今回の『駅【簡易版】』シリーズは、
神奈川県横須賀市中央部、東京湾に面した住宅街に位置する京急本線と京急久里浜線の分岐駅で、浦賀方・三崎口方は支線であるはずの久里浜線の方が本線格に見えてしまう、
堀ノ内駅 (ほりのうちえき。Horinouchi Station) です。
尚、写真は2009年または2014年撮影で、現在は状況が変化していると思われます。ご了承下さい。
駅名
堀ノ内駅 (KK 61)
所在地
神奈川県横須賀市
乗車可能路線
京浜急行電鉄:本線【京急本線】、久里浜線
隣の駅
京急本線
泉岳寺方……県立大学駅
浦賀方………京急大津駅
京急久里浜線
三崎口方……新大津駅
訪問・撮影時
2009年11月(車外撮影)、2014年3月(車内撮影)
堀ノ内駅は地平駅ですが、地形の関係で品川方(西)は斜面になっており、浦賀方(東)は盛土高架になっています。
品川方の北側に駅舎・改札口があり、各ホームとは斜面下を通る地下道で結ばれています。バリアフリーに対応しています。
尚、南側には出入口がありませんので、離れた東西にあるトンネルで線路をくぐって北へ回る必要があります。
有人駅で、改札口には『PASMO』対応の自動改札機が設置されています。
駅周辺は住宅街で、駅前には商店が点在しています。
南西側には丘陵地が広がっていますが、そこも宅地化されています。
2009年当時の駅名標です。
こちらは本線用です。裏は久里浜線用です。
現在は新デザインに変更され、駅ナンバリング「KK 61」が併記されているはずです。
こちらは久里浜線用の駅名標です。
堀ノ内駅は島式ホーム2面4線で、原則として北側の1番線・3番線には本線浦賀方面列車が、南側の2番線・4番線には久里浜線列車が、それぞれ発着します(2番線は本線下り浦賀方面列車も使用)。
上写真は品川・泉岳寺方を、下写真は本線・浦賀方および久里浜線・三崎口方を望む。
本線・浦賀方および久里浜線・三崎口方を望む。
当駅より先、本線浦賀方面が左へ、久里浜線が右へ、それぞれ分岐します。
主力の快特は全て久里浜線へと直通するため、久里浜線の方が事実上の本線格となっています。
本線の浦賀方はこの先、東京湾沿いの住宅地の中を東へ進み、浦賀駅を目指します。
久里浜線はこの先、三浦半島内陸部から東海岸を南下し、三崎口駅を目指します。
一方、本線の泉岳寺方はこの先、三浦半島東海岸を北上し、横須賀市街を経由して横浜を目指します。
あとがき
下車(乗車)時・・・2009年(改札を出ていません)
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・なし
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。京急本線および京急久里浜線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は堀ノ内駅でも途中下車してみて下さい!
(参考:京浜急行電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)
テーマ:駅【簡易版】