園田駅【兵庫県】(阪急神戸本線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、兵庫県尼崎市北東部に位置する阪急神戸本線の駅で、地方競馬・園田競馬場への最寄駅である
園田駅 (そのだえき。Sonoda Station) です。
 
 
駅名
園田駅 (HK 05)
 
所在地
兵庫県尼崎市
 
乗車可能路線
阪急電鉄:神戸本線
 
隣の駅
梅田方…………神崎川駅 (大阪府)
神戸三宮方……塚口駅  
 
訪問・撮影時
2018年1月、6月
 
 

園田駅の北口です。
園田駅は高架駅で、1979年に高架化され、翌1980年に高架下の駅舎が使用開始となり、商業施設「園田阪急プラザ」がオープンしました。
駅前広場が整備されておらず、代わりに線路沿いを走る道路を拡幅してバス停留所のスペースを確保しています。
 
 

北口駅前の様子です。
駅前には商店街が形成されています。駅を離れると住宅街になります。
尚、現在、駅前は再開発が進んでおり、将来は街の姿が変化すると思われます。
ちなみに園田競馬場は駅から北へ約1.7kmと遠く、徒歩では少々しんどい距離です。園田競馬開催日は駅北西側の専用のりばから無料シャトルバスが出ています(随時運行。所要時間:約5分)。
 
 

こちらは南口です。北口と同じような意匠です。写真奥(梅田方)には東出口があります(南北双方からアクセス可能)。
尚、こちらにも駅前広場が整備されておらず、やはり駅部分のみ側道が拡幅されているに過ぎません。
 
 

南口駅前の様子です。
こちら側も市街地で、商店街が形成されています。
駅のすぐ南側を猪名川の分流である藻川が流れています。
 
 

高架下2階にある改札口の様子です。
交通系ICカード『PiTaPa』などに対応の自動改札機が並んでいて、一番左側の通路は有人改札を兼ねています。
改札口の左手前には自動券売機が設置されています。
トイレ、車いす対応トイレは改札内コンコース階にあり、コンコース階には待合室もあります。
また、阪急系のコンビニ「アズナス」が改札口の左手前、自動券売機の左手にあります。
 
 

そして、コンコース南側には臨時改札口が設置されています。
かつて園田競馬開催時に使用されていたと思われますが、自動改札機がなくICカードにも非対応のため、現在は使用されていないかもしれません。
 
 

駅名標です。阪急の新タイプで、書体が変更されています。
駅ナンバリングも併記されています (HK 05)。
 
 

園田駅は島式ホーム2面4線の北側(上り待避線の外側)に単式ホーム1面がある計3面4線の高架駅で、10両対応です。
ホーム上屋は島式ホームが中央8両分、単式ホームが中央部3両弱分ほどに設置されています。
左から1号線(下り神戸三宮方面待避線)、2号線(下り本線)、3号線(上り梅田方面本線)、4号線(上り副本線)で、4号線の反対側には単式の臨時ホームがあります。尚、臨時ホームはかつて園田競馬開催時に降車ホームとして使用されていましたが、競馬観戦客の減少などにより(推測ですが…)、1999年以降は使用されていません。また、コンコース階の臨時ホームへ通じる階段手前の場所に前述の待合室が設置されたので、臨時ホームは実質的に使用停止となっています。
また、各島式ホームには改札階とを結ぶエレベーターが設置されていますが、このエレベーターは1階まで通じていて、改札階(2階)と1階の乗降口は改札外にあるため、ホーム階(3階)と2階の間を利用する際は乗車口にあるインターホンで係員に連絡しないとエレベーターを利用できません(不正乗車防止のため)。
また、島式ホームにはベンチと待合室があります。
写真は神戸三宮方を望む。
 
 

こちらは前述の使用停止になっている臨時ホームです。花壇が整備され駅員により手入れされています。
写真は梅田方を望む。
 
 

梅田方を望む。
本線上には片渡り線があり、当駅で神戸三宮方面へ折り返す列車は上り本線上で方向転換をして下り線ホームに転線します。
また、下り線の右側(南側)には留置線がありますが、レールが錆びていて長年にわたり使用されていないと思われます。
 
この先、住宅街の中を南東へ進み、地平区間になって名神高速道路をアンダーパスすると再び高架になり猪名川と旧猪名川を渡り、大阪府豊中市に入ります。その後は地平区間に戻り住宅街の中を引き続き南東へ走り、神崎川を渡ると大阪府淀川区に入り、神崎川駅へと至ります。神崎川駅との駅間距離は3.1kmと、都市部を走る鉄道路線にしては長いです。
 
 

神戸三宮方を望む。正面~左手に六甲山地を遠望できます。
この先、左へカーブして藻川を渡り、山陽新幹線をアンダークロスして地平区間になって住宅街の中を西へ進みます。やがて高架区間になり福知山線(JR宝塚線)と県道13号線をオーバークロスして再び地平区間になると伊丹線との接続駅である塚口駅へと至ります。こちらも塚口駅との駅間距離が3.1kmで、阪急神戸本線は駅間距離が長めになっています。
 
 
あとがき
私が園田駅で下車(乗車)したのは2018年1月と6月の計2度です。1月は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しましたが、撮影し忘れた地点があったので6月にリベンジ訪問しました。園田競馬場には行った事がないので初訪問が2018年になりました。駅前は結構賑わっていましたが、競馬場の最寄駅といった雰囲気はあまり感じられませんでした。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で新大阪駅まで行き、JR京都線の大阪・神戸方面電車(普通、快速、新快速)に乗り換えて大阪駅で下車します。そして隣接する梅田駅から阪急神戸本線の普通電車に乗り当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと梅田駅から阪急神戸本線の普通電車に乗り4駅目、当駅下車です。余裕で日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニが複数あり、駅高架下の「園田阪急プラザ」内や駅前にチェーン店を含む複数の飲食店があります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
東京からの到達難易度はやや高いですが、阪急神戸本線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は園田駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)