客に納得してもらったのだった。この客の
「本当に返金してほしくて怒ってたわけではない。わかってくれればそれでいい」ってどういう理屈だよ!深く考えてはいけない、クレームをつける客とはそういうものだから。
ファンタジー世界の白魔導士が現在に転生した逆異世界転生漫画『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』(バニライタチ)は北海道の北端からゾンビパンデミックを解決するために東京に行った科学者の母親を追って3千里(そんなに長くはない)の旅を続ける少女アヤと偉大な魔導士の娘ながらポンコツで役立たずのリルーの終末珍道中漫画。ほのぼのとした作風とは打って変わってハードでシリアスな内容。死んだ両親を魔法でよみがえらせようとするサキの兄フジオはリルーの持つしゃべる魔法の杖、ジジーに「魔法で死んだ両親をよみがえらせることは可能か、その魔法は異世界の住人でない人間にも使えるか?」と聞く。その答えは…
回を追うごとにじわじわと面白さが上がってきているので注目。かなりの長期になりそうな予感(なにしろまだ北海道から出ていない。『君よ憤怒の河を渉れ』ばりのロードムービーになってる)なのでアンケートで支えていきたい。
MAX初登場ゲスト『てくてくっ!秘密リサーチ』(さいにゃん)は暗渠(地下につくられて外からは見えない水路)を求めて地下水路の水源を探り当てる動画を投稿しているYouTuber活動をしている女子高生の漫画。暗渠や地下水路に関する知識もがっつり学べるので、『ブラタモリ』の漫画版みたいな雰囲気がある。こういう知的好奇心をそそられる漫画は好きなので、次回の後編も楽しみ。
残念ながらグランドフィナーレとなった『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい!』(相馬康平・日下氏)はクリスマスの待ち合わせをすっぽかされた桔香ちゃんがイトちゃんと不仲のまま年を越してしまい、気まずーい雰囲気の元旦を過ごすことに。
イトちゃんのことなんかどうでもいいと言いながら気になってしょうがない桔香ちゃんだけど、神社にイトちゃんの書いた「仲直りできますように」という絵馬を見つけて…
これ、最初のころにイトちゃんが絵馬に書いた「親友ができますように」ってやつとうまくかぶっていて、泣ける展開だなあ。ちゃんと親友になれたのに、喧嘩しちゃったっていうのが…
僕のはずのイトちゃんにずっと平伏させられていた(この二人の関係がすごく良い)桔香ちゃんが最後に「命令」するっていうのも本当に良い。2巻で終わってしもべ100人できなかったのが実に惜しまれる。次回作をお待ちしています。
来月は2月17日発売ですよ。
じっと我慢のカレーであった
レトルトカレーのボンカレーが販売期間55周年を迎え、レトルトカレー最長の販売期間でギネス認定された。
世界初のレトルトカレーとして誕生したボンカレーは55年間も販売され続けている。確かにすごいけど、レトルトカレー業界の人気では明治の銀座カリーや新宿中村屋カレーなんかの後塵を拝することも多く、ハウス食品の咖喱屋カレーの安価路線に押されてスーパーでも寂しそうに売られている(レトルトカレーのシェア率は断トツでハウス食品がトップらしい)。なのでギネスだ、世界No.1のカレーって言われてもねえ。
ボンカレーが根強い人気を誇っているのは、西日本方面だという。なぜならボンカレーは当初、阪神地区限定で発売されていたからだ(大塚食品は大阪市に本社がある)。
1970年代には毎日放送のバラエティ『ヤングおー!おー!』の司会だった笑福亭仁鶴のCM「3分間待つのだぞ」「じっと我慢の子であった」が話題になったのも影響したと思う。うちも子供のころはボンカレー一択であった。映画『ヤングおー!おー! 日本のジョウシキでーす!』でも仁鶴本人がパロディをやっていた。
ボンカレーに遅れて71年から販売している永遠のライバル、ククレカレー(ハウス食品)は今回のこと、どう思ってるんだろう?ククレカレーってボンカレー以上に厳しい売り上げの気がするんだけど・・・ちなみに1月22日はカレーの日なので食べ比べもいいかもしれない。22日まではまだ一週間ぐらいあるって?3分間待つのだぞ。









