太田駅【群馬県】(東武伊勢崎線、小泉線、桐生線。2011年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、群馬県南東部(東毛)、自動車メーカー・SUBARU(スバル)の企業城下町である太田市の中心駅で、東武伊勢崎線、小泉線、桐生線の計3路線が集まる主要駅、
太田駅(おおたえき)です。
 
 
駅名
太田駅 (TI 18)
 
所在地
群馬県太田市
 
乗車可能路線
東武鉄道:伊勢崎線 (浅草方面伊勢崎方面)、小泉線桐生線
 
隣の駅
伊勢崎線
浅草方………韮川駅
伊勢崎方……細谷駅
 
小泉線
東小泉方……竜舞駅
 
桐生線
赤城方……三枚橋駅
 
訪問・撮影時
2011年11月、2013年12月
 
 

南口にて。2004年頃に高架化されました。
 
 

南口駅前の様子です。
駅前広場が整備され、バスターミナルも併設されています。右側(西側)には「ドン・キホーテ」があります。
駅前は市街地で多くのビルが建ち並んでいますが、この地域はクルマ社会で商業施設の多くは郊外のロードサイドに立地し、駅前に商店は少ないです。
 
 

北口にて。高架化により東武線によって分断されていた駅の南北の往来が容易になりました。
 
 

北口駅前にて。こちら側にも駅前広場が整備されています。左側(西側)には太田市美術館・図書館があります。
こちら側は古くからの市街地で、大光院の門前町かつ宿場町として栄えました。
また、駅の北東側にはSUBARUの工場があり、ラッシュ時は多くの通勤客で賑わいます。
 
 

改札口の様子です。太田駅は有人駅です。
ICカード『PASMO』対応の自動改札機が並んでいますが、駅の規模の割には数が少ないです、
いちばん左の通路は有人改札を兼ねています。改札口の左側には自動券売機が設置されています。
また、改札口の右側には売店(土休日は休業)が、右手前には太田市の観光案内所があります。
トイレは改札外の観光案内所裏手の自由通路沿いと改札内にあります。
 
 

伊勢崎線の駅名標です。
時刻表や案内と一緒になった東武の標準タイプで、伊勢崎線系統のラインカラーでまとめられています。
駅ナンバリングも併記されています(TI 18)。駅ナンバリングは伊勢崎線、小泉線、桐生線とも共通です。
駅ナンバリングの「T」は東武、「I」は伊勢崎線から来ています。
 
 

太田駅は島式ホーム3面6線の高架駅で、全面が屋根に覆われています。
右から1番線~6番線の順ですが、太田駅には短編成の列車の発着が多く、1番線~4番線の伊勢崎方を7番線~10番線として縦列停車できるようにしていました(1~4番線と7~10番線の間に車止めはありません)。
しかし、2017年4月21日のダイヤ改正より7番線~10番線が閉鎖され、発着列車の設定がなくなりました。
ホーム有効長は1番線・7番線~4番線・10番線は10両分あると思われます。南端の5番線、6番線ホームは特に短く、4両分でしょうか。
1~4番線は主に特急『りょうもう』と伊勢崎線列車が発着し、5、6番線には小泉線~桐生線の直通列車が発着します。
ホーム中央には改札階への階段、エレベーターが設置されています。
写真は伊勢崎方・赤城方を望む。
 
 

浅草方、東小泉方を望む。
この先、伊勢崎線が左へ分かれ、小泉線が右へ分かれます。分岐点付近に両線とも保線用の側線があります。
伊勢崎線はこの先、左手にSUBARUの工場を見て地平区間になり、田園や住宅の中を北東へ走り韮川駅に至ります。
小泉線はこの先、左手に天神山古墳を見ながら地平区間になり、住宅地の中を南東へ走り竜舞駅に至ります。
 
 

伊勢崎方・赤城方を望む。
この先、伊勢崎線が左へ分かれ、桐生線が右へ分かれます。分岐点の先、伊勢崎線側には側線があります。
伊勢崎線はこの先、右手に群馬県立太田高等学校を見て地平区間になり、住宅地の中を南西へ走り、左手に関東学園大学を見て細谷駅に至ります。
桐生線はこの先、市街地を高架で走り、右手に群馬県立太田女子高等学校を見て地平区間になり、田園風景の中を北西に走ると三枚橋駅に至ります。
 
 
あとがき
私が太田駅で改札を出たのは2011年と2013年の計3度です。2011年は東武各線の車窓風景撮影乗り鉄中に昼食を食べるために、2013年は東武からバスに乗り換えて東武熊谷線の廃線跡を探訪するために、それぞれ駅の外へ出ました。立派な高架駅で立派な駅前でしたが、車社会が浸透しているのか、駅前は寂れていて、商店は前述のバス乗車時に郊外の国道407号沿いなどのロードサイドに数多く見られました。
 
東京からですと浅草駅または北千住駅から東武伊勢崎線系統の特急『りょうもう』に乗り当駅下車です(葛生行きには乗らないように)。または東武スカイツリーライン~伊勢崎線の急行列車と普通列車の乗継でもOKです(時間はかかりますが…)。昼間帯は久喜駅と館林駅で乗換となります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り、東京駅で下車して上野東京ライン経由常磐線方面快速で北千住駅へ。北千住駅で東武特急『りょうもう』または急行と普通の乗継で到達できます。ややタイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、南口駅前にコンビニが1軒あるのみ、気軽に入れる飲食店も北口から約300m北にガストがあるのみで、空洞化した市街地にはなかなかコンビニ、商店、気軽に入れる飲食店は見られません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度は高いですが、東武線を乗り鉄の際はぜひ一度、太田駅でも駅の外へ出られてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)