柳瀬川駅【埼玉県】(東武東上線。2023年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
埼玉県志木市西部の住宅街に位置する東武東上本線(通称:東武東上線)の駅で、西側には志木ニュータウンが広がり、北側には駅名の由来であり、桜の名所となっている柳瀬川が流れている、
柳瀬川駅 (やなせがわえき。Yanasegawa Station) です。
 
 
駅名  
柳瀬川駅 (TJ 15)  
 
所在地  
埼玉県志木市  
 
乗車可能路線  
東武鉄道:東上本線  
 
隣の駅  
池袋方……志木駅  
寄居方……みずほ台駅  
  
訪問・撮影時  
2023年4月  
 
 
駅概要 (2023年4月時点)  
駅形態……………地平駅(盛土高架駅。1979年開業)。
駅舎………………北側(寄居方)の西口側地平部にあります。
出入口……………西口、東口。
バリアフリー……○(各出入口は段差なし。改札~ホームはエレベーター設置)。
点字ブロック……各出入口~改札~ホームに設置。
駅前広場…………○(東西にロータリー有。

                            バス停は東口のみ、タクシー乗り場は西口のみ)。
 
 



正面口に相当する西口です。北東を望む。
東上線はすぐ北側(寄居方)で柳瀬川を渡るため、柳瀬川駅は盛土高架上にホームがあり、駅舎は盛土下の西口側にあります。
西口と、反対側に東口が設置されており、事実上の東西自由通路として通り抜けが可能です。
また、西口は出入口が駅外より少し低い位置にあり高低差がありますが、階段のほかスロープにより段差が解消されていて、バリアフリーに対応しています。
出入口手前には駅前広場がありますが、ロータリーは少し離れた位置(上写真右手)に設置されています。
 
 

ロータリーです。南西を望む。右後方に西口があります。
中央には小さなモニュメントがあります。
このロータリーにはタクシー乗り場が設けられていますが、バス停留所はありません。
バス停は後述の東口側のみに設置されています。
 
 

西口駅前です。南西を望む。後方に西口があり、左手にロータリーがあります。
右手にはスーパー「サミットストア」などが入居する商業施設があります。
西口駅前には志木ニュータウンのマンション街が広がっています。民間ディベロッパー(鹿島建設)により1970年代~1980年代に開発されたニュータウンで、多数の高層マンションで構成されていて、駅前の商業施設やマンション街にある商店街「ぺあも~る」もニュータウン内の施設です。
しかし、近年は居住者の高齢化が問題になっています。
ニュータウンの北側を柳瀬川が流れています。
 
 



こちらは東口です。南西を望む。
東口は駅外と出入口の間に高低差・段差がありません。こちらは駅舎がなく出入口のみで、ホームも丸見えです。
こちらは出入口前に駅前広場ロータリーがあります。
タクシー乗り場はありませんが、バス停留所が設けられています。
 
 

東口駅前です。ホームより北東を望む。
こちらは駅前に一戸建て住宅中心の住宅街が広がっています。商店は少ないです。
駅前広場から左へ進むと柳瀬川方面です(後述)。
 
 

東口駅前です。北方向を望む。左手に東口があります。
前方の突き当たりの先を、駅名の由来となった柳瀬川が左から右へ流れています。
柳瀬川の土手を通る、その名も柳瀬川通り沿いは桜並木になっていて、春になると桜の花が一斉に咲き誇る桜の名所です。
花見シーズンは多くの見物客が訪れます。
 
 


改札口です。築堤下ではなく駅舎内にあります。南東方向を望む。
右が西口、左が地下道経由で東口です。
 
駅員配置…………あり(有人駅)。
自動改札機………あり(5通路)。  
ICカード…………『PASMO』のエリア内。
有人通路…………なし(窓口に一番近い右端自動改札通路が有人通路代用です。
           点字ブロック設置)。
幅広通路…………あり(窓口に一番近い右端の自動改札通路)。
窓口………………あり(改札窓口のみ)。
自動券売機………あり(改札口の右手前。ICチャージ可)。
自動精算機………なし(ICチャージ機のみ設置。

                               紙のきっぷで乗り越しの場合は改札窓口まで)。
トイレ……………改札内(通常のトイレと多機能トイレは離れています)。
改札外設備………公衆電話・飲料自動販売機・コインロッカー。
改札内設備………AED、飲料自動販売機。
売店………………なし。  
コンビニ…………なし(東西の駅前にそれぞれコンビニがあります)。
 
そして、改札を通って左へ曲がると築堤下へ入り、そこから築堤上のホームとを結ぶ階段・上りエスカレーター・エレベーターが設置されています。
柳瀬川駅はバリアフリーに対応しています。
 
 

下り1番線に設置の、時刻表や路線図などと一体になった建植式駅名標です。
電照式ですが、光源は蛍光灯なのかLEDなのか不明です。
東武鉄道の標準デザインで、下部の矢印は東武東上線系統のラインカラーである紺色が使用されています。
駅ナンバリング「TJ 15」も併記されています。
 
 


駅構造……盛土高架駅。南東~北西方向。
配線………島式ホーム1面2線。
 
右(西)が1番線で下り川越市・小川町・寄居方面、左(東)が2番線で上り池袋方面および東京メトロ有楽町線・副都心線方面です。
  
ホーム有効長……10両分。
ホームドア………なし(2023年4月時点)。通過列車に注意。
ホーム幅…………全体的にやや狭く、池袋方の端(奥)は狭いです。
上屋(屋根)………全10両分に設置。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機。空調完備の待合室。
  
ホームの寄居寄り(ダジャレではない。写真手前側)に下の改札階とを結ぶ階段・エレベーター等があります。
  
上写真は1番線より、下写真は2番線より、2枚とも池袋方を望む。
 
 


上写真は1番線より、下写真は2番線より、2枚とも寄居方を望む。左が1番線、右が2番線です。
高い位置にホームがあるため見通しが良く、志木ニュータウンのマンション街などがよく見えます。
 
 

池袋方を望む。
この先、地平区間になり、畑も残る住宅地の中を南東へ走ります。そして県道113号線(志木大通り)の陸橋をくぐると上下線間に留置線が現れて市街地に入り、新座市に変わると志木駅へと至ります。志木駅から先、和光市駅までは複々線区間になります。また、志木駅は志木市の玄関口であるのですが、所在地は志木市ではなく新座市で、志木市域には東口の一部や駅前広場があるのみです。そのため、柳瀬川駅は志木市内に所在する唯一の駅であります。
 
 


上写真は1番線より、下写真は2番線より、2枚とも寄居方を望む。
ホーム端の先には小さな倉庫(?)があります。
この先、すぐに桜並木のある柳瀬川を渡って富士見市に変わり、一時的に田園地帯の中を走りますが、すぐに住宅地の中に入り、少しだけ残る畑も見ながら北西へ走ります。そして前方にビル街が見えてきて、みずほ台駅へと至ります。
 
 
あとがき   
下車(乗車)時・・・2023年(駅訪問の為)。          
  
島式ホーム1面2線で、すぐ北(寄居方)で柳瀬川を渡るため築堤高架となっています。駅舎は築堤下の西側にあり、東西に出入口があります。東口側は戸建住宅や低層の集合住宅が主体ですが、西口側は志木ニュータウンのマンション群がそびえていて、駅の東西で全く違う街並みになっています。また、駅北側を西から東へ簗瀬川が流れています。
  
鉄路のみで(ルートは一例です)  
新宿から・・・当日到達可、日帰り往復可。

                     山手線~池袋から東武東上線。準急と普通のみ停車。 
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。

                     品川or東京まで新幹線、山手線などで池袋へ。以降は上と同じ。
 
食料・飲料 (500m以内) 
コンビニ・・・・・・あり (東西駅前に1店舗ずつ有)    
飲食チェーン店・・・なし (最寄店舗は約1km東南東の「サイゼリヤ」)   
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、東武東上線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は柳瀬川駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)