第1325回('19) 東急大井町線西側区間の駅を降り鉄して新幹線で帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2019年9月14日~16日は3連休でした。
2泊3日の日程で、今度もなかなか全駅制覇への道のりが遠い、東京都の駅を降り鉄するための旅に出かけました。
 
今回は最終日・3日目後半の内容です。
五反田駅から東急池上線~大井町線のルートで二子玉川駅を経由して神奈川県の高津駅まで行きました。その後は東京駅へ移動し、新幹線で帰宅しました。
 
今回の日程 2019年9月16日  (月・祝)    【後半】
 
五反田1012(東急池上線)1018旗の台1052(大井町線・急行)1057自由が丘1130(各停・青)1132九品仏1202(各停・青)1203尾山台1215(各停・青)1217等々力1235(各停・青)1236上野毛1257(各停・緑)1259二子玉川1303(田園都市線)1305高津1331(上り)1351渋谷1358(東京メトロ銀座線)1406赤坂見附1406(東京メトロ丸ノ内線)1415東京1503(東海道山陽新幹線・ひかり477号)1824西明石1829(JR神戸線・3295M新快速)1839加古川
 
【帰宅】
 
五反田駅では山手線から東急池上線へと乗り換えました。乗換改札を通らずに、一旦出場してから自動券売機で『東急ワンデーオープンチケット』(660円)を購入して入場しました。そして山手線より高い位置にあるホームへと進み、10時12分発の各停・蒲田行きに乗車しました。1000系3連で、確実に車窓風景を眺めるために私は最後部車両のドア脇に陣取りました。はじめは空いていたものの、発車直前には軽く混雑していました。
 
 

 
電車は定刻に五反田駅を発車しました。道中は車窓風景を眺めていました。高架、地平、掘割、地下と目まぐるしく走行位置が変化するのが面白いです。そして私は4駅目・旗の台駅で下車しました。池上線ホームは東京都多摩産の木材を使用した新しい上屋になっていました。下車後は池上線ホームの五反田方に位置する東口駅前を散策してから一旦再入場して、大井町線高架下にある南口を出てこちら側も軽く散策しました。狭い道路沿いに商店街や住宅街が形成されていましたが、主要駅の駅前にしてはやや物足りない印象にも思えました。
 
 

 

 
旗の台駅で再々入場後は大井町線ホームへと上がり、10時52分発の急行・溝の口行きに乗車しました。6000系7連で、乗車した最後部車両は若干混雑していました。私はドア脇に陣取り、道中は車窓風景を眺めて過ごし、東横線との接続駅である自由が丘駅で下車しました。地平に大井町線ホームが、高架に東横線ホームがありますが、両路線の線路は直接つながっていません。また、下車後は駅前を散策しましたが、人気スポットゆえに通行人や買物客がとても多かったです。
 
 

 

 
自由が丘駅からは11時30分発の大井町線各停(青色…二子新地、高津にも停車)・溝の口行きに乗車。9000系5連で、最後部車両に乗り込みましたが満席で、ドア脇へ。道中はしばし車窓風景を眺めて、1駅目の九品仏駅で下車しました。後方(大井町方)に改札口があるので最後部車両から多くの乗客が下車しました。また、九品仏駅はホーム有効長が4両分しかなく、上下列車とも二子玉川方1両分がはみ出してしまい、ドアカットされます。
 
 

 
下車後は島式ホームの大井町方にある改札を出て商店街や住宅街が広がる駅前を散策しました。北口側に駅名の由来となった九品仏浄真寺への参道入口がありましたが、本堂まで距離があったので、時間の関係もあり今回は参拝を断念しました。また、九品仏駅前なのに駅前にはハイツなどの集合住宅を中心に「自由が丘」「自由ケ丘」を名乗る物件が多く見られました。確かに自由が丘駅からも徒歩圏内にありますが、それだけ「自由が丘」のブランド力が強いという事でしょうね。
駅前散策後は、駅南側にある「松屋」で昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後は九品仏駅へと戻り、12時02分発の各停(青色)・溝の口行きに乗りました。9000系5連で、最後部車両は空席が少々ありましたが、すぐに下車するので立席を選択し、ドア脇で車窓風景を眺めて隣駅の尾山台駅で下車しました。相対式ホームで、上下線別に駅舎が設置されていました。また、駅前通り沿いには商店街が形成されていて、駅北側は電線が地中化されておりスッキリとした景観でした。
 
 

 
尾山台駅では12時15分発の各停(青色)・溝の口行き(9000系5連)に乗車しました。最後部車両は軽く混雑していて、ドア脇の位置も確保できず、ドア部分で吊革につかまりドア越しに車窓風景を眺めて、すぐに到着した等々力駅で下車しました。等々力駅は地下化が計画されている関係で昔ながらの駅舎やホームが残されていました。また、下車後は駅前を散策し、東京23区内唯一の自然の渓谷である等々力渓谷を見に行きました。結構谷が深かったのですが、前週に関東地方を襲い千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号の影響か、谷底の遊歩道が立入禁止となっていました。しかし、それでも渓谷に下りる人がいましたが…。
 
 

 

 
等々力駅に戻り、12時35分発の各停(青色)・溝の口行きに乗車。車両は元・田園都市線用の2000系10両編成を5連に短縮、9020系に改番の上で大井町線に転属した編成で、この電車も最後部車両は混雑気味でした。私はドア部分の位置を確保し、しばし車窓風景を眺めて上野毛駅で下車しました。駅は掘割にあり、駅舎は地上にあります。自由が丘~二子玉川にある中間駅の中では一番綺麗な駅でした。また駅前には環八通りが通っており、第三京浜道路の玉川インターチェンジが近いためか、渋滞していました。
 
 

 

 
上野毛駅からは12時57分発の各停(緑色…二子新地、高津は通過)・溝の口行き(9000系5連)に乗りました。電車は2分遅れでした。この電車も最後部車両はやや混雑していて、ドア部分で立席となり、ドア越しに車窓風景を眺めて次駅である二子玉川駅で下車しました。最後部に改札口があるため、私を含めて最後部車両のほとんどの乗客が下車して車内はガラガラになっていました。
 
二子玉川駅では同じホーム反対側に発着する田園都市線下りの13時03分発、各停・中央林間行きに乗り換えました。東京メトロ半蔵門線の8000系10連で、乗り込んだ最後部車両は比較的空いていて、着席して多摩川を眺めながら水分補給をしました。そして下車したのは神奈川県に入って2駅目の高津駅でした。ホームドア設置工事中でした。小駅かと思っていましたが、駅前は西口を中心に結構賑わっていました。西口駅前の「マクドナルド」は13時を過ぎているのに行列ができていました。
 
 

 

 
当初予定ではこの後、東京駅へ戻りつつ何駅かに下車するはずでしたが、朝に降った大雨のため私自身の動きが遅くなり最終的に1時間近く予定より遅れが発生した事、そして自分自身が疲れてしまい、翌日から仕事なのである程度早目に帰宅したかった事、などから、ほぼ寄り道せずに東京駅へ向かう事にしました。高津駅から乗車したのは田園都市線上りの13時31分発、各停・久喜行きでした。最新の2020系10連で、最後部車両はガラガラだったので着席しました。すると気が抜けてしまいましたw 確かに地上区間では車窓風景を眺めて、地下区間ではスマホをいじっていたはずですが、やや記憶が曖昧です…。そして東急と東京メトロの境界駅である渋谷駅で下車しました。
 
 

 
渋谷駅では地上に出て、少しだけ人だらけのハチ公前広場を見てから高架にある東京メトロ銀座線ホームへと上がりました。銀座線ホームは2020年1月、東側に建設中の島式ホームへと移転予定で、現在使用中の山手線上空にある相対式ホームは使用停止となります。ホームが移転すると乗車距離が短縮となってしまうので、まだ銀座線を乗りつぶしていない方はお早目に。
 
 

 
そして渋谷駅からは13時58分発の浅草行きに乗車しました。1000系6連で、発車直前に乗車した事もあり最後部車両は既に満席で、ドア脇で立席となりました。私の後にも乗車客が多くいて、軽い混雑状態で渋谷駅を発車しました。以前、東口駅前広場を一望できた区間は現在、防音壁(?)に覆われてまともに外を眺められませんでした。また、この場所に翌年、新ホームが誕生します。地下トンネルに入った後はスマホを操作して道中を過ごし、赤坂見附駅で下車しました。
 
赤坂見附駅では同じホーム向かい側に発着する丸ノ内線の池袋行きに乗り移りました。02系6連で、前から4両目に乗車。この電車も混雑気味で、私は何とかドア脇を確保して、道中は引き続きスマホを操作して、14時15分に到着した東京駅で下車しました。
 
 

 
東京駅到着後は反対ホームに新型の2000系が入線したので撮影してから出場し、JR駅の丸の内地下中央口前の指定席券売機で新幹線自由席特急券を購入してから、『東京都区内→加古川の往復乗車券(かえり券)』を自動改札機に通して入場し、コンビニに寄ってから特急券も加えて東海道・山陽新幹線乗換口を通り、最後にお土産を買ってホームへと上がりました。そして15時03分発の『ひかり477号』岡山行きに乗車しました。JR東海所属のN700AのG編成16連で、私は1号車自由席の窓側A席(3人掛けの窓側)に座りました。乗客は結構多く、東京駅の時点でE席は全て埋まり、3人掛け通路側のC席も半分ほど埋まりました。私の列のC席にも男性が着席しました。
 
『ひかり477号』は定刻に東京駅を発車しました。雨は止んでいましたが曇天模様で、いつ再び降り出してもおかしくない空模様でした。品川、新横浜でも多くの人が自由席に乗ってきて、新横浜では私の列のB席にも男性が着席し、満席になりました。道中は車窓風景を眺めていましたが、西へ進むごとに天気が良くなり、掛川~浜松で雲がなくなって快晴になりました。東京と全然天気が違うことに驚きました。
 
 

 
一方、三島、静岡、浜松で多くの人が下車しましたが、入れ替わりに乗車客も多く、乗車率はなかなか下がりませんでしたが、名古屋、京都、新大阪で過半数の乗客が下車し、一気に車内はガラガラになりました。新大阪駅から山陽新幹線へと入りました。既に日没を過ぎましたが車窓風景を眺め続け、2分遅れの18時24分に到着した西明石駅で下車しました。岡山『ひかり』の新大阪以西は『こだま』を代替していて、実質的に東京方面から西明石駅と相生駅のために存在しているような列車とも言えます。
 
 

 
西明石駅では早足で連絡通路を歩き、在来線(JR神戸線)2番のりばへ。18時29分発の新快速・播州赤穂行きに乗り継ぎました。223系8連+4連で、先頭1号車(8連側)の偶然空いていた転換クロスシート窓側席に着席しました。既に夜が更けていたので道中はスマホを操作して過ごし、寝過ごさずに加古川駅で下車しました(18:39着)。
 
 

 
翌日から仕事なので、加古川駅到着後はとっとと帰宅しました。
これにて2泊3日の東京乗り鉄・降り鉄は終了です。あまり訪問駅数を稼げませんでしたが…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)