第1541回('23) リニモを乗り鉄・降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2022年12月29日~2023年1月1日、年末休暇は3泊4日の日程で首都圏と名古屋近郊を乗り鉄・降り鉄(駅訪問)しました。新型コロナウイルス流行の第8波真っ最中でしたが、既にワクチンを4度接種していたこともあり、今回も感染対策を徹底して旅行を楽しみました。
 
今回は最終日の4日目(元日1月1日)前半の内容です。
名古屋で年明けを迎えました。この日の午前中は名古屋東部の長久手市などを走る愛知高速交通東部丘陵線【愛称・リニモ】の乗り鉄・降り鉄を楽しみ、全駅を制覇しました。尚、前年11月に愛・地球博記念公園駅前にオープンした「ジブリパーク」は元日のため閉園日でした。
リニモの乗り鉄・駅巡りには『リニモ1DAYフリーきっぷ(800円)』を利用しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  
今回の日程  2023年1月1日  (日・祝)    【前半】    
  
名古屋556(名古屋市営地下鉄東山線)601栄632(各停)655藤が丘747(リニモ)749はなみずき通814(各停)816杁ヶ池公園840(各停)842長久手古戦場906(各停)907芸大通924(各停)926公園西950(各停)952愛・地球博記念公園1024(上り各停)1030長久手古戦場1114(下り各停)1121陶芸資料館南1138(各停)1140八草1213(上り各停)1230藤が丘1239(地下鉄東山線)1307名古屋   
  
【後半へ続く】       
 
この日はまだ暗い4時半に起床し、おせち料理ではなくおにぎりを食べてからホテルをチェックアウト。まずは名古屋市営地下鉄東山線の名古屋駅へと向かいました。早朝でまだ人が少ないので各改札口を観察しましたが、改札階にある地下街「メイチカ」は3月で一旦閉鎖されたようですね。
 
 

 
私はそんな事も知らず歩いていましたが。入場前に地下鉄のフリーきっぷ『ドニチエコきっぷ(620円)』を購入しました。入場後はホーム階へと下り、東行と西行で電車の停車位置をずらし、混雑対策をしている長~いホームを観察してから、5時56分発の藤が丘行きに乗車しました。車両は5今や旧型になってしまった5050形6連でした。私はガラガラだった前から5両目に乗り込み、座りましたが、名古屋乗車組がドッと押し寄せ、ほぼ満席になりました。道中はスマホを操作して過ごし、2駅目の栄駅で下車しました。栄は名古屋随一の繁華街にある駅なので、人が少ない早朝にホームや改札を観察しようと思い下車しました。それでも若者を中心に結構人がいましたが…。東山線関係の全改札口を観察しましたが、早朝に閉鎖されている改札口もありました。まだ夜明け前だったので地上には出ませんでした。
 
 

 
栄駅からは6時32分発の藤が丘行きに乗車。今度も5050形6連でした。最後部車両はほぼ満席でしたが私は空席に座り、スマホを操作していました。2駅目の千種駅でJR中央本線に乗り換えるのか大量下車があり、以後の最後部車両は空いた状態が続きました。一社駅を発車後は地上に出ましたが、ようやく明るくなり始めました。そして私は6時55分に到着した終点の藤が丘駅まで乗り通しました。
 
 

 
高架駅の藤が丘駅は何度か訪問していますが、今回は改めて車両と駅の内外を撮影し、この後乗り継ぐリニモの各出入口も観察しました。元日という事もあり街はまだ眠っている状態で、人通りが少なかったです。ここで日の出を迎えましたが、建ち並ぶビルに阻まれ初日の出は拝めませんでしたw 
 
 

 
さてこれからリニモの全駅を訪問する事にします。リニモの駅は地下にあるので地下へと入り、自動券売機で『1DAYフリーきっぷ(800円)』を購入してから入場し、ホームを観察しました。
そして7時47分発の下り八草行き電車に乗車しました。リニモはHSST方式の磁気浮上式リニアモーターカーで、車両は全て100形3連です。私は先頭車両の一番前の席に座りましたが、車内はガラガラでした。ちなみにリニモは原則無人運転です。電車は藤が丘駅を発車後、名古屋市を出て長久手市に入り、地下区間を東へ走ります。そして地上に出ると1駅目の「はなみずき通駅」に到着し、私は下車しました。高架駅で、リニモでは唯一の相対式ホーム2面2線の駅です。藤が丘方はすぐ先に地下トンネルの坑口があります。駅前は閑静な住宅街で、商店は少なかったです。
 
 

 
はなみずき通駅からは8時14分発の八草行き電車に乗りました。今回も先頭車両の最前席に座り、前面展望を楽しみました。そして次駅の杁ヶ池公園駅(いりがいけこうえんえき)で下車しました。名古屋の広小路通から連続で延びる幹線道路(県道6号線)の上空に駅があり、見た目はモノレールや新交通システムの駅と大差ないです。駅前は住宅街で、北側にあるショッピングセンター「アピタ長久手店」に直結しています。駅名の由来となった杁ヶ池公園は約400m南、住宅街の中にあります。
 
 

 
杁ヶ池公園駅では8時40分発の八草行きに乗車しました。最前部の席を狙いましたが、先客がいてガラガラだったものの立席を選択。ドア脇から前面展望をして、次駅の長久手古戦場駅で下車しました。駅構造は先ほどの杁ヶ池公園駅と似ていますが、こちらは北側に「イオンモール長久手」があり、改札階からは連絡通路が延びています。まだ開店前だったため乗降客は少なかったです。
 
 

 

 
長久手古戦場駅からは9時06分発の八草行きに乗車。今度も最前席には先客がいたためドア脇へ。車内がガラガラでしたが。道中は車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の芸大通駅で下車しました。駅前の県道6号線が陸橋になっているため直上に駅を設けず、駅は県道南側にあります。駅名の由来となった愛知県立芸術大学は約1km南東の森の中にあります。また、駅の西側にはトヨタ博物館があり、「トヨタ博物館前」の副駅名が付与されています。そして駅周辺は市街化調整区域であるためマンションや商店が少なく、長久手古戦場駅以西とは違い、ローカル風景が広がっています。
 
 

 
芸大通駅では9時24分発の八草行きに乗りました。今度は最前席が空いていたため着席しました。先頭車両は乗客が誰もおらず、貸切状態でした。しばし前面展望を楽しんで次駅の公園西駅で下車しました。この駅も県道6号の南側に駅があり、駅前はローカル風景が広がっていますが、東側には愛・地球博記念公園があり、公園西駅からのアクセスに対応した公園西駅口のゲートがあります。また、県道を挟んで北側には「IKEA長久手」があり、歩道橋で駅と直結しています。
 
 

 
公園西駅からは9時50分発の八草行きに乗車しました。先頭車両はガラガラでしたが最前席は先客がいたため座れず、ドア脇から前面と側面を眺めて過ごし、1駅目の愛・地球博記念公園駅で下車しました。愛知万博開催時に下車したことがありますが、閉幕後は今回が初めてでした。万博開催時にあった臨時ホームや臨時通路といった設備は全て撤去されていました。車庫があるため2面3線と構内は広かったです。この駅も県道南側にあります。また、元日ゆえ公営施設である「ジブリパーク」は閉園しており、また愛・地球博記念公園も入園不可だったので、駅や駅前にはほとんど人がいませんでした。
 
 

 

 
順番的にこの次は陶磁資料館南駅を訪問…といきたい所ですが、先に昼食を済ませるとします。乗車したのは八草行きではなく、10時24分発の上り藤が丘行きでした。先頭車両はガラガラで、「展望席」が空いていたので着席し、前面展望しながら道中を過ごして3駅目の長久手古戦場駅で下車しました。
 
 

 
下車後は駅北口直結の「イオンモール長久手」に入りましたが、イオンモールは元日より営業しています。大変ありがたいですが、元日から頑張って働いている従業員の皆様に感謝です。店内のフードコートにあるご当地チェーン店「スガキヤ」で早目の昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後は長久手古戦場駅へと戻り、降り鉄を再開です。11時14分発の下り八草行きに乗車し、空いていた「展望席」に座りました。先頭車両はガラガラでした。道中は前面展望を楽しんで、4駅先の陶磁資料館南駅で下車しました。この駅は県道6号線の陸橋の上にホームがあるため、出入口との高低差が大きいです。また駅周辺は丘陵地帯の山林が広がっていて、眺望が素晴らしいです。但し民家が無く、秘境感も漂っていました。北側に「知の拠点あいち」という共同研究開発拠点がありますが、愛知県陶磁美術館は500m北にあります。そして南側にはリニモを運営する愛知高速交通の本社、リニモの車両基地があります。
 
 

 
陶磁資料館南駅からは11時38分発の八草行きに乗車。この電車でも最前席に座れましたが、長久手古戦場駅以東はガラガラの電車ばかりでした。道中は前面展望して過ごし、11時40分に終点の八草駅に到着しました。八草駅は2005年と2009年にも訪問していますが、2005年訪問時は「万博八草駅」として仮設ホームなどの多客対応設備がありましたが、万博終了後に「八草駅」に改称され、2009年の時点では仮設備は全て撤去されていました。今回も2009年訪問時と大して変わりありませんでした。リニモは高架駅で、この駅は県道6号線(有料道路の「猿投グリーンロード」)陸橋の南側にあります。また地平部の南側には愛知環状鉄道の駅があり、リニモの引上線が愛環線を跨いでいます。2路線の接続駅であり、名古屋方面や豊田・瀬戸方面へのアクセスが便利なものの、駅前はローカル風景そのもので、開発が進んでいない印象でした。また、窓口にて『リニモ1DAYフリーきっぷ』の特典であるピンバッジを頂きました。
 
 

 

 
これにてリニモの全駅訪問を終えましたが、とりあえず名古屋駅へ戻ることにします。次に乗車したのは12時13分発の上り藤が丘行きで、私は前の1本やり過ごしてでも最前部の席をゲットしました。道中は前面展望を楽しみ、往路とは反対側の景色を眺めました。また八草駅発車時点でガラガラだった車内も駅ごとに少しずつ乗客が増加しましたが、最終的に半分の座席も埋まりませんでした。そして17分の乗車で終点の藤が丘駅へと戻りました(12:30着)。
 
 

 
藤が丘駅ではすぐに地上へと上がり、地下鉄東山線の駅へ。12時39分発の高畑行きに乗り継ぎました。5050形6連で、最後部車両に着席しました。藤が丘発車時点でガラガラでした。道中は地上区間は車窓風景を眺め、上社駅を過ぎて地下区間に入るとスマホを操作していました。乗客数は概ね右肩上がりで、栄駅を過ぎるとピークを迎えましたが、それでも元日だったからか満席プラス10人程度の立客といった状態で、普段の土休日昼間の東山線と比較すると全然少なかったです。そして私は13時07分に到着した名古屋駅で下車しました。大半の乗客が下車したため、車内はガラガラになっていました。これでこの日の地下鉄乗車は終了でしたが、3回の乗車で『ドニチエコきっぷ(620円)』の元が取れました。
 
 

 
この後もまだまだ乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません   
 
 
(参考:Wikipedia)