第1592回('23) 自動車で姫新線岡山県内区間の駅巡り(2)。   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2023年8月19日、この日は列車ではなく自動車で岡山県北部へドライブに。目的は超閑散ローカル線区間で、今後が心配な姫新線岡山県区間の全駅制覇です。
本数が少なすぎるため列車のみで全駅を制覇しようとすると何日もかかるため、既に訪問済みの駅を除いた全駅を訪問しました。
さすがに車だけでは……とも思ったので、以前の木次線訪問と同様、自動車での訪問が難しい駅は列車を使ってアクセスしました。
一応、全駅を訪問できたのですが、私自身のミスにより、一部の駅は後日再訪問しなければならなくなってしまいましたが…。

今回は後半の内容です。
昼前に訪問した久世駅で、この日撮影してきた大半の画像データを失うアクシデントに遭遇しましたが、気を取り直してリベンジ訪問をせずに姫新線の駅巡りを続けました。車での訪問が難しい西勝間田駅のみは列車とバスを利用しました。
夕方は因美線の一部駅も訪問しつつ、日没時に訪問した勝間田駅をもちまして姫新線の全駅訪問を達成しました。
全駅訪問後は中国自動車道などを利用して帰宅しました。 
 
今回の日程  2023年8月19日 (土) 【後半】 
  
美作落合1221(県道411号→国道181号)1245坪井1303(国道181号)1318院庄1339(国道1179号→R53)1355津山1433(姫新線)1447西勝間田1458(徒歩)1501黒坂1505(中鉄北部バス勝間田駅前線)1544+8津山駅1551(自動車・国道53号→県道6号)1631美作河井1643(県道6号)1651知和1700(県道6号→国道53号→R179)1728美作大崎1744(国道179号)1755勝間田1815(国道179号→美作岡山道路→中国自動車道→播但連絡道路→姫路BP→加古川BP)2020自宅       
  
【帰宅】       
  
 


美作落合駅をあとにして自動車に乗り込みます。姫新線に並行する県道411号線を通り、前年に訪問済みの美作追分駅近くから国道181号線に入って久米川の谷を東へ走ると坪井駅に着きました。相対式ホーム2面2線で、駅舎は存在しません。駅前は集落になっていますが規模は小さく、南北から山が迫っています。
 
 


次の駅を目指します。引き続き国道181号を東へ走ると谷が広がり、津山盆地に入りました。そして郊外の住宅地の中を進むと、院庄駅に到着。単式ホーム1面1線の棒線駅ですが、かつては相対式ホーム2面2線でした。北側に古い駅舎が残っていますが、減築されたような感じでした。
 
院庄駅を訪問後は津山駅へ向かいます。国道179号線を東へ走って、途中で右折して吉井川を渡り、国道53号に入って市街地をさらに東へ走ると津山駅に到着しました。近くのコインパーキングに車を停めました。
 
 


津山駅は訪問済みですが、地下道が廃止されて跨線橋にエレベーターを設置。バリアフリー化されて間もないです。津山駅を訪問したのは、車での到達が難しい(駐車スペースが乏しい)姫新線・西勝間田駅を列車で訪問するためでした。自動券売機できっぷを購入して入場。新しいバリアフリー設備を確認・撮影してから、14時33分発の姫新線上り普通・佐用行きに乗車しました。キハ120形の単行で、乗り込んだ時点で大半の席が埋まっていたため、私は最後方で立席。その後も乗客が増え、ほぼ満席になりました。帰省客の姿もあり、また『青春18きっぷ』の期間内なので、乗車率が高かったです。
 
 


道中は後方展望を楽しんで、3駅目の西勝間田駅で下車。下車したのは私だけでした。単式ホーム1面1線の棒線駅で、ホームから坂を登ると姫新線を跨ぐ陸橋の道路に到達しました。そこが駅出入口になります。駅周辺は農村風景が広がっていました。
 
 


西勝間田駅からは津山駅へ戻りたいのですが、列車本数が少なく、次の列車は2時間後にならないと来ない状況です。とても待てないので、姫新線に並行している国道179号線を走る路線バスを利用する事にしました。バス停と時刻はあらかじめ調べていました。幸いにも西勝間田駅前の陸橋から南へ300mの至近距離に黒坂バス停があり、駅観察後はすぐにバス停へと移動しました。そして15時05分頃に中鉄北部バスの津山駅行きの便がやって来て、乗車しました。1駅東の勝間田駅前始発で、乗客が誰もいなかったので私だけの貸切状態でした。コロナ禍の頃はことごとく閉鎖されていた助手席側の最前席(展望席)が開放されていたのでそこに座り、道中は前面展望を楽しみました。国道179号を西へ進み、中国自動車道の津山インターチェンジ付近から国道53号へと入りますが、国道53号へ入る前に付近のイオンモールや津山中央病院へと立ち寄りましたが、乗降はゼロのままでした。バスならではの柔軟なルート設定ですが、私のように津山駅が目的地ですと遠回りにしか思えません。寄り道を終えて国道53号に入っても車の流れが悪く、結局終点の津山駅に着いたのは予定時刻より8分遅れでした。乗客は終始私のみでした。このバス路線の今後が心配です。
 
 



津山駅到着後はトイレに寄ってから駐車場へと急ぎ、再び車を走らせ、今度は因美線岡山県内区間の駅巡りをします。先ほどバスで通った国道53号を戻る形で東へ走り、津山インター前を過ぎても国道53号を走り続けます。国道53号は姫新線ではなく、概ね因美線に並行する道路ですが、前年に訪問した高野駅の北側から国道53号は東へ逸れるため、私は因美線に並行する県道6号線を北上します。段々山深くなり、私は鳥取県との県境近くにある美作河井駅に立ち寄りました。美作河井駅は2016年にも訪問していたのですが、写真が不足していたため、また前回訪問から時間が経過しているため、再訪問しました。元は島式ホーム1面2線でしたが現在は1面1線化されています。構内には転車台も残っていて、草が刈られるなど手入れされています。北側には木造駅舎が残っています。
 
 


美作河井駅の次は県道6号を戻り、1駅手前の知和駅にも立ち寄りました。こちらも2016年以来の訪問です。古い駅舎が残っています。1面1線です。先ほどの美作河井駅とともに秘境駅レベルです。
 
 


知和駅訪問をもちまして因美線の駅訪問を終えました(残りの駅は前年の2022年に訪問済)。知和駅を出発し、県道6号~国道53号を津山方面へと戻り、津山インター付近から姫新線に並行する国道179号線を東へ2.5kmほど走りました。最後は脇道に逸れて、17時28分頃に美作大崎駅に着きました。単式ホーム1面1線でカーブ地点にホームがあります。駅舎が存在しない無人駅です。ホームを観察していると列車がやって来て、撮影しました。
 
 


美作大崎駅をあとにして、国道179号へ戻り再び東へ進みます。先ほどバスに乗車した黒坂バス停留所を過ぎ、さらに東へ走ると勝央町の中心市街地にある勝間田駅に到着しました。相対式ホーム2面2線で、北側には2021年に改築されたばかりの新しい駅舎があります。簡易委託駅ですが、私の訪問時は窓口営業していませんでした。大きな駅前広場があり、駅北側に市街地が広がっています。
 

 


今回は勝間田駅訪問をもちまして本日の駅巡りを終了としました。ちょうど日が沈み、暗くなり始めていました。これから帰ることにします。
国道179号を少し東へ走り、勝央ICから美作岡山道路と勝央JCTを経由して中国自動車道に入りました。兵庫県に入ってすぐの上月パーキングエリアで休憩してからはノンストップで走行。中国道~福崎ICから播但連絡道路~姫路JCTから姫路バイパス→加古川バイパスと走り、自宅には20時過ぎに着きました。
 
本日のドライブ&駅巡りで姫新線の全駅訪問を達成できたのですが、刑部駅など一部駅の画像データを失ってしまい、データ復旧を試みても一部しか無理でした…。
結局、後日リベンジ訪問することになりました。
 
 
(つづく)  
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)