越中島駅【東京都】(京葉線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都江東区西部の、東京海洋大学海洋工学部越中島キャンパス(旧・東京商船大学)前にある京葉線の駅で、東京23区内にあるJRの駅の中で最も利用客数が少ない駅で、「都会の秘境駅」とも呼ばれている
越中島駅 (えっちゅうじまえき。Etchujima Station) です。
 
 
駅名
越中島駅 (JE 03)
 
所在地
東京都江東区
 
乗車可能路線
JR東日本:京葉線
 
隣の駅
東京方……八丁堀駅
蘇我方……潮見駅
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

越中島駅の東京方、西口(北口)に相当する1番出入口です。すぐ右(東)にエレベーター専用の4番出入口があります。
なお、越中島駅は地下駅で、1990年に開業しました。北西方向~南東方向にかけて線路・ホームが延びています。
 
 

1番出入口より北西方を望む。
駅前に住宅や商店はなく、少し離れた場所、約100m先を横切る清澄通り(都道463号)の向こう側に集合住宅が立ち並んでいます。
また、清澄通りを右へ進むと門前仲町から続く住宅街が広がっています。
そして、清澄通りを左へ進むと右手に越中島公園を見て隅田川派川を渡り(相生橋)、佃地区を経由して月島地区へと至ります。
尚、清澄通りの地下には都営大江戸線が通っていますが、越中島の地に駅はなく、京葉線との乗換は不可能です。
但し、約600m北東に東京メトロ東西線も乗り入れる門前仲町駅が、約900m南西には東京メトロ有楽町線も乗り入れる月島駅があり、いずれも徒歩圏内です。
 
 

こちらは駅北西側の歩道橋より南東方を望む。
左右両側に広がる東京海洋大学越中島キャンパスを貫くように手前~奥を通る道路の地下に越中島駅があります。
左側に1番、4番、3番出入口があり、右側に2番出入口があります。
 
 

こちらは越中島駅の蘇我方、東口(南口)に相当する3番出入口です。階段のみ設置です。
道路の左側やや奥には2番出入口が、右側の奥には4番、1番出入口があります。
横断歩道の左側に東京海洋大学越中島キャンパスの正門があります。
 
 

上写真とほぼ同一地点にて南東方を望む。
右側は東京海洋大学越中島キャンパスの敷地が延々と続きますが、左側は住宅街になりますが、周辺は元々港湾地区だった事もあり、現在でも事業所が多く見られます。
また、正面(奥)には塩浜地区の高層住宅が見えます。
しかしながら、土休日になると駅周辺の人通りは少ないです。京葉線は東京駅止まりで、かつ東京駅で他線との乗換も不便ですから、東西線の門前仲町駅を利用する人が多いかもしれません…。
 
 

地下1階にある改札口の様子です。
右側(北西)に1番、4番出入口があり、左側(南東)に2番、3番出入口があります。
有人駅ですが、始発~7:00頃、10:00~17:30頃、20:00~21:30頃は無人となるため、インターホンと乗車駅証明書発行機が設置されています。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が3通路あり、右端は有人通路です。
改札口の右側には『みどりの窓口』跡(2007年廃止)を挟んで自動券売機と指定席券売機があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。尚、駅構内に売店やコンビニはありません。
改札階と地下2階にあるホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
 
 

ポスター設置スペースと一体になった建植式の駅名標です。左右方向に長いタイプです。
JR東日本の標準デザインで、京葉線のラインカラー (ワインレッド) が表示されています。
駅ナンバリングも併記されています (JE 03)。
 
 

越中島駅は島式ホーム1面2線の地下構造で、北西~南東方向にホームが延びています。ホーム幅はやや狭いです。
左が1番線で下り蘇我方面・武蔵野線方面、右が2番線で上り東京方面です。
有効長は10両分です。ホームドアは設置されていませんが、通過列車がありますので注意が必要です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は蘇我方を望む。
 
東京方はこの先、左へカーブしながら隅田川をくぐり、中央区へ入ります。その後は新川地区の地下を走り、亀島川をくぐると西に針路を取り、八丁堀駅へと至ります。
 
一方、蘇我方はこの先、越中島地区を南東へ進んだ後、塩浜地区を左へカーブしながら地下を走ると東に針路を変え、越中島貨物駅付近で地上に出ます。その後は一気に高架区間になり、右へカーブしながら汐見運河を渡ると埋立地である潮見地区を南東に進み、潮見駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が越中島駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環も兼ねて下車しました。駅は小さく、駅前も東京海洋大学越中島キャンパスの敷地に挟まれていて民家も少なく、商店も近くにはほとんど見られませんでした。
 
新宿駅からですと中央線快速の東京行き電車に乗り終点下車。八重洲連絡通路を通り京葉地下ホームへ移動し、京葉線の各駅停車に乗り当駅下車です(快速は通過します)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車し、八重洲連絡通路を通り京葉地下ホームへ移動し、京葉線の各駅停車に乗り当駅下車です(快速は通過します)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店・飲食店はありません。最寄りのコンビニは約350m北の清澄通り沿いになります。飲食店の最寄りのチェーン店も約300m北の清澄通り沿い「ペッパーランチ」になります。また、約450m南東側の福山通運の施設内(一般利用可能)にもコンビニと「大戸屋」があります。心配な場合は事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。京葉線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は越中島駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)