平和島駅【東京都】(京急本線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都大田区北東部の、第一京浜と環七通りが交差する地点近くに広がる住宅街に位置する京急本線の特急停車駅で、シャトルバスが発着しているためボートレース平和島への実質的な最寄駅である、
平和島駅 (へいわじまえき。Heiwajima Station) です。
 
 
駅名
平和島駅 (KK 08)
 
所在地
東京都大田区
 
乗車可能路線
京浜急行電鉄:本線 
 
隣の駅
品川方・泉岳寺方……大森海岸駅
横浜方・浦賀方………大森町駅 
 
訪問・撮影時
2019年10月
 
 

平和島駅の西側出入口です。平和島駅は高架駅で、1970年に高架化されました。線路は南北方向に延びています。
高架下1階北側(写真正面)に駅舎があり、東西両側に出入口があります。
私の訪問時(2019年10月)は駅が耐震補強工事中でした。
南側(右側)の高架下には「京急ストア」「マツモトキヨシ」「ドトールコーヒーショップ」、蕎麦屋が入居しています。
尚、平和島駅には駅前広場が整備されておらず、バス停留所は駅東側の第一京浜(国道15号線)側道沿いや駅南側の環七通り(都道318号線)沿いに分散していますので、バス乗車時は系統と乗り場を事前に調べる必要があります。
 
 

駅前(西側)の様子です。西を望む。背後に平和島駅があります。
平和島駅前はとても手狭で、建物が密集しています。道路も狭く、自動車は通行しづらいです。
駅から西へ延びる狭い道路沿いには商店街が形成されています。そして駅から離れると住宅街が広がっています。
また、駅から約80m南には環七通りが東西方向に延びています。
 
 

平和島駅の東側出入口です。西を望む。
高架下右側に駅舎が、左側に店舗があります。
こちらの方が広々としていますが、駅前(手前側)のスペースは広場ではなく道路です。そして高架下を抜けるのは「通路」ではなく「道路」のようです。9時~16時と平日7:45~8:45は自転車を除き車両通行止で、この高架下を車が通るシーンは想像がつきませんww
背後には第一京浜が南北方向に通っています。
 
 

駅前(東側)の様子です。東を望む。背後に平和島駅があります。
すぐ東側に箱根駅伝のコースにもなっている第一京浜が京急本線と並行する形で南北方向に通っています。
そして右側に第一京浜の側道を渡り高架の本道をくぐる横断歩道(信号機付き)があり、第一京浜の向こう側へ行き来できます。
また、第一京浜の側道を左(北)へ40mほど進むと平和島競艇場方面へ向かうシャトルバスの乗り場があります。
さらに、第一京浜を右(南)へ80mほど進むと環七通りとの大森東交差点に差し掛かります。
 
 

第一京浜を渡って東側へ出ました。背後に第一京浜が通っています。
東側も雑然とした市街地で、第一京浜沿いには飲食店など商店が立ち並んでいます。
路地を入ってさらに東へ進むと住宅街になります。住宅街の中を第一京浜と並行する形で旧東海道が南北方向に通っています。
また、駅の約500m東には「平和の森公園」が、約700m東には「平和島公園」があります。
そして、駅から約1km北東には「ボートレース平和島」や複合型アミューズメント施設「ビッグファン平和島」があります。「ボートレース平和島」まで徒歩で20分ほど、シャトルバス(有料。競艇開催日は無料)で5分ほどですが、徒歩ですと北隣の大森海岸駅からも「ボートレース平和島」までほぼ同距離です(大森海岸駅前から「ボートレース平和島」へのシャトルバスは設定されていません)。
 
 

高架下1階にある改札口の様子です。北を望む。平和島駅の改札口はこの1ヶ所です。
左が西側出入口、右が東側出入口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて(幅広通路あり)、右端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機(ICカードチャージ可能)があります。トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
そして高架にある各ホームとの間は階段、上りエスカレーター、エレベーターで結ばれています。階段、エスカレーターは中2階の踊り場を経由します。
尚、改札口の左側(改札外)にコンビニエンスストア「セブンイレブン」があります。但し、営業時間が6:00~23:00(土休日は22:00閉店)と短いので注意が必要です。
 
 

下り線ホームに設置されている吊下式の駅名標です。おそらく電照式です。
英語、中国語、韓国語が併記されています。
青地の京急新デザインで、駅ナンバリングも併記されています (KK 08)。
また、下部には時刻表や路線図などが掲示されています。
 
 

平和島駅は島式ホーム2面4線の高架構造で、南北方向にホームが延びていますが、ホームはカーブしています。
左ホーム(東側)が左から1番線、2番線の順で下り浦賀・三崎口・羽田空港方面で、右ホーム(西側)が左から3番線、4番線の順で上り品川・泉岳寺・都営浅草線方面です。
内側の2番線、3番線が主本線、外側の1番線、4番線が副本線(待避線)です。
当駅では普通とエアポート急行・特急の緩急接続や下位種別による快特の待避が行われています。
ちなみに平和島駅には普通の他に特急やエアポート急行も停車する主要駅ですが、快特、エアポート快特、京急ウィング号、モーニング・ウィング号は通過しますので要注意です。
特急が停車するためホーム有効長は12両分ありますが、ホームドアは未設置です。また、ホーム幅は広くなく、特に両端はとても狭いです。
また、各ホームとも上屋は全12両分に設置されています。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は浦賀方・羽田空港方を望む。
 
 

品川方・泉岳寺方を望む。
この先、緩やかに左へカーブしながら住宅街の中を高架区間で北へ走り、今度は右へカーブすると品川区に入って大森海岸駅へと至ります。
 
 

浦賀方・三崎口方・羽田空港方を望む。ホーム終端部で環七通りをオーバーパスします。
この先、左へカーブして住宅街の中を高架区間で南南西へ走り、内川を渡ると右へカーブして大森町駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が平和島駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。西側駅前には商店街があり、多くの通行人で賑わっていましたが、駅前は道路が狭く雑然とした印象でした。
 
新宿駅からですと山手線内回り(渋谷方面)で品川駅まで行き、隣接する京急駅から横浜方面の特急、エアポート急行、普通に乗車して当駅下車です。「快特」や「ウィング」が付いた種別は全て当駅を通過するのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。飛行機でのアクセスは考慮していません。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニが複数ありますが、駅前に気軽に入れる飲食店は多くなく、チェーン店は「マクドナルド」「ケンタッキーフライドチキン」「松屋」「ココイチ」「かつや」「日高屋」「ドトールコーヒーショップ」くらいでしょうか。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
京急本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は平和島駅でも途中下車されてみて下さい!
また、ボートレース平和島へお越しの際はぜひ京急本線をご利用になり、平和島駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:京浜急行電鉄のHP、東京の橋、Google地図、Wikipedia)