越谷駅【埼玉県】(東武スカイツリーライン。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
埼玉県越谷市の中心市街地に位置する東武スカイツリーラインの急行停車駅で、越谷市の代表駅である、
越谷駅 (こしがやえき。Koshigaya Station) です。
  
  
駅名  
越谷駅 (TS 21)
  
所在地  
埼玉県越谷市 
  
乗車可能路線・系統     
東武鉄道:伊勢崎線 【愛称:東武スカイツリーライン】  
  
隣の駅   
北千住方・押上方・浅草方……新越谷駅  
東武動物公園方・伊勢崎方……北越谷駅    
  
訪問・撮影時  
2020年9月
 
 

 

越谷駅は高架駅です。1993年~1994年にかけて高架化され、1997年に複々線化されました。
高架下1階に駅舎と改札口があり、高架下には商業施設「Fine越谷(ファイン越谷)」も入居しています。駅ビルはありません。
東西に出入口があり、高架下1階は東西自由通路を兼ねています。東口、西口とも駅外と駅舎内の間に段差がありません。
 
写真は東口です。上写真は西を、下写真は北西を望む。歩行者用通路に面して出入口があります。
東口にはロータリーを有する駅前広場が整備されています。ロータリーは出入口に面した箇所(南側)と、右手の歩行者用通路を隔てた右側(北側)の計2箇所整備されていて、主に南側がバス停留所とタクシー乗り場、北側が一般車乗降場として使用されていますが、南側にも一般車が進入可能であり、北側にもバス停留所が設けられています。
 
 

東口の正面には29階建ての高層ビル「越谷ツインシティ Aシティ」があります。
再開発ビルで、西側の低層棟が商業施設、東側の高層棟が超高層マンション「グローリオ越谷 ステーションタワー」になっています。
左側には後述の「越谷ツインシティ Bシティ」があります。
写真は東を望む。後方に東口出入口があり、手前には南側ロータリーがあります。
 
 

こちらは東口より北を望む。左後方に東口出入口があります。
前方には北側ロータリーがあり、その先に5階建ての「越谷ツインシティ Bシティ」があります。こちらは手前の南側が商業施設、奥の北側が立体駐車場になっています。
右前方には「越谷ツインシティ Aシティ」があり、両ビル間は2階部分のデッキで行き来可能です。
 
 

東口駅前です。東を望む。
左後方に東口出入口があり、左前方には「越谷ツインシティ Aシティ」が見えます。
駅東側は越谷市の中心市街地で、駅前をはじめ南方向に商店・飲食店が立ち並んでいます。約250m南東には商業施設「アルコ越谷ショッピングスクエア」があります。
約550m東の元荒川沿いには越谷市役所があり、その南隣には越谷市中央市民会館があります。
 
 

こちらは西口です。東を望む。
東口と同様に立派な造りですが、元々が「駅裏」だったため東口と比較して通行人が少ないです。西口は1989年に開設されました。
西口にもロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バス停留所とタクシー乗り場が設けられていますが、西口のロータリーは1ヶ所のみです。
 
 

西口駅前です。西を望む。後方に西口出入口があります。
駅前にはビルやマンションが見られるものの密集度が低く、また商店数も東口と比較して少ないです。
駅から少し離れると赤山町の住宅街が広がっていて、一戸建て住宅の割合が高いです。
 
 

 

改札口です。2枚とも概ね南方向を望む。越谷駅の改札はこの1ヶ所のみです。
左が東口、右が西口で、後方には商業施設「ファイン越谷」の出入口や店舗があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が7通路並んでいます。窓口に面した右端が幅広通路で、有人通路を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。改札内には自動精算機があります。いずれもICカードのチャージが可能です。
トイレ・多機能トイレは改札内に設置されています。
そして2階にある各ホームとの間は階段・上下方向エスカレーター・エレベーターで結ばれています。越谷駅はバリアフリーに対応しています。
尚、改札内コンコースおよび2階ホームに売店・コンビニはありません。 1階改札外高架下、西口側にコンビニ「ファミリーマート」があります。
 
 

3番線下り緩行線に設置されている、時刻表、路線図、構内図と一体になった建植式駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯と思われます。
東武鉄道の標準デザインで、下部の矢印は東武スカイツリーラインのラインカラーであるオレンジと青が使用されています。
駅ナンバリングも併記されています (TS 21)。
 
 

 

越谷駅は島式ホーム2面6線の高架構造で、南南東~北北西方向にホームが延びています。
 
電車により見えませんが左端(東)が上り通過線(急行線)です(番線なし)。左のホームが左から1番線(上り急行線。北千住・浅草・東京メトロ半蔵門線方面)、2番線(上り緩行線。北千住・東京メトロ日比谷線方面)の順、右のホームが左から3番線(下り緩行線。東武動物公園・南栗橋方面)、4番線(下り急行線。久喜・伊勢崎・南栗橋方面)の順、そして右端(西)が下り通過線(急行線)です。当駅では急行などが特急を待避する場面が日常的に見られます。
 
ホーム有効長は全番線とも10両分ありますが、2・3番線に発着する日比谷線直通の普通列車は7両編成のみの運用です。
2020年9月時点でホームドアは未設置です。ホーム幅は広く、両端部は狭くなっていません。
上屋は各ホームとも端から端まで設置されています。
各ホームともベンチ、飲料自動販売機、冷水器が設置されています。
上写真は下り緩行線3番線より、下写真は下り急行線4番線より、2枚とも浅草方を望む。
 
 

下り3番線より浅草方を望む。1・2番線ホームの端には係員詰所があります。
左から上り通過線(急行線本線)、1番線(上り急行線副本線)、保線用側線、2番線(上り緩行線)、3番線(下り緩行線)、4番線(下り急行線副本線)、下り通過線(急行線本線)の順です。
都内の北千住駅まで方向別複々線が続きます。
この先、市街地を出て右へカーブすると住宅街の中を高架区間のまま南下します。その後は高度を上げ、3階レベルの高架区間になるとJR武蔵野線を跨ぐ形で駅が設置されている新越谷駅へと至ります。武蔵野線の南越谷駅が併設されています。
 
 

下り4番線より東武動物公園方・伊勢崎方を望む。
写っていない部分もありますが、左から下り通過線(急行線本線)、4番線(下り急行線副本線。すぐに通過線に合流します)、保線用側線、3番線(下り緩行線)、2番線(上り緩行線)、1番線(上り急行線副本線)、上り通過線(急行線本線)の順です。
方向別複々線区間は次駅の北越谷駅までで、それより先は複線区間になります。
この先、高架線のまま住宅街の中を北北西へ走り、元荒川を渡ってからも住宅街の中を走り続けます。そして右へカーブして進路を北寄りに変えると北越谷駅へと至ります。一部の列車は北越谷止まりとなります。
 
 
あとがき  
私が越谷駅で下車(乗車)したのは2020年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。1990年代に高架化され、今も古さを感じさせない駅になっています。急行が停車するため複々線の外側線(急行線)にもホームが設けられており、さらに外側には草加駅と同様に通過線が設けられています。高架下に改札口や商業施設があります。駅前は市街地で、東西ともある程度再開発されており、東口側には大きなビル(越谷ツインシティ)があります。
 
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面行き電車で赤坂見附駅または大手町駅まで行き、半蔵門線の東武スカイツリーライン直通列車(東武線内は急行)に乗り換えて当駅下車です。尚、丸ノ内線の赤坂見附駅と半蔵門線の永田町駅は改札内で繋がっており、同一駅扱いです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。上野東京ライン経由の常磐線列車(特急は不可)に乗り換えて北千住駅まで行き(常磐線列車がない場合は上野駅で乗換)、東武スカイツリーラインの下り急行電車に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内にコンビニがあり、駅近くにも複数あります。一方、飲食店も駅構内商業施設や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。東武スカイツリーラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は越谷駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)