中山宿駅【福島県】(磐越西線。2016年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、福島県郡山市の山間部にある磐越西線の駅で、
かつてはスイッチバック式の配線でしたが、1997年にスイッチバックを廃止して西側へ移転した、

中山宿駅 (なかやまじゅくえき。Nakayamajuku Stationです。
 
尚、中山宿駅の探訪と同時に旧駅跡も探訪しています。旧駅探訪の記事はこちら
また、現在は主力車両が写真の719系ではなくE721系となっています。
 
 
駅名
中山宿駅
 
所在地
福島県郡山市
 
乗車可能路線
JR東日本:磐越西線
 
隣の駅
郡山方……磐梯熱海駅  
新津方……上戸駅
 
訪問・撮影時
2016年8月
 
 

中山宿駅の入口です。駅舎はなく、ホーム上にプレハブ構造の待合室があります。
見づらいですが、ホームのフェンスを見ると駅の勾配がきつい事が分かります。
駅外とホームの間は階段で結ばれていて、左側にはスロープが設置されてバリアフリーに対応しています。
駅外の入口右側にはトイレと自転車置場があります。
 
 

駅前の様子です。駅周辺には小さな集落があるのみで、田畑が広がっています。
旧駅は東へ約1kmの場所にあります。
 
 

待合室内の様子です。
ベンチとくずもの入れがあり、壁面には時刻表や運賃表、運行情報を知らせる3色LEDの電光掲示板があります。
また、往時の特急「あいづ」の写真も飾られています。
尚、自動券売機はなく、乗車券は車掌から購入する必要があります。ちなみに中山宿駅は『Suica』のエリア外です。
 
 

中山宿駅の駅名標です。建植式しかありません。
JR東日本の標準デザインで、磐越西線のラインカラーが表示されていますが、駅ナンバリングは付与されていません。
 
 

中山宿駅は単式ホーム1面1線の構造で、会津若松方に向けて上り勾配区間にあります、
ホームはカーブしており、幅が狭いです。
中央部と郡山方に駅外への出入口(階段。中央部のみスロープもあり)があります。
写真は郡山方を望む。
 
 

郡山方を望む。この先、下り勾配で山間部を東へ進み、磐梯熱海駅へと至ります。
途中、右下(南側)に旧駅を見る事ができます。
 
 

会津若松方・新津方を望む。すぐ先にトンネルがありますが、左側には旧トンネル跡があります。
この先、山越えをして、沼上信号場を経由して猪苗代湖にほど近い上戸駅(じょうこえき)へと至ります。
 
 
あとがき
私が中山宿駅で下車したのは2016年の1度きりです。旧駅を探訪する目的で下車しました。山あいの農村部にある駅で、駅周辺も長閑な雰囲気でした。
 
東京からですと東北新幹線(やまびこ(一部は郡山通過)、なすの(一部)、つばさ(一部は郡山通過))で郡山まで行き、磐越西線の普通列車に乗り換えて当駅下車です。朝に1本のみある磐梯熱海行きは当駅まで行かないので要注意です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、コンビニ・飲食店・商店のいずれも駅前にはありません。事前に用意しましょう。
 
大阪からの到達難易度は高いですが、磐越西線を乗り鉄の際は、ぜひ一度中山宿駅でも途中下車されてみて下さい! そして旧駅跡にも訪れてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)