しばりやトーマスの斜陽産業・続 -103ページ目

山本耕史の歴史を修正しないと!『映画刀剣乱舞』

※この記事は前ブログ(2019年02月02日)の再録です

 



 DMMのゲーム『刀剣乱舞』の実写化『映画刀剣乱舞』を観に行く。事前の知識はまったくなく、「艦これみたいなやつ」ぐらいの知識しかなかった。

 西暦二二〇五年、歴史の改編を目論む歴史修正主義者によって、過去への攻撃が始まった。時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者は、かつての刀剣を目覚めさせた。歴史修正主義者が送り込む、時間遡行軍と戦うために。人の形をとったそれらを、“刀剣男子”という――

 というプロローグがきちんとあって、それだけで艦これとは違うな…と思った。艦これにはちゃんとしたストーリーがないもんな。
 映画版のストーリーは歴史修正主義者が本能寺の変に時間遡行軍を送り込み、「織田信長の死」をなかったことにしようとする。審神者は刀剣男子のうち三日月宗近 (鈴木拡樹)、山姥切国広(荒牧慶彦)、薬研藤四郎(北村諒)、へし切長谷部(和田雅成)、不動行光(椎名鯛造)、日本号(岩永洋昭)を過去に送り、歴史通り織田信長(山本耕史)の死を見届け現代に戻る。しかし信長は死んでいなかった。このままでは歴史が変わってしまう!宗近らは再び過去へ飛ぶ。しかし宗近は殺すはずの信長を守り姿を消す。なぜ宗近は裏切ったのか?

 刀剣乱舞が映画化すると聞いたとき、感じたのは「大丈夫か?」という不安だ。すでにミュージカル、2.5次元舞台化が成功しているものの、舞台と映画はまったく違うので、映画にしようと思うと舞台では説明しなくてもいい設定や物語をきちんとしないとリアルに見えないからだ(初めからキャラクターの設定と関係性だけで済ませてしまうならば不要だが)。しかもこの映画は時代劇として成立させるつもりなので成功のハードルは遥かに高い。しかしスタッフの中に「脚本:小林靖子」の名前を見たときに思った。「靖子にゃんなら信用できる」と―

 小林靖子は単なるキャラクター映画にせずに、歴史上最大の謎のひとつに迫る壮大な歴史ミステリーに挑んだ。
※以下ネタバレにつき反転で読んでください
 宗近に助けられた信長は安土城に入り、豊臣秀吉(八嶋智人)に「安土で待つ」と助けを乞う密書を送る。しかし天下取りが目前に迫っていた秀吉はその密書を握りつぶし、明智光秀(嶋村太一)の軍を退けた後で安土城を囲んで火を放つ。宗近は「これが正しい歴史」だと信長に告げる。信長が自害したのは本能寺ではなく安土城だった。秀吉の正室高台院が所持していた三日月宗近は真実を知っていたが、それを知らせれば「正しい歴史」が伝わってしまい、歴史が変わってしまう。だから宗近は誰にも真実を伝えずに自分だけで時間遡行軍の攻撃を阻止し、安土で信長の死を見届けようとした…

 安土城焼失は今も原因がはっきりしていない謎で、小林靖子は歴史上真偽の程はともかく、新解釈でこのミステリーに驚きの答えを出した。以前『劇場版 タイムスクープハンター -安土城 最後の1日-』(2013)でもこの謎に挑んだが、アホらしいオチ(映画で確認してくれ)すぎて笑えなかったことと比べても今回の解釈は奮っている。キャラクター実写と歴史ミステリーをミックスさせた靖子にゃんの力量で本作は傑作へと昇華した。

 役者陣で気になるのは信長役の山本耕史だ。『新選組!』で土方歳三、『真田丸』で石田三成、今度BS朝日でやる4K時代劇では徳川吉宗!刀剣では織田信長かよ!そんな大した役者でもないと思うのだが、次々と歴史モノの大物を演じているのはなぜ?しかも嫁は堀北真希だし。許せん!この歴史を修正しないと!

 

 

 

 

 

AKBを覆う病理 NGTと須藤凜々花問題

※この記事は前ブログ(2019年02月05日)の再録です

 2月になっても今村元支配人は顔を見せず、暴行犯の黒幕と言われているオフパコ野郎がこの世の春を謳歌しているNGT48問題。大方の予想通りNGT側はこの問題の真相を明らかにするつもりはこれっぽっちもなく、ほっとけばみんな忘れるだろ、ぐらいの気持ちでスルーを決め込む模様です。なにしろ第三者委員会を設置する前から公演の再開を発表しているのだから。

https://ngt48.jp/news/detail/100003104

 この決定の後にようやく第三者委員会を設置しましたが、当初「外部弁護士や有識者の5、6人で構成」といっていたのに、弁護士3人だけになり、「利害関係を有していない」人選といいながらもネット上ではこの弁護士らがAKSの顧問弁護士、電通OBだという情報が流れていて、どうしたって真相を究明する気がなさそうです。

https://ngt48.jp/news/detail/100003099

NGT第三者委は「外部弁護士・有識者で」
AKS運営責任者が明言、規律の乱れには「厳正な措置」
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190123446219.html

 そもそも本当に真相を明らかにするつもりなら、第三者委員会の報告を待ってからでもいいのに、グッズ販売、公演再開を先に決めているあたり、グループを維持することしか考えてませんね
 NGT48ファンの人たちは本当にこれでいいんですか?ファンからすれば何もかもが以前のように元通りになってグループを応援できるようになればいい、というのが一番なのでしょうが、この状態で応援できるの?今週末9日にはみんな暴行事件やオフパコマンションのことは知らんぷりして、サイリウム振るんですか?そんなことになりそうな気がする。

 この事件の最大の問題はアイドルがファンの前では愛想振りまきながら、特定の男を相手にファンには絶対しないような行為をしていて、ファンを心の底からバカにしていたということが根本にあるということなんだけど。それが集団で行われて、運営も推奨していたって部分は悪質極まりなく、単にメンバー個人が男と繋がっていたとかじゃないわけですよ。その結果暴行事件にまで至っているわけで、本当に最悪なんですよ。これらは直接の証拠がほとんどなく、状況証拠しかないのをいいことに事件の関係者は逃げ回り、業界関係者たちが「憶測でものは言えないから…」と奥歯に物が挟まったようなコメントしかできないのを運営が都合よく利用してるんだよな。

 この一件はアイドルファンという人たちが試されてるといってもいい。これをうやむやにして、再開した公演を普通にファンが観に行って喜んでたら、もうどうしようもないとしか…お前らがヘラヘラ喜んでいる裏でオフパコしてんだぞ!!それでいいのか!?

 僕はアンチだから言いたいこというけど、このAKB系列というグループ自体がしょせんはアイドルファンというものを舐め切っていて、アイドルになりたい女の子を骨までしゃぶり使い捨てる、アイドルもファンも搾取し続けるシステムなのが害悪そのもの。起こるべくして起きたとしかいいようがないね。
 それは以下のニュースを見てもわかる。

「何の説明もなく水着姿にされて」須藤凛々花が引退を決意するまでの経緯を吉田豪が語る。涙ながらの“告発SHOWROOM”で明かされた事務所との溝
http://originalnews.nico/166739

 哲学の仕事だ、と言われていったら水着撮影で、ギリギリの水着を着せられたという。こんなの昭和の時代からあった騙しの撮影なんだけど、NMBですらそんなことやってるのかと。須藤に起きたことって完全に山口真帆と同じことじゃないか!!『人生を危険にさらせ!』という本を出していた須藤が本当に危険にさらされるとは…

 ことの真相はわからないが、事務所のコントロールを受け付けなさそうな須藤を切るための措置だったんじゃないの?とも思える。利用価値がなくなったメンバーは追い込んででも辞めさせる、というこの鬼のビジネス。NGTでも同様のことが起きてる現在、AKB全体にメンバー個人を搾取し、余計なこというやつはやめさせて入れ替える、なあに、いくらでもメンバーになりたい娘はいるんだから…と考えているんじゃないかと妄想する。

 NGTや須藤の件はこのAKBというグループそのものの病理があると思うね。大規模な外科治療が必要と思われます。

 

浜村淳さん、バクテーとパクチーを間違える

※この記事は前ブログ(2019年01月29日)の再録です

 立て板に水のようなしゃべりでどんな映画も微に入り細を穿つ解説で楽しませてくれることでおなじみの映画講談師、浜村淳さんですが、先日ありがとう映画サロンで語った『家族のレシピ』で、結構なドジを踏んでいました。1/26放送分です。


浜村淳「家族の・・・レピシ!」
佐々木りつ子「レシピ!」


 と、レシピすらいえない浜村さん。

浜村「えらい男前ですね、若手では・・・斎藤えいさん!」
佐々木「工さん」


 浜村淳、斎藤工を「たくみ」と言えず、「えい」と呼ぶ有様。カタカナやないかい!アシスタントの佐々木りつ子さんは一度は訂正したものの、このあとずーっと30分以上にわたって浜村さんが「斎藤えいさん」と呼ぶのを放置していました。この間違い、ひどすぎない?しかし、この後1時間以上続く『家族のレシピ』の紹介の大事なところを間違っていたことに比べれば、名前の読み間違いぐらい、なんてことはありません。

浜村「最後の最後まで絞って紹介しますとね…」

 ダメでしょ!最後まで絞って紹介しちゃあ!

浜村「パクチーって知ってますか?これ、ラーメンの中に入れてパクチーラーメンというものをね、シンガポールにおいて苦心して苦心してつくりましたね、斎藤えいさんがね、これを日本へもってかえって広めるという、ところがね、百科事典開いてもね、パクチーって書いてあります。で、毎日放送の食堂でもねご希望の場合はパクチーを入れますて、書いてあるんです。ところがね、映画ではパクチーとは言ってない。バクテーと発音してます」
佐々木「バクテー?」


浜村「バクテー、バクテーと発音してます。ところが日本の人に見てもらう映画ですから、日本風にパクチーていうてます。パクチーって何か知ってますか?」
佐々木「香草ですよね?香りの強い…」


浜村「その通りです。百科事典には香りのよい草、香草をパクチーていうて書いてありますが、映画でいうとね、バクテーはちょっと違うんです。貧しい働く人が、まあ悪い言い方ですがそう豊かでない、そして肉体を使ってしんどい思いをして働く人、肉体労働者のみなさんがね、健康の体、丈夫な体をつくりたい、そのためには豚肉、牛肉、たくさん食べたいけど値段が高いと、そこで豚ちゃん牛ちゃんのほとんど捨てる部分をですね、骨を拾うんですよ。で、骨を拾うとね、骨の周りにわずかに肉がついてます。これを色々と味付け、工夫して食べたというんです。食べたというか、齧るというか、これがそもそもバクテーの起こり、日本でいうパクチー、あの、いろんな香りのよい草をお湯の中に入れて味付けするんですね。それでこうして食べた、それがパクチーやと説明しておりますね

 嘘でしょ!浜村さん!パクチーとバクテーは全然別のものですよ!!バクテーとはシンガポールの豚肉をスパイスやハーブを混ぜてつくる煮込み料理で、中国語表記では「肉骨茶」。映画『家族のレシピ』に出てくるのはバクテーであってパクチーラーメンとは一切関係ない
 ただ、映画で斎藤工はラーメン屋の息子を演じていているので、ラーメンが出てくるのを見て浜村さんは毎日放送の食堂にもあるぐらいだから、パクチーを連想したのかもしれない。しかし「日本人に見てもらう映画だからバクテーをパクチーと言い換えてる」という説明はまったくの勘違いじゃないですか…

 ちなみに映画のストーリーは…高崎でラーメン屋を営む伊原剛志、斎藤工の親子はシンガポール人である母親を亡くして以来、会話がない。ある日伊原は脳梗塞で急死。遺品の中からシンガポール在住の母の弟から届いていた手紙を見つけ、シンガポールへ渡る。シンガポールのフードブロガー、松田聖子(!)の協力を得て手紙を出していた母の弟が経営する中華料理屋へ。母の弟に身分を明かした斎藤工は生まれてこの方、一度も会ったことがない祖母と面会するが、「もう自分の娘と思っていない。そんな女が生んだ子供にも会いたくない」と斎藤工を拒絶する。祖母は太平洋戦争時にシンガポールを占領した旧日本軍にひどい目に遭わされており、日本人を憎んでいたため娘と伊原の結婚にも反対していたのだ。、斎藤工は祖母と和解するため、生前、母がつくってくれたバクテーの味を再現し、祖母に食べてもらおうとするのだった…というもの(以上、映画サロンの解説から)。『美味しんぼ』とかでこんな話、山ほど読んだ気がするわ。
 斎藤工がバクテーを日本に広める話じゃないし、浜村さん、いくらなんでも間違いすぎでっせ。宣伝のマジックアワーさん、この放送聞いてどう思ったんだろう?

 番組スタッフも映画の内容まではチェックしていなかったのか(斎藤えいさん、についてはさすがにまずいと思ったのか、途中で「さいとう・たくみ」というようになった)。とはいえバクテーとパクチーを間違うとは、さすがに思わないよなあ…こんな間違いは懲り懲りコリアンダーよ!

 

 

 

 

 

なぜアイドルに熱を上げるオジサン、オバサンは醜いのか、という三枝成彰は醜いのか

※この記事は前ブログ(2019年01月27日)の再録です

 運営サイドが真相を明らかにするつもりがないNGT48暴行事件はすでに2月の公演再開に向けて動き出しており、第三者委員会による調査を待つどころか、委員の顔ぶれすら発表されていないのに。普通調査を待ってからじゃないの?真相を知るキーパーソンの今村元支配人はいまだに顔も出さず、AKSに守られて引きこもり中。ファンもいい加減なもので、このまま公演再開すれば何食わぬ顔して応援を続けるのでしょう。どんな気持ちで声援が送れるのだろう?
 お前らが忘れようとしても世間は忘れんで!とばかりに物申したい人々がいるのです。以下は日刊ゲンダイDIGITALに乗った作曲家・三枝成彰のコラムです。


三枝成彰の中高年革命
なぜアイドルに熱を上げるオジサン、オバサンは醜いのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/246214

 この問題の根本がまるでわかってない三枝。この事件の暴行犯は若い厄介、オフパコ集団なのですが、三枝はそもそもAKBのファンが若い娘に熱を上げているのが気に入らなかったようで、ここぞとばかりにいい年した中年のアイドルファンを「お前らが醜いから事件が起きた」と言わんばかりの難癖です。ついでに純烈ファンのおばさまたちにまで文句つけてるし。

>アイドルに夢中になるよりも、もっと本を読んだり、勉強したりしようとは思わないのかな

 今の世の中は本を読んだり、勉強しても立派になれるとは限らないし、生活の足しにすらならないのです。あんたが現役だった時代とは違うのです。中年アイドルファンは上の世代から本を読め勉強しろと押し付けられて、それが何の役にも立たないことを悟った人たちであるともいえます。

>オジサンもオバサンもさみしいんだろうね。オジサンは、家庭で相手にされていなかったり、そもそも独身で彼女もいなかったりするんだろうし、オバサンは旦那とか恋人とかとセッ クスをすることもなくなったのかな。幸せじゃないから、愛されていないから、偶像にすがりつく。その気持ちは分からないわけではないけど、みっともないことはやめようよ。

 この世代は愛というと「家庭を持ってパートナーとSEXをする」しかないのでしょうか?アイドルや純烈にハマってるおじさん、おばさんは家庭には愛があると決めつけられ、幸せを得られなかった人たちなのかも知れませんよ?愛や幸せの形はひとつではないのです。家庭以外、パートナー以外から愛や幸せを得てもいいではないですか。
 三枝はそんな自分の価値観から外れる人間を「みっともない」と軽蔑し、ではみっともなくない事とは何か、というとこんなことを言い出します。

>第2次大戦で夫を亡くした女性のうち、子供がいなかった人は再婚した。でも、子供がいる人は大抵、シングルを貫いたそうだ。子供を守るため、どんなに苦しくても耐えて、頑張って生きた。耐えることを教えられた時代だったから、それが当然と思えたんだね

 なんでこれが「みっともなくないこと」になるのか?未亡人は子供がいたら再婚してはいけないの?なんで??子供を守るためだったら生活力のある人と再婚すればいいのでは?「苦しくても耐えて頑張って生きること」が美徳だというのなら、そんなのいらんわ!しかもそれが当然と言い放ってるんだから…もう…
 スポ根の世界で鍛えられることを立派みたいに言ってるし、三枝の世界では厳しさに耐えて頑張る人間がもっとも「みっともなくない」人間なのだろう。ブラック企業経営者の理屈みたい。柳沢きみおも少女集団(きみおいうところのAKB)が嫌いで、「娘みたいな年のアイドルに熱を上げてるオタクはみっともない」とか言ってたな。三枝とかきみおみたいなやつらは無意味な修行を若い奴にさせるのが大好きで、きみおの漫画『大市民挽歌~下流老人の逆襲』でも寿司職人に弟子入りする若者を立派だと絶賛していた。どんな横暴な仕打ちにも黙って従って上の命令を大人しく聞く奴隷たちをつくりたいのだろう。こういう連中が安倍政権とかを支持する基盤になっているのだ。三枝もきみおも安倍批判しているのに!野党支持層も結局は同じ穴の狢なので、いつまでたっても安倍政権が揺るがないのだ。

(おっと、つい政権批判の話になってしまったので修正して)三枝に言っておくが、お前が醜いと罵ってる中年のアイドルオタクの人たちは、お前がいうカビの生えた道徳感には愛も幸せもないと悟った人たちなので、醜いのは三枝の方です。

 


AKBに文句つけてるくせに、それを生み出してる秋元康とは仕事をする三枝。仕事のためならなんでもいいのか

キムタクとまさみタンのイチャイチャミステリーラブコメ『マスカレード・ホテル』

※この記事は前ブログ(2019年01月25日)の再録です



 木村拓哉が刑事役に初挑戦したミステリードラマ。

 都内で発生した3件の殺人事件。現場には謎のメッセージが残されており、警察はメッセージが次の殺害現場を記す緯度・経度であると解読。次の現場とされる高級ホテル「ホテル・コルシカ東京」に捜査員を派遣し、潜入捜査を行うことに。ホテル側の了承をとって捜査官をスタッフに扮して配置。帰国子女の警部補・新田浩介(木村)は英語ができるという理由でフロントスタッフにさせられるが、補佐及び教育係となったフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)は新田がボサボサ髪でひげ面なのを見て散髪屋で七三にさせる。ホテルの客をじろじろとにらみつける新田の態度に「ホテルマンらしくない」と説教。さっさと犯人を捕まえたい新田のやる気なさに憤慨するのであった。しかしホテルでの日々を過ごすうち、山岸のホテルマンとしてのプロ意識、新田の警察官としてのプロ意識を互いに認め合うようになるのだった。

 初の刑事役といいながらもいつものキムタク演技な木村と、フロントクラーク姿も凛々しい、何やっても最高だね~なまさみタンがいがみ合いつつイチャイチャしながら犯人逮捕するまでのミステリーラブコメですな。東野圭吾原作なので一見関係なさそうなホテルでのトラブルが後々重要な伏線になっていたりと、その辺はさすが東野圭吾といったところ。小説で読んだら真犯人の正体には本気で驚くだろうな~実写だとちょっとズルい気がするけど。
 グランドホテル形式で豪華キャストも出てくるし、正月気分で料金分は元の取れる映画です。東宝はなんでこれを正月第一弾にしなかったのでしょう?今年の正月映画『来る』『妖怪ウォッチ』はズッコケで年末年始の関係者はみんな落ち込む表情を隠すために仮面をつけていたといいますが、初週三日で8億近い興収だったこちらを正月にかけていれば…