第1502回('22) 飯田線を乗り鉄・下伊那地区の小駅を降り鉄   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2022年5月27日~5月29日、2泊3日の日程で駅数が多い飯田線の途中下車の旅へ出かけました。訪問駅数を稼ぐため金曜の夜に出発して豊橋で宿泊しました。
今回は未訪問の駅を少しでも減らすべく、1日目の土曜日は主に南側区間、2日目の日曜日は主に北側区間を降り鉄していきましたが、2日目は中央本線辰野支線の駅に惹かれてしまい、まだまだ飯田線内の未訪問駅を残した状態で帰宅しました。
きっぷは、前回と同じくJR東海区間は『JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ』(土休日の連続2日間有効。8,620円)を使用しましたが、元を取れたかどうか微妙な状態でしたw JR東日本区間は普通乗車券を使用しました。
 
また、私は3月に3回目のワクチンを接種済みでしたが、もちろんマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底した上で、今回の乗り鉄を決行しました。
 
今回は2日目(土曜日)後半の内容です。
午後は天竜峡駅より北の飯田線駅を降り鉄していきました。そしてこの日は飯田駅近くのホテルで宿泊しました。
  
今回の日程  2022年5月28日  (土)  【後半】   
 
天竜峡1233(飯田線)1255鼎1310(徒歩)1325下山村1342(飯田線)1451上片桐1505(徒歩)1522伊那田島1533(飯田線)1549伊那本郷1624(上り普通)1703下市田1749(普通)1809飯田       
  
【宿泊】  
  
特急『伊那路1号』で天竜峡駅までやって来ましたが、ここで12時33分当駅始発の普通・茅野行きに乗り換えます。車両は2扉転換クロスシート車の213系2連でした。後部車両に入ると、既に転換クロスシート窓側席が埋まっていたため、一番後ろのロングシートに腰掛けました。豊橋を8時11分に発車して天竜峡に12時07分に到着した普通列車からの多くの乗継客や天竜峡駅からの乗客が先に座っていたため、後から来た私は転換クロスシート窓側席にありつけませんでした。
 
 

 
道中は飯田市南部郊外の車窓風景を眺めて過ごしましたが、まぁこまめに駅が設置されています。各停車駅での乗降は少なかったですが…。途中の伊那八幡駅では駅前のカウンター型たこ焼き店「じゅんじゅん松尾店」に複数の客がいました。伊那八幡駅を通るといつも「じゅんじゅん松尾店」を見てしまいますw その後は沿線に住宅が増えてきて、松川の田切地形をクリアして崖上にある飯田市街へ登るための西へ迂回するルート上にある難読駅・鼎駅(かなええき)で下車しました。鼎駅は1面1線ですが、かつては2面2線でした。北側に古い木造駅舎が残っており、広い待合室が印象的でした。
 
 

 

 
次の下り列車は約50分後で、このままですと少し待ち続けなければなりませんが、待つ時間がもったいないので、約1km東にある未訪問の下山村駅まで徒歩移動する事にしました。駅前から飯田線の少し北側を並行する道路をひたすら東へ進みましたが、下り坂続きだったので楽でした。日差しが強くて暑かったですが…。しばらく歩くとこの道路は突き当たりになり、そこを右折して路地を南下すると、鼎駅から15分ほどで下山村駅に到着しました。無人駅で、駅舎はありませんでした。駅構内を撮影していると、辰野方から13時34分発の上り普通列車がやって来ました。この列車で下山村駅入りしても良かったのですが、その場合は下山村駅での滞在時間が8分しか取れずまともに撮影できないと思ったため、滞在時間を長く取れる徒歩を選択した次第です。
 
 

 

 
上り普通列車には乗車せず、引き続き駅構内を撮影しました。その後、少し休憩していると豊橋方から13時42分発の普通・駒ケ根行きがやって来ました。213系2連で、乗り込んだ2両目は高校生を中心に地元客が一定数いましたが、豊橋方面からの乗客がいなかったため、半分ほどの転換クロスシート窓側席が空いていました。私は窓側席に座り、道中は車窓風景を眺めて過ごしました。先ほど下車した鼎駅を通り、田切地形の崖を登って飯田駅に到着すると高校生や地元客がほとんど下車してしまい、入れ替わりの乗車客が少なかったので車内はガラガラになりました。その後もしばらく下車せず車窓風景を眺めていましたが、今回は結構乗車時間が長くなったので疲れた身体が回復しました。そして私は途中の11駅をスルーして、12駅目の上片桐駅で下車しました(14:51着)。
 
 

 
上片桐駅は2面2線の駅で、東側に事実上の待合室である簡易駅舎が鎮座していました。2000年代まで木造駅舎だったそうです。駅前はそこそこ大きい集落で、西側には松川北小学校もあります。
 
 

 
この日は飯田で宿泊するのですが、時間がある限りもう少し北へ行きたいです。次の列車は30分少々待てば来るのですが、北隣の伊那田島駅まで1.3kmほどだったので、ここでも徒歩移動をして訪問駅を1駅稼ぐ作戦に出ましたw まぁ、事前に調査して両駅の距離が近いことが分かっていたのですが…。上片桐駅を出発して、駅北側の踏切を渡って西側へ渡り、北へ歩いて坂道を登ると、果樹園(りんご畑?)が広がる高原風景に出ました。西側に中央アルプスの山々を眺めてさらに北へ歩くと、17分ほどで伊那田島駅に到着しました。伊那田島駅は駅舎が存在しない1面1線の小さな駅で、周囲に民家はほとんど見られず、果樹園と畑、そして林が広がっていました。また、河岸段丘の上に位置する駅であるため、東側は南アルプスの山々を眺められました。
 
 

 

 
撮影後、待合室で休憩していると15時33分発の下り普通・岡谷行きがやって来て、乗車しました。313系3000番台2連で、私は2両目へ。乗客はそこそこいましたが、誰もいないボックスシートが残っていたので私はそこへ着席しました。道中は高原風景の中、左手に中央アルプスを、右手に南アルプスを眺めながら過ごしました。高低差の大きい区間が続き、線路は勾配とカーブだらけでした。高遠原駅、七久保駅はパスして、私は3駅目の伊那本郷駅で下車しました。伊那本郷駅は相対式ホーム2面2線で、東側に新しい簡易駅舎を有しています。駅前は東側の坂下に集落が広がっており、西側は崖になっていましたが、崖上には田畑が広がっているようです。
 
 

 

 
もっと北へ行きたいのですが、16時を過ぎましたし、そろそろ飯田方面へ戻るとします。次に乗車したのは16時24分発の上り普通・天竜峡行きで、313系3000番台2連でした。後部車両の車内は空いていて、この列車でも1ボックスを独占できました。道中は休憩がてら往路と同じ車窓風景を眺めて過ごしましたが、一気に飯田駅まで戻らずに、途中の下市田駅に寄り道(途中下車)しました(17:03着)。下市田駅は駅舎がない1面1線の棒線駅で、東側に出入口があります。駅前は田畑も混在するものの比較的住宅が多かったです。また、線路と反対側の駅西側には国道153号が並行しており、沿道にはロードサイド店舗が点在していました。ちなみに、駅前の国道153号沿いに「モスバーガー」があることを事前に確認していたので、食事時に下市田駅で下車した際はモスで食べようと思っていたのですが、残念ながら前年秋に閉店になったようで、その計画は実行できませんでした。しかし、モスの跡地の少し北側にコンビニエンスストア「ファミリーマート」があるので、私はそこで弁当を買って下市田駅に戻りましたが、待合室には先客が2名いたため、新型コロナウイルス対策もありそこでは食べずに、晴れていたこともありホームに座って弁当を食べました。風が心地よかったですが、容器や袋が飛ばされそうになったので止めるのに必死でしたw もちろん容器はポイ捨てせずに持ち帰りました。
 
 

 
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あとは飯田駅へ移動するのみです。下市田駅からは17時49分発の普通・豊橋行きに乗車しました。213系2連で、私は後部車両の転換クロスシート窓側席に座りました。乗客は少なかったです。道中は車窓風景を楽しみました。伊那上郷駅からは市街地に入り、私は18時09分に到着した飯田駅で下車しました。
 
 

 

 
この日の乗り鉄・降り鉄はこれで終了として、改札を出てコンビニで買い出しをしてからホテルへと移動し、チェックインを済ませました。そして部屋でテレビをつけてチャンネルを回したらフジテレビ系の長野放送でローカル番組「土曜はこれダネッ!」が放送されていました。十数年ほど前には結構長野県で宿泊する機会があり、そのたびに「土曜はこれダネッ!」を観ていたので、私にとっては懐かしい番組でした。しかしスタジオの出演者を見ると……いつも出演していたあの末吉くんがいないではありませんか!? スマホで調べると、末吉くんは2020年に芸人を卒業して転職したとの事で、納得しました。「土曜はこれダネッ!」は県内の情報番組で、この日は関西や中京圏ではおなじみの韓国料理ファストフード店「韓丼」が長野県に初進出した話題でした。また、MCを務める吉岡麗アナウンサーが印象的でした。
その後は入浴を済ませてから再びテレビを視聴しつつスマホを操作していましたが、急に眠気が襲ってきて21時頃に寝落ちしてしまいました。
 
翌日も飯田線をはじめとした乗り鉄・降り鉄を続けていきます。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)