第1290回('19) 神戸市の全駅を制覇! そして明石市の駅も降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2019年のゴールデンウィーク10連休最終日の5月6日、再び『三宮・姫路1dayチケット』(1,400円)を利用して、山陽電車で神戸に向かいました。そして阪神神戸高速線、山陽電気鉄道本線、JR神戸線の未訪問駅を下車していきました。そして昼前の舞子公園駅下車をもちまして神戸市の全駅下車を達成し、最後は明石市の駅も数駅巡って帰りました。
 
今回は後半の内容です。板宿駅から山陽電車で西へ戻りつつ未訪問駅に立寄り、舞子公園駅で下車して神戸市の全駅を制覇(下車)しました! その後は山電、JR関係なく明石市の駅で下車していきましたが、雲行きが怪しくなってきたため途中で切り上げて帰宅しました。
 
今回の日程 2019年5月6日(月・休)  【後半】
 
板宿1117(山陽電鉄本線・阪神特急)1123山陽須磨1123(普通車)1135霞ヶ丘1153(普通車)1155舞子公園/舞子1219(JR神戸線・4487B)1221朝霧1252(4495B)1254明石/山陽明石1332(山電本線)1334西新町1349(普通車)1355中八木1410(普通車)1428別府
 
【帰宅】
 
板宿駅前の「マクドナルド」で昼食後は山陽電気鉄道の板宿駅へと戻り、11時17分発の阪神特急(山電線内各駅停車)・須磨浦公園行きに乗車しました。阪神8000系6連で、ガラガラの最後部車両で着席して、地上に出ると車窓風景を眺めて、須磨駅で下車しました。須磨駅では隣のホームに停車している当駅始発の普通車(山電では普通列車を「普通車」と表現)・山陽姫路行きが先発して須磨浦公園駅にも山陽姫路行きが先着するので、車掌が乗換を促す放送を流して、さらにこの電車内に居座る(?)客に乗換を案内するのでしょうか、車掌が車内を循環していました。私はさらに先へ行くので普通車に乗り換えました。須磨浦公園駅で下車するなら阪神特急に居座っていたかもしれませんねw
 
 

 
山陽須磨駅から乗車した普通・山陽姫路行きは3050系4連で、乗り込んだ最後部車両はガラガラでした。着席して大阪湾の車窓風景を眺めました。また、山陽塩屋~山陽垂水の間は海岸段丘の斜面上を走り、かなり標高の高い部分を走るので大阪湾の眺めが素晴らしいです。特に滝の茶屋駅ホームからの眺めは抜群ですが、その滝の茶屋駅から西の海岸は昭和末期に埋め立てられてしまったので海岸線が後退してしまい、景色もイマイチになってしまいました。私はしばらく乗車し続け、山陽垂水駅と舞子公園駅の中間にある霞ヶ丘駅で下車しました。霞ヶ丘駅は島式ホーム2面4線の待避可能な構造で、実際に乗車した普通車もここで直通特急の通過待ちをしていましたが、直通特急は停車しないので緩急接続はできません。実は、元々山陽垂水駅に待避設備があったのですが、当時の国鉄が鷹取~西明石を複々線化する際に山陽垂水駅の一部用地が必要になり、待避設備を新設開業した霞ヶ丘駅に移転する事になった…との説をどこかで聞いた事がありますが、真実は分かりませんww 尚、霞ヶ丘駅開業の前日までは約300m西に歌敷山駅がありました。駅前は住宅街ですが、坂が多かったです。また、駅の約400m東には五色塚古墳があり、見学も可能です(見学可能日、可能時間は事前に要確認)。
 
 

 
霞ヶ丘駅では後続の山陽姫路行きに乗車。3050系4連で、ガラガラの最後部車両で着席して、水分補給をしつつ車窓風景を眺めていると、すぐに舞子公園駅で下車しました。駅前は前月にJR舞子駅を訪問した際に一緒に散策していたので、今回は車両やホームなど駅施設を中心に撮影、観察しました。
余談ですが、私が小学生の頃に祖父母が舞子に住んでいて、舞子駅と舞子公園駅をよく利用していました。東海地方に住んでいた時に長期帰省の際、三宮へ遊びに行くのに私が「山電に乗りたい」と言ったので舞子公園駅で親が駅員(当時は有人駅)に電車の時刻を尋ねたら、駅員が「三宮ですか!? 三宮はJRの方が速いけどなぁ…」と驚いていて、かつJRの乗車を勧めていたのを鮮明に覚えています。ちなみにこの時は山電で三宮へ行きましたw また、現在の舞子公園駅を見て、当時と全く変わってしまったな…と、上りホーム西代方に駅舎があった往時の舞子公園駅を思い出していました。
 
 

 
舞子公園駅下車後はJR神戸線の舞子駅へと移動し、12時19分発の普通・西明石行きに乗りました。207系3連+4連で、乗車した最後部車両の車内は空いていて、着席して水分補給をしつつ、明石海峡や対岸の淡路島を眺めて、次の停車駅である朝霧駅で下車しました。明石市にある駅で、読みは「あさぎり」ですが、朝霞(あさか)と間違える関東の人がいるかもしれませんね…。
 
 

 
朝霧駅の南側には人工砂浜を有する大蔵海岸があり、歩道橋で結ばれていますが、2001年夏の花火大会開催時にこの歩道橋に帰宅客が殺到して「群衆雪崩」(将棋倒しの一種)が発生し、死者11名の大事故となりました。また、同じ2001年12月には砂浜が陥没して女児が生き埋めになりその後死亡する事故も発生していて、ここへ来ると気持ちが重くなります。
この日の大蔵海岸はイベントが行われていて多くの人で賑わっていましたが、18年前の悲惨な事故を知っている人、覚えている人は一体どれくらいいるでしょうか…。
 
 

 
朝霧駅では12時52分発の普通・西明石行きに乗車しました。321系7連で、最後部車両は半分近くの座席が埋まっていました。私は着席して車窓風景を眺め、次の明石駅で下車しました。明石駅で下車するのは結構久しぶりですが、やはり加古川駅より随分と人が多く、駅や市の規模の違いを見せつけられましたw また、山電側の南口駅前にあった元ダイエーのビル3棟は解体され、新しい再開発ビルが建ち並んでいました。
 
 

 

 
散策後は山陽明石駅から13時32分発の普通・山陽姫路行きに乗車。3050系4連で、大半の座席が埋まっており車窓風景を確実に眺めるために最後部車両ドア脇へ。明石川を渡り、2分の乗車で西新町駅に到着し、下車しました。2015年に高架化され、当時も訪問したのですが駅前が工事中でした。4年が経過して駅前の工事も終わり、綺麗な駅の姿を見る事ができました。
 
 

 
西新町駅では後続の普通車(山陽姫路行き)に乗りました。3050系4連で、最後部車両は比較的空いていたので着席しました。次の林崎松江海岸駅で大半の客が下車して車内はガラガラになりました。道中は車窓風景を眺めていました。所々で左手に播磨灘を望めました。そして今度は中八木駅で下車しました。長閑な雰囲気の駅ですが、上り線ホームの神戸方には近くにある兵庫県立明石城西高校への通学生の利便を図るべく、登校時間帯のみ開放される臨時の出口が設けられていました。扉と階段しかなく、そこには自動改札機はありませんので、ICカードでは利用できません。
 
 

 
次はどの駅を…と思っていましたが、この辺りで雲行きが怪しくなってきました。この日は午後に大雨になるとの予報だったので、大事を取ってこの日の駅巡りはここで打ち切り、帰宅する事にしました。中八木駅14時10分発の普通・山陽姫路行きに乗車しましたが、車両は最新型の6000系3連でした。この日最初で最後の6000系乗車です。車内はガラガラで、最後部車両で着席して車窓風景を眺めつつスマホを操作していました。そして14時28分着の別府駅で下車しましたが、ぶ厚い雲が西から迫っていました。
 
 

 
別府駅下車後はすぐに帰宅しました。そしてしばらくするとスコールのような大雨が降ってきました。
これにて2019年ゴールデンウィーク10連休の乗り鉄が全て終わりました。

 

その後はオストメイト状態で仕事に仮復帰しました。1か月ほどで再入院になるのですが(予定通りの入院です)。

職場の皆さんの協力もあり、何とか最低限の仕事はこなせたつもりです。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)