全部ぶち壊す『レッキング・クルー』
「お前ら、ドウェイン・ジョンソンのクローンみたいだぜ!」
と劇中で弄られるデイヴ“ドラックス”バウティスタとジェイソン・“アクアマン”モモアが兄弟役を演じるAmazonPrime配信のアクション・コメディ『レッキング・クルー』。マーベルとDCの共演だ!
ハワイでひき逃げに遇って死んだ父親の葬儀のため、長年疎遠だった異母兄弟のジェームズ(バティスタ)とジョニー(モモア)が再会する。直前に「父親から渡された小包をよこせ」と見に覚えのない疑惑から日本のヤクザ(?)に襲撃をかけられたジョニーは父の死が事故死ではなく他殺だと疑うが兄ジェームズは相手にしない。
警官であるジョニーは備わった嗅覚で父が何等かの陰謀に巻き込まれていたことを掴み、海軍教官のジェームズもまた不穏な空気を感じとる。二人が車に乗っていると突然ギャングから銃撃を食らったことで疑惑は確信に変わる。親父は殺されたのだ!だが父の愛人だったジョニーの実母が亡くなった(他殺らしい)際の確執からわだかまりがある二人は仲良くバディとして父の死を捜査する展開にはならない。二人はいがみ合い、殴り合い、心中を吐露してようやくかけがえのないバディとして手を組む。そして前に立ちはだかるあらゆるものを“ぶち壊して”いく。タイトル通りに。
筋肉派アクションスター二人の共演なので見どころは当然アクションなんだけど、コレがめちゃくちゃで、中盤の高速道路を疾走しながらヘリコプターに襲撃される場面が秀逸。『テネット』ばりに高速で後進しながら銃撃を交わし、バイク相手に車を飛び出して絡み合うファイトシーンに脱帽。
このめちゃくちゃなアクションにそこそこの陰謀、そこそこの捜査がブレンドされた深く考えずに観られる及第点のアクション映画。「こういうのがいいんだよ」ってやつです。
ヤクザの親玉役が『不屈の男 アンブロークン』『キングコング 髑髏島の巨神』のMIYAVIで相変わらずのスカしたアウトロー役(従来のハリウッド映画にありがちな日本人っぽくない感がとても良い)が決まってる。
監督はDC映画『ブルービートル』のアンヘル・マヌエル・ソトで超大作でない中大作ぐらいの作品にはハマってるね。製作に『ザ・バットマン』のマット・リーヴスも入ってるから内容はマーベルっぽいのにDCの面子なのね。
ちなみに同名の任天堂ファミコンソフトとは何の関係もありません。しかし続編を匂わせる結末なので次回作が『アイスクライマー』とか『アーバンチャンピオン』になる可能性もなくはない。
2026年2月予定
2026年2月予定
2月14日(土)
『アイドル十戒リバース其の9』
会場:アワーズルーム
開演:19:00 料金:1500円+1D
出演:竹内義和 しばりやトーマス
サイキックをやってた人と聞いてた人のアイドル談義。入院生活とGORON会レポ。
2月17日(火)
『旧シネマパラダイス』
会場:アワーズルーム
開演:20:00 料金:500円+1D
解説:しばりやトーマス
カルトを研究する若人の会。未来を選ぶ公開20周年記念。
2月24日(火)
『キネマサロン肥後橋』
会場:アワーズルーム
開演:19:30
料金:500円+1D
解説:しばりやトーマス
※終了後YouTuber配信アリ
深夜の映画番組みたいな研究会。公開36周年SF特撮バトルアクション!
2月26日(木)
『スーパーヒーロートーク』
会場:アワーズルーム
開演:20:00 料金:1500+1D
出演:にしね・ザ・タイガー しばりやトーマス
東映・ニチアサヒーローについて語りすぎるトークライブ。新番組開始について語ろう。
まんがタイムきらら系2025読み切り・ゲスト掲載作品ベスト
2025年もまんがタイムきらら誌を読み続けてきました。なので今年も「2025きらら系読み切り、ゲスト掲載作品ベスト」を発表致します。きらら・キャラット・MAX三誌に掲載された読み切り・ゲスト掲載されたものから13本を選びました。尚フォワード誌は近所の本屋が入荷してないため入っておりません。
連載決定した漫画は外しています。
きらら2月号 『おしまいテンプテーション』 (ゆうきそにすけ)
義弟にパンツ見せたりおっぱい触らせようと色仕掛けを迫る「おしまい」な姉妹。しかし義弟は実は女の子だったのだ!
・・・というあらゆる意味でどうかしている漫画。ゆうきそにすけ先生は過去何度もゲスト掲載に挑むが連載昇格を逃しており、今回は己の性癖に振り切った内容で勝負したが残念な結果に。この漫画、人類には早すぎたのかもしれない
MAX3月号 『シンブンブーム』 (もずくしょい)
新聞部の二人によるハイテンション・ギャグマンガ。
独特過ぎる絵柄と針が振り切った笑いで記憶に残るもずくしょい先生作品。読み切りではいいが連載にまでたどり着かないのが残念
きらら3月号 『はかない女神は働かない』 (さるぴん)
怠惰な女神スロウによって100の異世界を救うハメになった異世界転生主人公の物語
軽エロとラッキースケベ的なタッチのノリが魅力。人間界以上に女神界の「終わっている」感がすさまじかった
MAX4月号 『お嬢+ギャル! ~お嬢様、ギャル絵師と同人活動はじめます!~』 (なむ76)
「お蝶サマ」と呼ばれる完璧美少女(実はオタク)の悩みはソシャゲのマイナー推しキャラの二次創作がないこと。偶然知り合ったクラスメイトの絵が上手いギャルと二人で推しキャラの同人誌をつくろうとするが・・・
カラーが映えるタッチの絵柄でギャグもわかりやすかったけれど・・・
キャラット4月号 『ブリング・ザ・ミント+』 (Farmland)
街のレコード屋の店員、琴子は目立つのが苦手だが夢はDJ。実力はあるが目立ちたがらない性格が災いしてなかなか日の当たる場所に出られない・・・
バンド、アイドル漫画全盛の時代に「DJ漫画」は時代が早すぎたのかも知れないが、ヘッドホンのプラグが外れてるのに気づかず機材の不調と勘違いするの、あるあるで苦笑。
きらら8月号 『LUH‐21416』 (原作原)
近未来。逃亡アンドロイドのルゥはアンドロイド管理局の捜査官、ジザベルと出会う。彼女の仕事は逃亡アンドロイドの確保・破壊。正体がバレないようにと恐れるルゥ。ジザベルは美少女大好きなので彼女にヨコシマな感情を抱くのだった。
「サンキュー!80!」(2022年)、「1979年地球の危機」(2023年)「べんりやしがれっと」(2024年)に次ぐ4度目の挑戦な原作原先生の今回も気合のはいった自動車が見られます。これまでの日常系と違ってSFに振り切ったストーリーが良かったのだけど・・・
キャラット8月号『お花の妖精さん』 (おシャケ)
花壇に生えてきたおじさん。彼はお花の妖精さんだったのだ!
花壇におじさんの生首が生えているという禁断のビジュアルが度肝抜いた漫画。時代が早すぎたんだなきっと・・・
MAX8月号 『しすたーずいんろー』 (汐宮アモネ)
名家の長女・舞乃はある日兄の許嫁を紹介される。相手は年下の女子高生!名家の長女として容姿端麗・聡明叡智・十全十美を誇っていた自分を上回る義姉の登場に猫をかぶっていた(実は怠惰)舞乃は激しくジェラシーを感じるが相手も猫をかぶっていたことに気づき・・・
年下の義姉との同居百合漫画ってワクワクしますね。きらららしからぬ絵のタッチが目を惹いた期待の一本。
キャラット9月号 『超ちょこっと能力が使えるようになりました!』 (やっか)
ある日超能力に目覚めた女子高生・ひまり。その能力とは「3秒先の未来が見える」というものだった!
まるで役に立たなさそうな能力を用いて主人公がスーパーヒーローになろうとする展開は激熱という見た目のイメージとギャップがあり過ぎる作品。
きらら10月号 「大きな君にあまいひとくち。』 (ものん)
祖父の和菓子店を受け継いだあずき。その店に身長10メートルのでっかい少女がやってきて・・・
デカい少女を食で満足させることができるのか?というガリバー冒険記もまっさおなグルメ漫画。色々と規格外すぎて気になる漫画だぜ!
きらら11月号 『花とちゅら 沖縄姉妹ができるまで』 (金城まち)
大学卒業とともに故郷の沖縄におばーの店を継ぐため戻ってきた美終。店に閉じこもって花と共に暮らそうとしたが、店は内地から来た小5の義妹・緋梅によって純沖縄風に改造されていたのだった。
沖縄に過剰な思い入れのある子供と地元過ぎて遠ざけたい大人のギャップが楽しい。
MAX11月号 えーけん!ザ・ムービー (もずくしょい)
もずくしょい先生が帰ってきた!新聞部が映研に変わっただけだがギャグのキレ味はそのまま!もはや「もずくしょい」という単語で説明できる存在になってるのがすごいのよ。
キャラット12月号 魔界家の世めぐりさーち! (はりなたく)
魔界からやってきた魔王の三姉妹は人間界の調査に乗り出すが・・・
三姉妹がgdgdしてる日常がなんともいえない味わい。巻き込まれる婦警さんが可哀そうすぎて泣けます。レギュラー化希望
昨年は激推ししていた蚕二号、八代涼、2222楠、なず、赤城ナツイチが連載にたどり着いているので感激です。2026年も夢と野望のきらら漫画が読みたいなあ。
旧作を継承しない新機軸は成功するか『超宇宙刑事ギャバンインフィニティ』制作発表
2月から始まる新番組『超宇宙刑事ギャバンインフィニティ』の制作発表が行われスタッフ、メインキャスト、主題歌などが公表された。
すでに公開されていた3人のヒーローは多元宇宙上の3つの世界に存在する「異なる世界のヒーロー」ということが判明し、同じ世界で同じ目的のために戦ってるわけではないという少々ややこしい設定。
メインの主人公であるギャバンインフィニティは銀河連邦の閑職である部署、資料課に所属しているが実は敏腕というのはドラマ『相棒』辺りを彷彿とさせる。
3つの異なる世界に跨った物語なので制作発表で公開されたキャストは総勢9人という大所帯。この『PROJECT R.E.D.』と名付けられた新シリーズはこれまで50年続いてきたスーパー戦隊シリーズを終了させたうえで一新して始める新コンテンツだ。スーパー戦隊が終了する理由については一節には「玩具の売り上げ不振「制作費の高騰」などが上げられていた。
同じ東映特撮の仮面ライダーは主役のベルト、装着するアイテム、武器の3つが基本だがスーパー戦隊は基本5人なので色違いのアイテムが出て、合体しロボットになるメカも5種類(時にはそれ以上)となると揃えるのにかかる費用がライダーの比ではない。5人いても人気はやはりレッドなので必然一番売れるのは赤色ってことでそれ以外のものはダブつきが生じやすい。この辺がライダーと比較して戦隊の玩具売り上げが伸びない理由の一つだろう。
ITmediaの記事では『PROJECT R.E.D.』はレッドだけを生き残らせるための企画なのではと分析しているが、なるほどと思う。
複数ヒーローは商売上の疲弊を起こすので単体ヒーローなら生き残れる。そこで一番売れるレッドをメインにするというわけだ。
しかしギャバンインフィニティの制作発表では3つの世界に跨る「複数ヒーロー」構成になり、初期のレギュラー出演者が9人ってもう多すぎ!これじゃあスーパー戦隊と何も変わらないじゃないか!
なんかこういうところだよね東映、というか白倉Pのよくないところ。「まったく新しいヒーロー像を生み出す」と謳いながらやってることは従来のままじゃないか!巨大ロボットも出てきてるし!じゃあスーパー戦隊でよかったんじゃないの?
ただなんとか新機軸にしようと足掻いてるのはわかる。最初「ギャバン」というタイトルを使う以上、旧作の『宇宙刑事ギャバン』とのつながり、関係性がどうなるのか気になったが女性キャストを多めに配し、しかも主題歌はMay'n。作詞はマイクスギヤマというマクロスFの『射手座☆午後九時 Don't be late』のコンビじゃないか!
この時点で旧作の男臭いロマンあふれる串田アキラの路線は引き継がない、新時代の銀河へのロマンをテーマにするという様子が伺え、ギャバンインフィニティは旧作の継承ではないってことだね。
それはわかる。あの時代の再現は2026年には無理だもんな。
50年続けてきた商売上、全く新しいことをやるのは難しいのでかつての人気コンテンツの復活を匂わせ、その実新しい物には見せていきたいという苦心惨憺が伺えるギャバンインフィニティ。果たしてどうなる?放送開始は2月15日!
30周年だよ!オーレンジャーin大阪 レポ
12月21日は心斎橋PARCOのスペース14にて『30周年だよ!オーレンジャーin大阪』に行ってました。
オーレッド宍戸マサル、オーブルー合田雅吏、オーピンクさとう珠緒の3名に加え、『ダイレンジャー』『ビーファイター』でおなじみの土屋大輔、圭輔兄弟も登壇。夏に東京で行われたイベントが盛況だったこともあり、「ぜひ大阪でも」の声に答え実現したこの企画、当日の客入りは7割ぐらい。
気合入れ過ぎで開場時間前に来たところ、入り口はすでに列ができていた。何かと言うと撮影会用のチケットを購入する列でした。同フロアでは向井秀徳の写真展もやってて気合の入ったバンギャと特撮ファンのスレ違いは苦笑した。
入場時に関係者入場している初老の男性を発見、オーイエローのスーツアクターだった中川清人さんだとあとで知り驚く。
今回のメインはほぼこの撮影会と思われるのでみな先を争って買い求める。チケット種類は6ショット(登壇者全員)、4ショット(宍戸・合田・さとう)、2ショット(指定可)の三種。6と2を買って、それでも開場まで間があったので早めに来ておいてよかった。この後列が延々と伸び、開場時間が迫るとチケットは後でも買えますと強制的に着席させられたようでなんでも早めに準備するのは大事だなと改めて感じた。
当日のイベント内容はトーク&ソング。出だしはもちろんオープニング主題歌の『オーレ! オーレンジャー』を宍戸・合田・さとう3名の全力歌唱で開幕。
全力といっても現ハッピー&ブルーの宍戸さんはさすがの歌唱力で盛り上げてくれたのだが、さとう珠緒さんは声が小さいというか・・・口パクだった。しかも堂々とカンペを見ていた(見てたのに口パクだったのは、さすがとしか言いようがない)。人気絶頂時にシングル二枚出したけどアルバムは出なかっただけのことはある。
トークでの撮影時の苦労話でも合田さんは爆発で飛んできたコンクリートの破片が目に入りそうになったとか、コンビナートの撮影で命綱ナシで吊られたとかやたらハードなのに、さとうは「バミリに巧く止まれずにリテイクを繰り返した」という、素人みたいな話。
「あれ難しかったですよね~!」と同意を求めるも宍戸・合田ともに「いや、すぐできたけど・・・」(あっさり)に対して「もう、難しかったですって~!」と体をくねらせるさとう。
52歳(!)のかわい子ぶりっ子、仰け反るほど可愛かった。52歳女性とは思えないリアクションの数々に観客横転ですわ。宍戸・合田もしょうがないなぁもう~みたいな感じで全員が癒されていた。
52歳でこれなんだから撮影当時はもっとすごかったんだろうなあ~とさらに思わせたのが井上敏樹のビデオメッセージで延々とさとう珠緒の水着回がすごかったばかり続ける(笑)
2曲目はED曲の『緊急発進!! オーレンジャー』を3人歌唱。ここでは3人が会場まで下りてきてハイタッチ!僕の座席は通路沿いだったためしっかり3人が来てくれて全員とハイタッチできました(やったぜ)。ここでもさとう珠緒さん、堂々と口パクでした。
土屋兄弟登壇後は幼少時の写真を公開。宍戸さんのヤンキーぶりが確認できました。個人的にツボだったのは「神様の犬」の回で犬を攻撃、爆破する中を犬が駆け抜けていくシーンでその回担当の東條昭平監督が犬が思った通りに動いてくれないから「君は本当に演技できないなあ!」と怒ったという話はおかしすぎた(犬なんだからしょうがないでしょ)。東條監督らしいエピソードだなあ!
『虹色クリスタルスカイ』を挟んで最後は『オーレ!オーレンジャー』を全員熱唱で終了。1時間15分ほどであっという間にフィニッシュです。
この後は撮影会なんですがこの時点で撮影会チケットを買っていない人がおり、かなりの人数がロビーに流れる(そんなに買ってなかったの・・・)、6ショット→4ショット→2ショットの順に行われるもチケット買い求める人と列の整理が同時進行でしかもgdgdのままなので大混雑となり、最初は撮影してキャストと握手もできたのに時間が押してきたために途中からグータッチだけに。僕は早めに並んだので握手できた。やはり早めに行くのが大事かと。
最後の2ショットは予想通りさとう珠緒の列だけ異常に伸びましたが52歳と51歳(僕よりひとつ年上なの・・・)のカワイイ2ショットをしっかり撮ってきました。
30年間の色んな思いが蘇り至極感動した。次回、40周年だよオーレンジャーに期待しています。





