獨協大学前駅【埼玉県】(東武スカイツリーライン。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
埼玉県草加市北部の新しい市街地に位置する東武スカイツリーラインの駅で、駅名の通り駅近くには獨協大学がある、
獨協大学前駅 (どっきょうだいがくまええき。Dokkyodaigakumae Station) です。
 
尚、案内上は副駅名を含めた「獨協大学前〈草加松原〉駅」と表示していますが、当記事では一部を除き「獨協大学前駅」と記述いたします。ご了承下さい。
ちなみに「草加松原」のローマ字表記は「Soka-Matsubara」です。
 
 
駅名
獨協大学前駅 【副駅名:草加松原】 (TS 17)
 
所在地
埼玉県草加市 
 
乗車可能路線・系統 
東武鉄道:伊勢崎線 【愛称:東武スカイツリーライン】   
 
隣の駅
北千住方・押上方・浅草方……草加駅  
東武動物公園方・伊勢崎方……新田駅  
 
訪問・撮影時
2018年9月
 
 

獨協大学前駅のルーツは1962年に「松原団地駅」として開業した新駅で、1985年~1988年にかけて高架化され、1997年に複々線化されました。
高架下1階に駅舎があり、東西に出入口があります。駅構内は東西自由通路を兼ねています。東口、西口とも駅外と駅舎内の間に段差がありません。
そして駅舎北側(一部南側)の高架下には東武系の商業施設「EQUiA松原(エキア松原)」の店舗が入居しています。エキアは「松原」のままです。
 
写真は西口で、北を望む。高架下に直接出入りする形で、駅ビルはありません。
右側、歩道沿いには「エキア松原」の店舗が軒を連ねています。
西口にはロータリーを有する駅前広場が整備されており、バス停留所、タクシー乗り場が設けられていて、交番(広場北側)もあります。
 
 

西口駅前です。西を望む。右後方に西口があります。
駅前は再開発されていまして、ロータリー周りには草加市の施設や商業ビル、タワーマンション(左)が見られます。約200m南には埼友草加病院があります。
また、約400m南西には獨協大学のキャンパスがあります。松原団地駅時代から学生の利用が多かった事もあり、2017年に現駅名へと改称されました。
そして、駅西側一帯は東洋最大規模と言われたマンモス団地である草加松原団地(旧・公団住宅)が広がっていて、数多くの4階建て住宅団地が立ち並んでいましたが、老朽化のため「コンフォール松原」として中層以上のマンションタイプの集合住宅へと建て替えが進行しています。
 
 

こちらは東口です。西を望む。
西口とは違い、出入口部分に大屋根が設置されています。
また、駅前広場がありますが、こちらは西口とは違いロータリーがなく、歩道も狭くて古臭い感じです。バス停留所とタクシー乗り場が併設されています。
駅前広場の両側と後方には商業ビルがあります。
 
 

東口駅前です。東を望む。右後方に東口があります。
奥へ延びる県道403号線(松原文化通り)沿いには商店が立ち並んでいますが、南北へ逸れると住宅街が広がっています。西口側と違い、大規模な住宅団地はありません。
約450m東、綾瀬川を渡った先には草加市文化会館があります。
その綾瀬川沿いには綾瀬川沿いに約1.5kmに渡って旧日光街道の松並木が続いています。千本松原とも呼ばれています(Wikipediaより)。
また、約300m南東には「MEGAドン・キホーテ」があります。
 
 

 

高架下1階にある改札口です。2枚とも概ね南を望む。
右が西口、左が東口です。左右前方と後方には「エキア松原」の店舗が立ち並んでいます。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が8通路あり、一番左が幅広通路です。左端には窓口があります。
改札口から少し離れた左後方には自動券売機があります。改札内には自動精算機があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
そして2階にあるホームとの間は階段・上下方向エスカレーター・エレベーターで結ばれています。
改札口の右後方(西口側)にコンビニ「ファミリーマート」がありますが、改札内に店舗はありません。
 
 

下り2番線に設置されている、時刻表や路線図と一体になった建植式駅名標です。電照式です。
東武鉄道の標準デザインで、下部の矢印は東武スカイツリーラインのラインカラーであるオレンジと青が使用されています。
駅ナンバリングも併記されています (TS 17)。
尚、下部には副駅名〈草加松原Soka-Matsubara〉が併記されています。
 
 

獨協大学前〈草加松原〉駅は島式ホーム1面2線の高架構造で、南南東~北北西方向にホームが延びています。
複々線の内側線(緩行線)のみにホームがあり、外側線(急行線)にホームはありません。
左(東)が1番線で上り北千住・浅草方面および東京メトロ日比谷線方面、右(西)が2番線で下り東武動物公園・伊勢崎方面です。
ホーム有効長は20m車8両分で、2018年9月現在、ホームドアは未設置です。ホーム幅は全長にわたり広いです。
上屋はホーム全長にわたり設置されています。
ホームにはベンチと飲料自動販売機が設置されています。
また、ホームの両端部には「国指定名勝 おくのほそ道の景勝地 草加松原」と書かれた看板があります。
写真は1番線側より浅草方を望む。 
 
 

1番線側より浅草方を望む。
左から上り急行線、上り緩行線(1番線)、下り緩行線(2番線)、下り急行線の順で、方向別複々線になっています。
北千住駅まで複々線が続きます。
この先、高架区間のまま右へカーブしながら住宅街の中を走り、進路を南に変えて市街地に入ると急行停車駅である草加駅へと至ります。
 
 

2番線側より東武動物公園方・伊勢崎方を望む。
左から下り急行線、下り緩行線(2番線)、上り緩行線(1番線)、上り急行線の順で、方向別複々線になっています。
北越谷駅まで複々線が続きます。
この先、高架区間のまま住宅街の中を北北西へ走り、東京外環自動車道(外環道)をアンダーパスすると程なくして新田駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が獨協大学前駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。綺麗な高架駅で、普通しか停車しないため複々線の内側線(緩行線)のみにホームが設けられています。また、西口駅前には住宅団地が立ち並んでいたそうですが、老朽化のため中高層住宅に建て替えらえ、駅前も再開発されて綺麗な街並みになっています。東口駅前も古くはないですが、やや昔の町並みといった感じでした。
 
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面行き電車で赤坂見附駅または大手町駅まで行き、半蔵門線の東武スカイツリーライン直通列車(東武線内は急行)に乗り換えて草加駅で下車。さらに下り普通列車に乗り換えて当駅下車です。尚、丸ノ内線の赤坂見附駅と半蔵門線の永田町駅は改札内で繋がっており、同一駅扱いです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。上野東京ライン経由の常磐線列車(特急は不可)に乗り換えて北千住駅まで行き(常磐線列車がない場合は上野駅で乗換)、東武スカイツリーラインの下り急行電車に乗り換えて草加駅下車。さらに普通に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内と駅前にコンビニがあり、駅前には複数あります。また、飲食店も駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。東武スカイツリーラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は獨協大学前駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)