鮫洲駅【東京都】(京急本線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都品川区東部の、第一京浜・旧東海道沿いに広がる住宅街に位置する京急本線の駅で、鮫洲運転免許試験場への最寄駅である、
鮫洲駅 (さめずえき。Samezu Station) です。
 
 
駅名
鮫洲駅 【副駅名:鮫洲運転免許試験場】 (KK 05)
 
所在地
東京都品川区
 
乗車可能路線
京浜急行電鉄:本線  
 
隣の駅
品川方・泉岳寺方……青物横丁駅 
横浜方・浦賀方………立会川駅  
 
訪問・撮影時
2019年10月、2020年3月
 
 

鮫洲駅は高架駅で、1989年~1991年にかけて高架化されました。線路は南北方向に延びています。
写真は北西側より南東を望む。左側に京急線の高架橋(鮫洲駅)があり、西側(右)に第一京浜(国道15号線)が並行しています。
高架下の2階というか中2階に駅舎・改札口があり、北側高架下の「マクドナルド」前に西口(北側)が、第一京浜の歩道橋に面して西口(南側)が、そして駅東側に東口がそれぞれ設置されています。
西口はいずれも階段のみ、東口は階段のほか上りエスカレーター、エレベーターも併設されています。
駅舎の直下は「マクドナルド」の駐車場で、駅舎と手前(北)にある「マクドナルド」の間には駅の東西を結ぶマクドナルド管理の歩行者用通路があり、駅西側からもエレベーターを利用できます。その際は「マクドナルド」駐車場を行き来する自動車にご注意下さい。
そして、「マクドナルド」の北側高架下(左手前)にはファミリーレストラン「ジョナサン」があります。
尚、鮫洲駅には駅前広場は整備されていません。バス停留所は第一京浜上にありますが、南北とも最寄りのバス停まで300m以上距離があります。
 
 

鮫洲駅西口(南側)直結の第一京浜歩道橋より北を望む。右手に鮫洲駅があります。
手前(南)~奥(北)の道路は第一京浜で、箱根駅伝のコースにもなっています。
第一京浜沿いには低層~中層のマンションが立ち並んでいます。商店は少ないです。
 
 

こちらは西口(南側)より西を望む。右後方に鮫洲駅があります。
左(南)~右(北)の道路は第一京浜で、右手には1枚上の写真を撮影した歩道橋があります。
駅西側は斜面になっていて、台地上にかけて「仙台坂」と呼ばれる閑静な住宅街になっています。
「仙台坂」のさらに西側にはJR京浜東北線などの大井町駅があります(鮫洲駅から約800m)。
 
 

こちらは東口の出入口です。西を望む。高架の東側に開口しています。
階段、上りエスカレーター、エレベーターの設備があります。
駅外と出入口の間に2段の段差がありますが、スロープで段差を解消してバリアフリーに対応しています。
左側へ約20m歩くと駅南側を東西方向に結ぶ道路に突き当たります。
 
 

東口駅前の様子です。東を望む。左側約20m先に東口の出入口があります。
駅前から東へ向けて狭い通り沿いに鮫洲商店街が形成されています。
駅東側には旧東海道が南北方向に通っており、古くからの住宅街になっています。
鮫洲運転免許試験場へは写真の道路を突き当たりまで進み、左折→右折→右折→左折の順で東へ歩くと海岸通りの先に鮫洲運転試験場があります。約500m、10分以内で到達できます。
尚、鮫洲駅~試験場を結ぶバス路線はありません。
 
 

高架下の中2階にある改札口の様子です。南を望む。鮫洲駅の改札口はこの1ヶ所です。
右が西口、左が東口で、東口側にのみエレベーターの設備があります(西口駅外からアクセス可能)。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり(一番右が広幅通路)、左端には有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
そして高架にあるホームとの間は階段、上りエスカレーター、エレベーターで結ばれています。
尚、鮫洲駅構内に売店・コンビニは一切ありません。ご注意下さい。
また、改札外右前方には後述の「おとどけいきゅう」があります。
 
 

こちらが京急グッズを取り扱う店舗・「おとどけいきゅう」です。左側に改札口があります。
営業時間は平日11:00~16:00、土休日11:00~18:00で、休業日は月曜(祝日と重複の場合は営業。翌日休業)と年末年始です。
私の訪問時は開店していませんでした。
 
 

下り線ホームに設置されている吊下式の駅名標です。おそらく電照式です。
英語、中国語、韓国語が併記されています。
青地の京急新デザインで、駅ナンバリングも併記されています(KK 06)。
写真は2020年3月20日撮影で、3月14日より副駅名【鮫洲運転免許試験場】が追加され、駅名標にも反映されました。
 
 

鮫洲駅は島式ホーム1面2線の外側に通過線を有する計4線の高架構造で、北北東~南南西方向にホームが延びています。
右側(東)が1番線で下り浦賀・三崎口・羽田空港方面、左側(西)が2番線で上り品川・泉岳寺・都営浅草線方面です。
ホーム有効長は6両分ですが、駅の用地の関係なのか、1番線と2番線で列車の停車位置が1両分ずれています(1番線が北寄り、2番線が南寄り)。そのため、写真右手前の1番線には柵が設置されています。
ホームドアは未設置で、幅は狭いです。上屋は各番線とも端から端まで設置されています。
また、ホームにはベンチ、飲料自動販売機、空調完備の待合室が設置されています。
写真は品川方・泉岳寺方を望む。
 
 

こちらはホーム南側より浦賀方を望む。
左側(東)が1番線で下り浦賀・三崎口・羽田空港方面、右側(西)が2番線で上り品川・泉岳寺・都営浅草線方面です。
1番線はすぐ先で途切れていますが、2番線はそれより先(南)へ片面ホームとして約1両分伸びています。
2番線片面ホーム部分で1番線は下り本線(通過線)に合流しています。
これは泉岳寺方も同様で、1番線の片面ホームが北へ約1両分伸びていて、その背面で2番線が上り本線に合流します。
ちなみに、当駅では日常的に普通が長時間停車をして快特やエアポート急行などの待避を行います。
 
 

1番線北端より品川方・泉岳寺方を望む。内側が副本線、外側が主本線です。
この先、西側を走る第一京浜と並行する形で高架区間のまま左へカーブして住宅街の中を進みます。途中、りんかい線が地下を通る都道420号をオーバーパスしますが、京急、りんかい線とも駅は設けられていません。都道420号を過ぎると第一京浜が離れ、進路を北に取るとすぐに特急停車駅である青物横丁駅へと至ります。尚、鮫洲駅と青物横丁駅の距離は500mほどと相当近い事もあり、肉眼でカーブ左側にある青物横丁駅ホームを確認できます。
 
 

2番線南端より浦賀方・羽田空港方を望む。
この先、すぐに第一京浜が右へ離れます。こちらは左にカーブして住宅街の中を一直線に南南西へ走るとエアポート急行停車駅である立会川駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が鮫洲駅で駅の外に出たのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前は商店も少なく、閑静な住宅街といった感じでした。また、京急線はJR線より海側を走っていますが、駅のすぐ西側が台地になっている地形に一瞬驚きました。都内の京急は品川駅付近を除き平地を走っているイメージが強かったので…。
 
新宿駅からですと山手線内回り(渋谷方面)で品川駅まで行き、隣接する京急線の駅から横浜方面行きの普通に乗車して当駅下車です。優等種別は全て当駅を通過するのでご注意下さい。普通列車は途中で通過待ちする事なく鮫洲駅に先着します。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。飛行機でのアクセスは考慮していません。
 
食料・飲料について、駅東側にコンビニ(ファミマ、ローソンストア100)とあります。一方、飲食店は少なく、気軽に入れるチェーン店は「マクドナルド」「ジョナサン」「すき家」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
京急本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は鮫洲駅でも途中下車されてみて下さい!
また、免許試験や免許更新で鮫洲運転免許試験場へお越しの際はぜひ京急本線をご利用になり、鮫洲駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:京浜急行電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)