国府台駅【千葉県】(京成本線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
千葉県市川市北西部、東京都との都県境である江戸川のほとりに佇む閑静な市街地の中にある京成本線の難読駅で、駅北側の台地には多くの学校が立地している、
国府台駅 (こうのだいえき。Konodai Station) です。
 
 
駅名
国府台駅 (KS 13)
 
所在地
千葉県市川市
 
乗車可能路線
京成電鉄:本線
 
隣の駅
京成上野方……江戸川駅 (東京都)
成田空港方……市川真間駅  
  
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

北側より撮影。右側(西側)に江戸川が流れています。
国府台駅は江戸川にほど近い場所にあるため高架駅で、駅舎は右側(西側)の高架下にあります。
駅舎の南側(奥)の高架下には交番もあります。
 
 

駅前(北側)の様子です。
狭い通り沿いに商店街が形成されています。駅前には集合住宅が多いですが、少し離れると一戸建て低層住宅が主体になります。
また、約700m北には千葉商科大学と和洋女子大学があり、約1.1km北には東京医科歯科大学教養部と国府台病院があります。その他に中学校や高校などもあります。ゆえに国府台駅は学生の利用が多く、国府台地区は文教都市、学園都市になっています。
そして前述の通り駅の西側(左側)には江戸川が流れています。100m足らずで河川敷に到達できます。

 

一方、駅の南側にも住宅街が広がっています。

約200m南西の江戸川河川敷には江戸時代に小岩市川関所がありました(市川関所跡)。
 
 

改札口の様子です。支柱がむき出しになっています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端は有人通路です。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
尚、駅構内には売店、コンビニの設備はありません。
 
 

国府台駅の駅名標です。
京成の新デザインで、駅ナンバリングが表示されています (KS 13)。

駅名標の下に「和洋女子大学前」とありますが、副駅名ではなく広告と思われます。

ちなみに当駅は「市川鴻の台」→「市川」→「市川国府台」→「国府台」と何度も駅名が改称されています。

 
左には洗面台がありますが、おそらく掃除用と思われます。
 
 

国府台駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、8両対応です。ホームはカーブしています。
左が1番線(京成上野方面、押上方面)、右が2番線(成田空港方面、千葉中央方面)です。
ホーム上屋は中央の約6両分に設置されています。
京成上野寄り(写真奥)の高架下に駅舎があり、各ホーム階とは階段、エレベーターで結ばれています。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
写真は京成上野方を望む。
 
 

京成上野方を望む。
すぐに江戸川を渡り、中間地点で東京都江戸川区へ入ります。そして江戸川を渡り終えるとすぐに江戸川駅へと至ります。
両駅間の距離は0.7kmで、江戸川駅を肉眼で確認できます。
 
 

成田空港方を望む。
この先、右へカーブしながら地平区間になります。その後は住宅街の中を南東へ進み、市川真間駅へと至ります。
市川真間駅の読みは「いちかわまま」で、京成では母の日にちなんで2019年はゴールデンウィークから母の日まで期間限定で駅名看板や駅名標の表示を「市川ママ駅」に改名していました(正式な駅名は変更なし)。
 
 
あとがき
私が国府台駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。駅周辺は市街地ですが、対岸の東京都内とはちがいどこかゆったりとした雰囲気の街といった印象でした。
 
新宿駅からですと山手線外回りで日暮里駅まで行きます。そして京成本線の成田方面、成田空港方面の特急などの優等種別列車(ライナー系を除く)に乗り換えて京成高砂駅下車です。さらに京成本線の京成津田沼方面の普通に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、東京駅から山手線内回りに乗り換えて日暮里駅下車(京浜東北線ですが、昼間は快速運転となり、日暮里駅を通過するので要注意)。以後は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニがありますが、駅前に気軽に入れる飲食店はほとんどありません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京成本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は国府台駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)