タロットは、悩んでいることや迷っていることの状況や解決法を、直観的に読みとることができます。なぜでしょう?

 

 

 

 過去(原因)  現在(状況)  未来(結果)

 

 

 

たとえば、上のように3枚展開すれば、そこに時系列ができます。タロットを読むとき、過去・現在・未来がつくる空間を少し上から眺め、俯瞰するイメージです。このことにより、直観的にそのテーマの全体像を把握することが可能になります。

 

 

迷路を上からのぞいてゴールを見つけるようなものですね。地上と同じレベルから見ても状況はわからないけれど、少し上からだと障害物がなくなり視界が広がります。

 

 

上の3枚、


「新しい仕事のオファーが来たが、自分には荷が重いようにおもう。引き受けた方がよいのだろうか」


という問いだとします。

 

 

過去の「吊るし」は小さなスペースで自分の手の届く範囲でゆったりと仕事をしている自分。不満はなかったが、ちょっと手狭、もしくはこのままでいいのかな、という漠然とした気持ちはあった。

 

 

現状の「女帝」のカードの視線は未来の方向を見ているので、オファーに関するアイデアが浮かんだり、新しいチャレンジに対してわくわくするような前向きな印象。

 

 

未来の「力」は、大きなライオンを難なく扱っている女性が描かれていて、新しいオファーを受けることにより、自身の中に眠っているまだ知らない力がむくむくと目覚めてゆくようです。

 

 

重荷だと感じていたことは、いままでにはなかった力を発揮し、一段階成長するための仕事なのかもしれない、と気づきます。絵を見た瞬間これらの情報を非言語で受けとっていますが、言語化することにより意識に浸透します。

 

 

このように、過去〜未来を含めた全体を一瞬で把握する力。これが鍛えられるほど直観力が磨かれるのだろうとおもいます。1枚1枚を詳細に見る観察力やロジックと、全体を瞬間的に把握する方法、どちらも大切ですねキラキラ

 

 

画像:CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com

 

 

 

 

 

 

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