新豊洲駅【東京都】(ゆりかもめ。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都江東区南西部の豊洲地区にある「ゆりかもめ」の駅で、円柱形の建物が特徴的な東京電力豊洲変電所が駅前にあり、また晴海大橋経由で中央区晴海地区にある「晴海トリトンスクエア」も徒歩圏内の、
新豊洲駅 (しんとよすえき。Shin-toyosu Station) です。
 
 
駅名
新豊洲駅 (U 15)
 
所在地
東京都江東区
 
乗車可能路線
ゆりかもめ:東京臨海新交通臨海線【愛称:ゆりかもめ】
 
隣の駅
新橋方……市場前駅
豊洲方……豊洲駅
 
訪問・撮影時
2019年4月
 
 

新豊洲駅は豊洲地区の南西~北東を結ぶ都道484号線の中央分離帯高架部にあります。
ホームは3階、駅舎・改札口は高架下2階南西側にあり、都道の南北(北口、南口)からアクセス可能です。
歩道(地平)と改札階との間は、南北とも階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
また、南口側は隣接する「テプコ豊洲ビル(愛称:ビッグドラム。東京電力新豊洲変電所が併設)」(写真右奥)とペデストリアンデッキで結ばれています。
尚、新豊洲駅には駅前広場がありません。路線バスは当駅の西側(写真背後)を北西~南東に通る有明通り(都道304号)沿いに設けられています(写真左背後)。
写真は西側より撮影。
 
 

駅前(南東側)の様子です。
新豊洲駅の南口側一帯にはかつて東京電力新東京火力発電所がありましたが、2000年に廃止され、跡地は再開発が行われました。
そして「テプコ豊洲ビル」(右側)、「芝浦工業大学附属中学高等学校」(左手前)、データセンター「新豊洲キューブ」(左側)や超高層マンション「スカイズタワー&ガーデン」(写真奥)、「ベイズタワー&ガーデン」などが建てられました。
尚、南口側に商店はほとんど存在せず、「新豊洲キューブ」内と「スカイズタワー&ガーデン」内にコンビニがあるのみです。
 
 

駅前(北西側)の様子です。
こちら側に高層の建造物はなく、現代美術館「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」(左側)、都会でバーベキューを楽しめる「ワイルドマジック」(写真右側~奥)、フットサル場「MIFA Football Park」(写真左奥)など、広い土地を生かしたレジャー施設ばかりです。
また、「ワイルドマジック」の右側(北東側)にはハウジングセンター「スマートハウジング 豊洲まちなみ公園」があります。
そして晴海運河(写真奥)の向こう側には中央区晴海地区のタワーマンション群が立ち並んでいて、新豊洲駅前からも見えます。左側(南西側)に架かっている有明通りの晴海大橋を渡った先が晴海地区で、地区内にある複合商業施設「晴海トリトンスクエア」も新豊洲駅から徒歩圏内です。
尚、かつて新豊洲駅付近が工業地帯だった頃、当地にも東京都港湾局専用線(貨物線)の路線網が豊洲駅方面から当駅周辺を経由して現・豊洲市場付近まで延びていました。
 
 

改札口の様子です。駅南西側(新橋方)の2階にあります。
左が北口、右が南口で、南口側は「テプコ豊洲ビル」へのペデストリアンデッキと接続しています。
無人駅で窓口は閉鎖されており、代わりにインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端の幅広通路はインターホン対応通路です。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
改札階と3階にあるホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
尚、新豊洲駅構内には売店、コンビニはありません。改札口の右手前に飲料自動販売機があります。
 
 

ホームドア上に設置されている駅名標です。
新橋駅~台場駅には建植式駅名標がありますが、当駅には存在しません。
写真の駅名標には振り仮名が併記されていますが、英語併記のものもあります。台場駅以西とは違い、一般的な書体となっています。
駅ナンバリング表示もあります (U 15)。
 
 

ちなみに新豊洲駅の駅文様は「算盤縞文様(そろばんじまもんよう)」です。駅外側にあり、前面展望時に見える駅名表示板に描かれています。
そして駅のカラーは江戸紫(えどむらさき)で、現在は表示板の算盤縞文様に使用されているのみです。
写真は豊洲方を望む。
 
 

新豊洲駅は島式ホーム1面2線の高架構造で、南西方向~北東方向にホームが伸びています。
各ホームともフルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。
右(北西)から1番線(豊洲方面)、2番線(新橋方面)の順です。
有効長は6両分で、ホーム全体が屋根に覆われています。屋根には採光窓があります。
そしてホームにはベンチが設置されていて、新橋方ホーム端近く(写真奥)には改札階とを結ぶエレベーターがあります。
写真は新橋方を望む。
 
 

新橋方を望む。左側には円柱状の構造が特徴的な東京電力の「テプコ豊洲ビル」があります。
この先、すぐに首都高速10号晴海線をアンダーパスかつ有明通りをオーバーパスし、左手に豊洲市場青果棟を見て南西へ走ると豊洲市場への最寄駅である市場前駅へと至ります。
豊洲市場開場前は市場前駅が「ゆりかもめ」で最も乗降人員の少ない駅でしたが、豊洲市場がオープンしてから乗降客が激増していると思われます。
 
 

豊洲方を望む。右側の建物は芝浦工業大学附属中学高等学校です。
この先、左へカーブして豊洲地区を北東へ走り、今度は右へカーブして高層ビルが立ち並ぶ豊洲の市街地に入ると終点の豊洲駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が新豊洲駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。2006年に「ゆりかもめ」を乗り鉄した際は空地だらけでしたが、年々開発が進み、今では空地を探す方が難しくなってきましたw 私が訪問したのは休日で、駅前には多くの人が行き交っていました。
 
新宿からですと中央・総武緩行線または都営新宿線で市ケ谷駅まで行き、東京メトロ有楽町線の新木場方面行きに乗り換えて豊洲駅で下車。さらにゆりかもめに乗り換えて1駅目で下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅へ。山手線(品川駅からは内回り、東京駅からは外回り)に乗り換えて新橋駅下車、さらにゆりかもめに乗り換えて当駅下車です。あるいは山手線を有楽町駅で下車して有楽町線の新木場方面に乗り換えて豊洲駅下車。さらにゆりかもめに乗り換えて当駅下車です。豊洲経由の方が早く着きます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、コンビニは駅東側の住宅街や駅西側の豊洲市場青果棟や市場前駅近くにあります。一方、飲食店は駅前にはなく、徒歩圏内においては豊洲市場内、豊洲駅前、「晴海トリトンスクエア」内に多数あります。長時間歩きたくない場合は必ず事前に用意しておいて下さい。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。ゆりかもめを乗り鉄される際は、ぜひ一度は新豊洲駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:ゆりかもめのHP、Google地図、Wikipedia)