じぶんとつながっている、ということを体験するためには、4つのエレメントすべてをクリアーにする必要がある、と前回のプレ講座で書きました。
二回目のきょうは、腑に落とす、腹落ちするための四大元素のフローについてです
<各エレメントと身体を対応させた図>
この4つのエレメントの本音を聞くことが、本質(スピリット)に触れることを可能にします。どこかひとつでもひねくれていたり、抵抗・ブロックがあるとつながることが難しくなります。(ほんとうはいつもつながっているのだけど、それを自覚することができない)
じぶんとつながる はじめてのマルセイユタロットの初回のレッスンは、つながっていることを自覚するためのレッスンと言ってもよいです
流れとしては上(あたま)から下(足元)です。
「そんなことはわかっている」というおもいを苛立ちながら感じることありますよね。頭ではわかっているけれど、気持ちが拒否している。でもそれ、ほんとうはわかっていないのです。こころでは受け容れていません。
恋が終わって、頭でそのことを理解できても、こころが受け入れられないという経験、あれです。
頭とハートがつながっていないのです。ここをつなぐには風のエレメントに混じっている不純物を浄化する必要があります。
風が浄化されてないときは、ダミーとして怒りとかイライラが出ることがあります。もしくはもやもやとしていて、感情がよくわからなくなります。
浄化されると胸にエネルギーが落ちて、これまで気づいていなかった感情に気づきます。頭とハートをつなぎます。受け入れ、感じきることで感情が浄化されると、お腹までエネルギーが降りていきます。
火のエレメントではニーズ、本当の望みにつながります。ここでは、偽の欲求を持っていたことに気づくことも少なくありません。火のエネルギーは生命エネルギーなので、ここで本来の望みにつながることは”いのち”に触れることを意味します。
ここまでくると土のエレメント、身体には半自動でつながります。基本的には。土のエレメントのメンテナンスが必要な場合もあります。
ざっくりとですが、これが本来のじぶんとつながるときの流れです。ひとによってどのエレメントを感じやすいか、性質のちがいはあります。
問題だとおもっていたことを通して、わたしたちはじぶんのいのちに触れることができる。それらをクリアーに認識できたときに起こることは、セルフコンパッション(ありのままのじぶんを受け容れる、自分に対するおもいやり)です
これらをそのままあらわしているのが世界のカード。
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
四隅にいる存在はそれぞれ四大元素を象徴していて、水色のリースの輪により、各エレメントがまんなかの”本来のじぶん”とつながっています。土のエレメントである牛以外、すべて光臨がありますよね。エレメントがひねくれてない、浄化されている証拠です
ホドロフスキーによると、大アルカナ最後の世界はタロット78枚(宇宙)の縮図。わたしもその考えを支持しています♪タロットを通じて経験するインナージャーニーの全体像を最初にインプリントしたくて、最後ではなく最初のレッスンに組み込みました。
次回は、風のエレメントの浄化の仕方を具体例をつかって説明しますね。