保谷駅【東京都】(西武池袋線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都西東京市の北東部に位置する西武池袋線の駅で、旧保谷市の代表駅、
保谷駅 (ほうやえき。Hoya Station) です。

 

ローマ字表記を見て感づかれた方もいるかと思いますが、

メガネレンズなどの光学機器メーカー・ガラスメーカーである「HOYA」(ホーヤ)の名称はここ、保谷が由来です。

(1941年の創業時は北多摩郡保谷町で、その後保谷市に昇格してから田無市と合併、西東京市になり現在に至る)
 
 
駅名
保谷駅 (SI 12)
 
所在地
東京都西東京市 (旧・保谷市)
(※)ホームの東側(池袋方)一部は東京都練馬区に所在。
 
乗車可能路線
西武鉄道:池袋線
 
隣の駅
池袋方……大泉学園駅
吾野方……ひばりヶ丘駅
 
訪問・撮影時
2018年12月
 
 

保谷駅南口です。
保谷駅は地平駅で、1964年に橋上駅舎化されました。橋上駅舎の南側に駅ビル(奥の白い建物)が併設されています。
駅ビルの一部と左側の建物は西武系の商業施設「エミオ保谷」になっており、
駅舎の右側にある再開発ビル「SUTEA(ステア)」には西友や専門店が入居しています。
また、ロータリーを有する駅前広場が整備されており、バスターミナルが併設されています。
駅前広場の上空にはペデストリアンデッキが設置されています。
 
 

南口駅前の様子です。
駅前は市街地ですが、やや雑然とした印象です。写真奥の「日高屋」や「いきなり!ステーキ」のある辺りは西東京市ではなく練馬区で、駅前通りに市区境界があり、一体となった再開発がしづらいのでしょうか。
尚、駅から離れると住宅地になり、所々に畑も残っています。
 
 

こちらは北口です。駅ビルは建てられていません。
こちら側にもロータリー付きの駅前広場が整備されています。
北口側には西東京市のコミュニティバス「はなバス」の第1ルートのみが発着します。
 
 

北口駅前の様子です。
南口側と比較して開発が遅れていて、駅前通り沿いには新しい建物が多いです。
周囲は住宅地ですが、南口側より畑の割合が高いです。
 
 

改札口の様子です。近年リニューアルされ、綺麗になっています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
また、改札口の左側(改札外)には西武系のミニコンビニ「トモニー(TOMONI)」があります。
 
 

時刻表や路線図と一体になっている建植式の駅名標です。電照式です。下部には広告があります。
西武の新デザインで、駅ナンバリングも表示されています (SI 12)。
 
 

保谷駅は島式ホームと単式ホームが各1面、計2面3線の構造で、10両対応です。ホーム上屋は全10両分設置されています。
右の島式ホームの右側が1番線、左側が2番線で、左の単式ホームが3番線です。
1番線が下り所沢方面本線、3番線が上り池袋方面本線で、2番線が上下共用です。
2番線は当駅止まり列車の大半、当駅始発列車の一部、下りの待避列車が使用します。
ホームのやや吾野方(手前側)に橋上駅舎があり、各ホームとは階段、エスカレーター、エレベーターがあります。3番線は用地の関係で幅の狭いエレベーターが使用されています。
また、ホームにはベンチ、空調完備の待合室、飲料自動販売機があります。
ちなみに保谷駅には留置線が併設されている事から乗務員の部署である保谷乗務所が設置されていて、多くの列車で乗務員の交替が行われます。乗務員用の跨線橋が吾野方(手前側)にあります。
写真は池袋方を望む。
 
 

池袋方を望む。ホーム端付近は練馬区域です。
この先、住宅街の中を東北東へ進み、右へカーブすると大泉学園駅へと至ります。
 
 

所沢方・吾野方を望む。すぐ先の右側(北側)には車庫である保谷電留線があり、車両の留置や夜間滞泊に使用されています。
この先、その保谷電留線を右に見て畑の混在した住宅地の中を西へ進み、右へカーブして西北西に針路を変えるとほどなくして「ひばりヶ丘駅」へと至ります。
 
 
あとがき
私が保谷駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。車庫があり、当駅始発の列車が設定されているにもかかわらず駅周辺は思ったほど発展していませんでした。特に北口側はすぐ近くに畑があり、驚きました。
 
新宿からですと山手線などJR線で池袋駅まで行き、西武池袋線の準急に乗り換えて当駅下車、または急行で石神井公園駅まで行き、下位種別に乗り継いで当駅下車です。あるいは新宿三丁目駅から東京メトロ副都心線~西武線直通列車にご乗車になり、当駅下車です(快速急行は保谷駅に停車しないので要注意)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅で下車、それぞれ山手線に乗り継いで池袋駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内に売店「トモニー」が、駅ビル「エミオ保谷」内や駅前に複数のコンビニがあります。また、飲食店は「エミオ保谷」内や南口駅前に複数のチェーン店があります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、西武池袋線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は保谷駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:西武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)