大鳥居駅【東京都】(京急空港線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都大田区南部の市街地にある京急空港線の駅で、かつては駅前に穴守稲荷の大鳥居があった事が駅名の由来という、
大鳥居駅 (おおとりいえき。Otorii Station) です。
 
 
駅名
大鳥居駅 (KK 13)
 
所在地
東京都大田区
 
乗車可能路線
京浜急行電鉄:空港線
 
隣の駅
京急蒲田方……糀谷駅
羽田空港方……穴守稲荷駅
 
訪問・撮影時
2019年4月
 
 

大鳥居駅の西口です。大鳥居交差点の北西側に位置します。手前の道路は環八通りです(左が西)。
大鳥居駅は地下駅で、1997年に地下化されました。西口駅舎は駅ビルになっています。
駅ビルの1階に改札があり、その直下にホームと線路があります。駅ビルにはレンタルTSUTAYAやANYTIME FITNESSのテナントが入居しています。
尚、駅前広場は存在しません。バス停留所は環八通りと産業道路沿いに設置されています。
 
 

西口駅前の様子です。東を望む。
正面に大鳥居交差点があり、手前(西)~奥(東)の道路が環八通り、左(北)~右(南)の道路が産業道路です。
空港線が地上を走っていた時代は左手前~右奥にレールが延びていて、現在の交差点を斜めに横断していました。その関係で踏切が存在し、環八通りと産業道路の間には踏切を挟んで2つの丁字路がありましたが、渋滞が酷かったようです。空港線の地下化が完成すると2つの丁字路を1つの十字路へと変更し、道路交通も幾分スムーズになりました。
 
また、交差点の向こう側右手(南東方)には東口があります。
環八通りや産業道路沿いは商店が多いですが、これらの幹線道路から少し入ると住宅街になります。
 
 

西口の改札口の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
地下のホーム階との間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
尚、西口構内には売店・コンビニは存在しませんのでご注意下さい。
 
 

こちらは大鳥居駅の東口です。大鳥居交差点の南東側にあります。手前の道路は環八通りです(左が東)。
東口駅舎も駅ビルで、1階に改札があり、その直下にホームと線路があります。
駅ビルにはピーターデリ(ベーカリー)や「にくスタ(ステーキハウス)」のテナントが入居しています。
東口側にも駅前広場は存在しません。
 
 

東口駅前の様子です。西を望む。
正面に大鳥居交差点があり、手前(東)~奥(西)の道路が環八通り、左(南)~右(北)の道路が産業道路です。
空港線が地上を走っていた時代は左手前~右奥にレールが延びていました。
また、交差点の向こう側右手(北西方)には西口があります。
 
 

こちらは東口より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は環八通りです。環八通りを東(奥)へ至ると羽田空港へと至ります。
羽田空港に近い立地ゆえに、当駅から東の環八通り沿いには空港利用客目当てのホテルが多く見られます。
 
 

東口の改札口の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の通路は有人改札を兼ねています。
また、右端の通路に面して窓口があり、手前側には売店(京急ステーションストア)の窓口があります。すなわち駅員が売店業務を行っていて、京急の複数の駅で見られます。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレは改札内にありますが、多機能トイレはありません。
地下のホーム階との間は階段、エスカレーター(上りのみ)で結ばれています。エレベーターは未設置で、東口はバリアフリーに対応していません。
 
 

ホーム側壁に取り付けられている大鳥居駅の駅名標です。電照式です。
青地に白文字の京急新タイプで、駅ナンバリングも併記されています (KK 13)。
 
 

大鳥居駅は相対式ホーム2面2線の地下構造で、地下1階にあります。京急蒲田方(手前)は若干カーブしています。
左が1番線で下り羽田空港方面、右が2番線で上り京急蒲田・品川・横浜方面です。
手前に西口への階段、エスカレーター(上りのみ)、EVが、奥に東口への階段、エスカレーター(上りのみ)があります。
ホームは8両対応で、各ホームにはベンチと飲料自動販売機が設置されています。
写真は羽田空港方を望む。
 
 

京急蒲田方を望む。ホーム端に西口への階段、EVがあります。そして奥(西)には地下トンネルの出口が見えます。
この先、左へカーブしながら地下トンネルを出て、地平区間になって住宅街の中、環八通りの北側を西へ並走します。踏切もあります。しばらくすると高架区間になり、右へカーブすると糀谷駅へと至ります。
 
 

羽田空港方を望む。こちら側もホームからトンネル出口が見えます。
この先、すぐに地下トンネルを出て地平区間になり、住宅街の中を東南東へ進み、首都高速神奈川1号横羽線(K1)をアンダーパスすると穴守稲荷駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が大鳥居駅で下車(乗車)したのは2013年、2019年の計2度です。2013年は前年に完成した京急蒲田駅付近の高架区間を乗り初めした際に折り返すために下車しました。そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。道路交通を改善する目的で地下駅になっています。駅前は市街地で人通りが多かったです。訪問時はホーム構造変更後間もない時期で、関連工事が続いていました。また、駅周辺は市街地で商店も多く、賑わっていました。
 
新宿駅からですと山手線内回りで品川駅まで行き、隣接する京急駅から横浜方面・羽田空港方面の快特・特急に乗車して京急蒲田駅で下車(エアポート快特には乗らないで下さい)。京急蒲田駅ではエアポート急行(空港線内各駅停車)に乗り換えて当駅下車です。また、朝と夕方以降は品川駅からエアポート急行が出ているので乗換なしで大鳥居駅に到達できます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。飛行機でのアクセスは考慮していません。
 
食料・飲料について、東口改札外に売店があり、駅前にはコンビニが複数あります。一方、駅前には気軽に入れる飲食店は多くなく、チェーン店は「にくスタ」「松屋」「ガスト」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。京急空港線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は大鳥居駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京浜急行電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)