第1458回('21) 愛知県北西部~岐阜県の東海道本線を乗り鉄・降り鉄    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2021年10月30日~31日、1泊2日の日程で、主に東海地方西部の乗り鉄&降り鉄の旅に出かけました。
初日は三重県方面で主に関西本線のJR東海区間、伊勢鉄道線、名松線の駅を、2日目は岐阜県方面で主に東海道本線のJR東海区間を、降り鉄(途中下車)していきました。
また、新型コロナウイルスの感染状況が改善し、私自身も8月下旬から9月上旬にかけてワクチンを接種しましたが、今までと変わらずマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底いたしました。
 
今回は2日目前半の内容です。
早朝に名古屋駅を出発し、東海道本線を西へと進みつつ、尾張一宮駅から大垣駅まで1駅ずつ下車していきました。大垣駅到着後は美濃赤坂支線にも乗車して、まだ降りたことがない荒尾駅を降り鉄しました。今回はフリーきっぷではなく、名古屋市内→加古川の普通乗車券(4,840円)を利用し、途中下車する形を取りましたが、きっぷの特性上、後退はできませんでした。また、美濃赤坂支線は別途乗車券を購入して対応しました。
  
今回の日程 2021年10月31日  (日)   【前半】    
 
名古屋610(東海道本線)625尾張一宮649(普通)653木曽川725(普通)730岐阜813(新快速)815西岐阜841(特別快速)844穂積913(新快速)918大垣930(美濃赤坂支線)933荒尾958(上り普通)1003大垣   
 
【後半へ続く】   
 
この日は5時前に起床し、朝食を済ませてからホテルをチェックアウトして名古屋駅へ向かいました。まだ暗かったです。改札口では前日に購入していた『名古屋市内→加古川』(東海道本線・山陽本線経由)の乗車券を自動改札機に通して入場し、高架ホームへ。しばらく待って、6時10分発の東海道本線下り普通・大垣行きに乗車しました。車両は313系2連×2で、どちらも転換クロスシート主体の300番台でした。私は最後部車両に乗り込み、空いている転換クロスシート窓側席をゲットできましたが、発車時点でほぼ満席になり、立客もちらほらいました。遊びや夜勤からの朝帰りの人が多そうで、中には東京ディズニーリゾートの袋を持った人が複数見られましたが、夜行バスで名古屋へ戻ってきたと思われます。

また、名古屋駅ホームにはレール輸送車のキヤ97系が停車していました。
 
 

 
大垣行き電車は定刻に名古屋駅を発車し、各駅に停車しながら東海道本線を北上します。曇天ながら少しずつ明るくなってきたため、私は車窓風景を眺めました。駅ごとに少しずつ乗客が減りましたが、稲沢発車時点でもまだまだ乗車率が高かったです。そして私は名古屋から4駅目の尾張一宮駅で下車しました。駅の規模に対して乗降客は少なかったです。尾張一宮駅は2面4線の高架駅で、西隣に名鉄一宮駅が並んでいます。雰囲気的には関西の明石駅・山陽明石駅と似たような感じです。ホームを観察後は途中下車制度を利用して改札外へ出て、駅舎と駅前を撮影しました。「i-ビル」という結構大きな駅ビルが鎮座しています。駅前は市街地ですが、空洞化している印象でした。実は私、少年時代に一宮市に住んでいた事があり、JRが高架化された頃の市街地を知っているのですが、その頃はもっと賑やかでした…。
 
 

 

 
尾張一宮駅からは6時49分発の普通・岐阜行きに乗車。313系2連+4連で、私は最後部車両(4連側)へ。朝帰りの時間帯が過ぎたのか、車内はガラガラでした。転換クロスシート窓側席に座り、道中は並走する名鉄名古屋本線などを眺めていました。名鉄線が離れるとほどなくして電車は木曽川駅に到着。私は下車しました。木曽川駅も少年時代に何度も下車していたのですが、当時は西側のみに古い駅舎がありました。今は橋上駅舎化され、昔の面影がなくなりました。駅前は住宅地ですが、木曽川とは結構離れています。また、当駅には待避線があり、昔は待避していた団体列車や工臨、甲種輸送列車などを撮影したものです。訪問時は313系や『しらさぎ』用の681系が待避していて、私の滞在中にいずれも木曽川駅を発車していきました。
 
 

 

 
木曽川駅では7時25分発の普通・大垣行きに乗りました。313系4連×2で、ここでも最後部車両に乗車しました。車内はガラガラで、道中は転換クロスシート窓側席に腰掛けて、水分補給をしつつ、木曽川や笠松競馬の厩舎などの車窓風景を眺めました。そして岐阜市内に入ると高架区間になり、私は岐阜駅で下車しました。岐阜駅は過去に何度も下車していますが、今回は改めて駅の内外を撮影しました。岐阜駅は高架駅で、すぐ東側で名鉄名古屋本線の盛土高架を跨ぐため3階レベルの高さにホームがあります。駅前は市街地で、約400m北東に名鉄岐阜駅があります。また、北口駅前広場には2005年に廃止された名鉄岐阜市内線などを走っていたモ510形の513号が静態保存されていました。
 
 

 

 

 
岐阜駅からは8時13分発の新快速・大垣行きに乗車しました。岐阜以西は快速系列車が各駅に停車するため、朝晩を除き普通列車は岐阜~大垣に設定されていません。車両は313系2連+6連で、後部6両はオール転換クロスシートの5000番台でした。私が乗り込んだ最後部車両は半分程度の席が埋まっており、空いている転換クロスシート窓側席に座りました。道中はしばし車窓風景を眺めて過ごし、次駅の西岐阜駅で下車しました。西岐阜駅は国鉄末期に開業した新駅で、簡素な橋上駅舎を有しており、西側で線路を跨ぐ陸橋に面しても出入口があります。駅前は郊外の住宅地ですが、約1.5km南に岐阜県庁があり、西岐阜駅は岐阜県庁への最寄駅です。 
 
 

 

 
西岐阜駅では8時41分発の特別快速・大垣行きに乗車。313系2連+6連で、私は最後部車両(6連側)に乗り込みました。車内はガラガラで、転換クロスシート窓側席に座って水分補給をしながら車窓風景を眺めました。そして長良川を渡ってすぐに到着した穂積駅で下車しました。穂積駅は築堤上にある駅で、築堤下に改札口があります。駅前は新しい道路が整備されているものの全体的に手狭でごちゃごちゃしていました。
 
 

 

 
穂積駅からは9時13分発の新快速・大垣行きに乗りました。313系2連+6連で、乗り込んだ最後部車両(6連側)はガラガラでした。窓側席に着席し、道中は車窓風景を眺めて過ごしました。揖斐川を渡ると右側に樽見鉄道線が寄り添い、やがて市街地に入って終点の大垣駅に到着しました。
 
 

 
大垣駅からは一旦本線を外れて、美濃赤坂支線唯一の中間駅である荒尾駅を訪問しようと思います。ところが、私が持っている『名古屋市内→加古川』のきっぷでは区間外乗車になるため、一旦改札を出て、荒尾駅は『TOICA』のエリア外であるため自動券売機で荒尾駅までの往復きっぷを購入しました。荒尾駅は無人駅のため往復きっぷにしました。その後すぐに再入場して、9時30分発の普通・美濃赤坂行きに乗車しました。西側(神戸方)の切欠ホームである3番線から発車します。美濃赤坂行きはワンマン対応の313系3000番台2連で、車内はセミクロスシートでした。私は先頭車両のボックスシートを独占しましたが、乗客は数人で車内はガラガラでした。後部車両には誰も乗客がいませんでした(職員が乗車していました)。
 
 

 
美濃赤坂行きは定刻に大垣駅を発車。しばらくは本線上を走りますが、速度は控え目でした。そして南荒尾信号場で右へ分岐するとすぐに荒尾駅に到着し、ワンマン運転だったので私は運転士にきっぷ(ゆき券)を渡して下車しました。荒尾駅はカーブ地点にある1面1線の無人駅で、駅舎はありませんでした。駅前は住宅地で、東側に小学校が、西側に神社があります。駅前道路は狭くて歩道が一部しかありませんが交通量が多かったです。通学路に指定されていると思われるので、自動車での通行は細心の注意を払う必要があります。
 
 

 

 
駅前散策後はホームへと戻りましたが、数人が列車を待っていました。私も待っていると、次々と人が増えて10人を超えました。都市部の駅には到底及ばないものの、荒尾駅は一定数の利用者がいる事が分かりました。しばらくすると美濃赤坂方から9時58分発の普通・大垣行きがやって来ました。先ほど乗った美濃赤坂行きの折り返し電車で、313系3000番台2連でした。ワンマン列車なので先頭車両の後部扉から乗り込み、私は2両目へと移動しましたが、他の客は全て先頭車両にとどまりました。これは大垣駅の到着ホーム3番線の構造に起因するもので、先頭車両の方が他の番線や跨線橋に近いからです。先頭車両は美濃赤坂乗車組を含めて半分程度の席が埋まっていましたが、2両目は私だけの貸切状態でした。私はボックスシートを独占して、道中は往路とは反対側の車窓風景を眺めて過ごし、終点の大垣駅には10時03分に到着しました。
 
 

 
大垣駅到着後は車両やホームを撮影しました。樽見鉄道樽見線の車両も撮影しました。その後は改札を出て北口側の出入口と駅前を撮影しました。
 
 

 

 
撮影後は北口とペデストリアンデッキでつながっているショッピングモール「アクアウォーク大垣」(核店舗は「アピタ」)へと移動しました。そしてフードコートで昼食を…と思い、店を見ていきましたが、結局無難な「スガキヤ」を選択してラーメンを食べましたw デザートとのセットを頼んだのですが、食後に食べるデザートの引換券を紛失してしまいました。店員にレシートを見せてデザート(カップ入りのソフトクリーム)は無事に食べられましたww 
 
 

 

 
食後は大垣駅へと戻り、今度は南口側の駅舎と駅ビルを撮影しました。 
 
この後も降り鉄をしつつ、東海道本線を西へと進んでいきます。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)