北松戸駅【千葉県】(常磐緩行線。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
千葉県松戸市中央部に広がる住宅街に位置する常磐緩行線の駅で、松戸競輪場や北松戸工業団地への最寄駅である、
北松戸駅 (きたまつどえき。Kita-Matsudo Station) です。
 
 
駅名
北松戸駅 (JL 23)
 
所在地
千葉県松戸市 
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:常磐緩行線 (常磐線各駅停車)   
(※) 常磐快速線の線路にはホームがありません。   
 
隣の駅
綾瀬方……松戸駅  
取手方……馬橋駅  
 
訪問・撮影時
2020年9月
 
 

北松戸駅は地平駅で、橋上駅舎を有していますが、駅舎は東口側にまたがっています。
東西に出入口が設置されていて、橋上駅舎は東西自由通路を兼ねています。
写真は東口で、出入口と2階改札口の間には階段とエレベーターが設置されています。駅舎右側には交番があります。
1階左側にテナントスペースがありますが、2020年9月時点で空き店舗になっていました。
また、東口には小さなロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バス停留所とタクシー乗り場が設けられています。
写真は西を望む。
 
 
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東口駅前の様子です。後方に駅舎があります。
上写真は駅舎の前より、下写真はロータリー前より、それぞれ東南東を望む。
駅前は市街地になっており、ロータリー周りや東南東に延びる駅前通り沿いには商店が立ち並んでいます。
約50m先には北松戸駅前交差点があり、右(南南西)~左(北北東)に延びる国道6号線と交差しています。国道6号沿いにも商店が立ち並んでいます。
駅周辺は住宅街になっていて、駅近くにはマンションも多いですが、駅から離れるごとに一戸建て住宅の割合が高くなります。
駅の約700m東には松戸市立上本郷小学校があり、その東隣(駅の約900m東)には専修大学松戸中学校・高等学校・幼稚園があります。
ちなみに新京成電鉄線の上本郷駅は北松戸駅の約1.5km南にあります(乗換は松戸駅で)。
 
  

こちらは西口です。南を望む。
左前方に橋上駅舎が見えていますが、駅舎はこちらの西側まで届いておらず、駅外とは屋根のな歩道橋での連絡となっています。右前方にはエレベーターがあり、西口もバリアフリーに対応しています。
 
 

階段を登って左へ曲がり、常磐快速線を渡ると緩行線ホーム上空にある橋上駅舎に到達します。
右手に地平とを結ぶエレベーター乗り場があります。
橋上駅舎出入口の左手前には飲料自動販売機と証明写真発行機が設置されています。
また、橋上駅舎を通り抜けると東口駅前へ抜ける事ができます。
写真は東南東を望む。
 
 

西口駅前の様子です。西北西を望む。左手に橋上駅舎への階段とEVがあります。
こちらの西口駅前は駅前広場が存在せず、商店も少なく裏口の雰囲気が漂っています。
駅周辺は住宅街が広がっていて、駅近くには「コーポ」「ハイツ」「メゾン」といった低層の集合住宅の割合が高いです。
また、約100m西には常磐線と並行する形で新坂川が流れていて、対岸には北松戸工業団地が広がっています。東京都心に近い立地で、大企業の工場が多いです。
そして北松戸工業団地には松戸競輪場があります(駅の約250m北)。
北松戸工業団地のさらに西には戸建住宅中心の住宅地が広がっていますが、田畑が混在しています。住宅地の西側では江戸川が南へ流れています。
 
 

橋上駅舎2階にある改札口です。南南西を望む。北松戸駅の改札口はこの1ヶ所のみです。
左手に東口があり、右手に西口があります。
北松戸駅は有人駅ですが、早朝は駅員不在のため窓口手前に乗車駅証明書発行機があります。指定席券売機も早朝に使用できないので、きっぷが買えない場合は乗車駅証明書をお持ちの上で有人改札から入場し、下車駅または乗継駅で精算を行う必要があります。駅員不在時用に改札内外にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が6通路並んでいて、右端が幅広通路です。左端には窓口に面した有人通路があります。
自動券売機・指定席券売機は通路を挟んだ後方にあります。改札内には自動精算機があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
地平にあるホームとの間には階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが設置されていて、バリアフリーに対応しています。
尚、改札外コンコースに売店・コンビニはありません。駅前にコンビニがあり、改札内には売店「KIOSK(キオスク)」があります。
そして、改札口の左手前(改札外)には蕎麦屋「いろり庵きらく」があります。
 
 

こちらは改札内より改札口を望む。右が東口、左が西口です。
改札口の向こう側に自動券売機・指定席券売機があります。北松戸駅に『みどりの窓口』はありません。
 
 

吊下式駅名標です。今流行りの非電照式です。
JR東日本の標準デザインで、矢印の中央に常磐緩行線のラインカラーであるエメラルドグリーンが表示されています。
駅ナンバリングも併記されています (JL 23)。駅番号は直通先の東京メトロ千代田線からの通しです。
尚、駅番号を囲む四角い枠はグレーになっていて、路線図でも常磐緩行線はグレーで表示されています。
エメラルドグリーンとグレー、どちらが常磐緩行線の正式なラインカラーなのでしょうか?
 
 

北松戸駅は島式ホーム1面2線の地平構造で、南南西~北北東方向にホームが延びています。
右(西)が1番線で下り柏・我孫子・取手方面、左(東)が2番線で上り松戸・綾瀬方面および東京メトロ千代田線方面です。
また、1番線の右(西)には常磐快速線の複線が並走していますが、北松戸駅にホームは設置されていません。快速線の右側には側線が1本あり、西口の跨線橋の先で止まっていますが、この線路は馬橋駅構内の貨物側線と思われます。
ホーム有効長は10両分で、2020年9月現在、ホームドアは未設置です。後から新設された駅だからか、ホーム幅は広くもなく狭くもないです。
上屋は全10両分に設置されています。
ホーム上にはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
発車メロディについて、かつては1番線で「春(トレモロ)」、2番線で「せせらぎ」を使用していましたが、2019年(平成31年)3月16日のダイヤ改正後からはJR東日本東京支社の取り組みにより、駆け込み乗車の減少に効果があることから電車備え付けの発車メロディを使用しています(Wikipediaより)。
写真は1番線側より綾瀬方・日暮里方を望む。
 
 

1番線より綾瀬方・日暮里方を望む。
左2線が常磐緩行線、右2線が常磐快速線で、綾瀬駅まで線路別複々線が続きます(綾瀬駅~北千住駅は常磐快速線と千代田線の線路別複々線)。
この先、住宅街の中を南南西へ一直線に走り、やがて左へカーブして市街地に入ると左から新京成電鉄線が寄り添い、快速線や新京成線と乗換可能な松戸駅へと至ります。
 
 

1番線より取手方・岩沼方を望む。
右2線が常磐緩行線、左2線が常磐快速線、一番左が保線用側線です。茨城県に入ってすぐの取手駅まで線路別複々線が続きます。
この先、すぐに左へカーブして左手に保線基地を眺めつつ住宅街の中を北北東へ走ります。その後は快速線の上下線間に武蔵野線馬橋支線が現れます。さらに左へカーブして進路を北に変え、松戸市道をアンダーパスすると馬橋駅へと至ります。流鉄流山線と乗換可能です。
 
 
あとがき
私が北松戸駅で下車(乗車)したのは2020年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車(乗車)しました。橋上駅舎でしたが、駅舎は緩行線の上空および東側のみに設置されていて、西口からのアクセスは屋根のない歩道橋でした(EV併設)。東口側は駅前としての体裁が整っている感じでしたが、西口側は駅前広場もなく裏口といった感じでした。
 
新宿駅からですと山手線外回り(池袋方面)に乗り日暮里駅で下車し、常磐快速線下り電車に乗り換えて松戸駅まで行きます。そして常磐緩行線に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。上野東京ライン経由の常磐線快速列車で松戸駅まで行き、常磐緩行線に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがあります。飲食店も一定数ありますが、気軽に入れるチェーン店は「マクドナルド」「松屋」「ココイチ」「日高屋」くらいでしょうか。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。
常磐緩行線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は北松戸駅でも途中下車されてみて下さい!
そして松戸競輪場へお出かけの際はぜひ常磐緩行線をご利用になり、北松戸駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)