第1270回('19) 神戸市内の阪神本線の未訪問駅を降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

 

2018年4月6日、この日はリハビリを兼ねて乗り鉄に出かけました。
目的は2019年3月16日に延伸開業した、おおさか東線の新大阪~放出の乗りつぶしと、神戸市内の阪神電気鉄道本線の駅巡りでした。

今回は後半の内容です。おおさか東線を踏破後は兵庫県神戸市内にある阪神本線の未訪問駅を途中下車していきました。帰宅途中には阪神神戸高速線と山陽電気鉄道本線の駅にも途中下車しました。

  

今回の日程 2019年4月6日(土) 【後半】

  

阪神梅田1000(阪神本線・特急)1024魚崎1058(普通)1059住吉1119(普通)1121御影1146(普通)1147石屋川1208(普通)1209新在家1222(普通)1223大石1236(普通)1237西灘1247(普通)1248岩屋1318(本線→神戸高速線)1327高速神戸1354(神戸高速線)1355西元町1421(神戸高速線→山陽電鉄本線・特急)1438山陽須磨1453(山電本線)1455須磨浦公園1502(直通特急【黄】)1528高砂1544(上り普通車)1550別府

  

【帰宅】  

  

  
阪神の梅田駅からは10時00分発の特急・須磨浦公園行きに乗車しました。8000系6連で、発車間際に乗車した最後部車両は立客もちらほらいて、私はドア脇に陣取りました。道中は主に車窓風景を眺めて移動時間を過ごしましたが、西宮付近で徐行運転をした関係で目的地の魚崎駅到着は2分遅れました。少し前に運行トラブルがあり、その余波が及んでいたようです。魚崎駅下車後は駅前を散策しましたが、特急停車駅とは思えないほど商店も少なく、比較的閑静な感じの住宅街でした。六甲ライナーの駅がなければ特急停車駅にはならなかったでしょうね…。

  

  

魚崎駅では普通(以下省略)・高速神戸行きに乗車。最新の5700系4連で、満席だったので最後部車両ドア脇で立席に。高架区間から車窓風景を眺めましたが、あっという間に次の住吉駅に着き、下車しました。駅は昭和初期の雰囲気を残したレトロな造りでした。尚、JRの住吉駅とは800mほど離れています。

  

  

住吉駅からは2本後の高速神戸行きに乗りました。5500系4連で、最後部車両はほぼ満席でしたが、疲れていたので着席しました。少しだけスマホを操作して、すぐに到着した御影駅で下車しました。御影駅は2017年と2018年にも訪問していて、今回は食事のために下車した次第です。下車後は駅前の「松屋」に入り、昼食を済ませました。

  

  

昼食後、御影駅では2本後の高速神戸行きに乗車しました。5500系4連で、最後部車両は軽く混雑していてドア脇へ。道中は車窓風景を眺める間もなく、次駅の石屋川駅で下車しました。駅名の由来となった石屋川を跨ぐ形で高架駅が設置されています。そして駅の西側には駅舎から離れている駅売店がありますが、これは震災前、こちらに駅舎があったものの震災復旧時に東側に新しい駅舎が建設され、そちらに売店のスペースが設けられなかったため元の位置で売店が営業を続けているからです

(参考: 何でも図鑑の記事⇒リンク切れ)。
また、駅の少し西側には1995年の阪神・淡路大震災で崩壊した高架式の石屋川車庫があります(翌1996年に再建)。

  

  


石屋川駅からは2本後の高速神戸行きに乗車。旧型の5001形4連で、空席が少なかったので最後部車両ドア脇に陣取り、石屋川車庫などを眺めて隣駅の新在家駅で下車しました。地味な駅ですが、JRの六甲道駅に近く、高層住宅も多くて賑やかな印象でした。

  

  

新在家駅では後続の高速神戸行きに乗りました。5001形4連で、大半の座席が埋まっていて最後部車両ドア脇で立席に。市街地の風景をしばし眺め、次駅の大石駅で下車しました。大石駅は一時期、山陽特急の終着駅になっていた事もあり馴染みのある駅名ですが、下車したのは初めてです。駅は、以前に鉄砲水が発生した都賀川の橋にあります。阪神は武庫川駅、芦屋駅、石屋川駅、そして大石駅と、川の上にある駅が多いですね。また、川のほとりの桜は満開寸前でした。

  

  

大石駅からも後続の高速神戸行きに乗車しました。5700系4連で、ほぼ満席だったので最後部車両ドア脇で車窓風景を眺めて、すぐ到着した西灘駅で下車しました。かつては国道2号線上を走っていた路面電車の阪神国道線との接続駅でしたが、阪神国道線は1974年に廃止されました。駅周辺は人通りが少なかったです。

  

  

西灘駅では後続の高速神戸行きに乗車。5001形4連で、最後部車両は満席ゆえにドア脇へ。発車後は下り勾配で掘割区間になり、すぐに岩屋駅に着き、下車しました。西側に駅舎があり、駅西側は地下トンネルとなっています。また、ホームの東側に謎の階段がありますが、かつて東口があった名残です。階段だけが残っていて不思議な感じです。

  

  

岩屋駅からは3本後の高速神戸行きに乗りました。5500系4連で、最後部車両は半数以上の席が埋まっていましたが疲れていたので着席し、水分補給をしてから地下区間なのでスマホを操作して道中を過ごし、終点の高速神戸駅まで乗り通しました。下車後は地上へ出て駅前を軽く散策しました。

  

  

当初はこのまま帰る予定でしたが、阪神神戸高速線の西元町駅が気になったので1駅戻る事にしました。13時54分発の普通・阪神梅田行き(5500系4連。最後部車両に乗車。ガラガラ。着席)に乗車して西元町駅で下車しました。昭和レトロ感漂うホームが印象的でした。地上へ出ると市街地ですが、東口側は人通りがあまり多くありませんでした。一方、西口側は元町商店街の西端部で、神戸駅や神戸ハーバーランドにも近い事から人通りが多かったです。但し、西元町を利用する人は少なかったですが…。また、西口の駅前にはかつてデパートの「三越」があり、親戚が働いていた事があります。

  

  

西元町駅からは14時21分の阪神特急(神戸三宮から各駅に停車)・須磨浦公園行きに乗車しました。9300系6連で、最後部車両は大半の座席が埋まっていたものの空席はあったので着席し、道中はひたすらスマホを操作していました。途中から山陽電鉄区間になり、地上へ出ると車窓風景も眺めて、今回は山陽須磨駅で下車しました。JR須磨駅に近いゆえに普段は閑散としているのですが、この日は乗降者が多く、JR駅との人の往来も活発でした。理由は後で説明しますw

  

  

山陽須磨駅では後続の普通・山陽姫路行きに乗車。3050系4連で、最後部車両はほぼ満席でドア脇へ。普段はガラガラなのですが…。道中は桜が満開の須磨浦公園などを眺めて、その須磨浦公園駅で下車しました。須磨浦公園は関西では有名な桜の名所で、多くの花見客が一斉に下車しました。中にはJRから乗り換えて1駅だけ山電を利用したと思われる乗客も見られました。普段は無人駅ですが、花見客が多いので駅員を配置して対応していました。私は前回訪問時にホームからの風景の写真をまともに撮れていなかったので今回はリベンジ訪問しましたが、人が多過ぎて駅の外には出ませんでした。また、駅の真上から出ている須磨浦ロープウェイも普段は閑古鳥が鳴いているのですが、この日ばかりは満員状態でした。

  

  


須磨浦公園駅からは直通特急【黄(神戸市街各駅停車)】・山陽姫路行きに乗りました。須磨浦公園駅は直通特急通過駅ですが、花見シーズンの有効時間帯には臨時停車して花見客に対応しています。5000系6連で、私はロングシート化された最後部車両に乗りました。大半の座席が埋まっていて、私は確実に車両風景を眺めるためにドア脇に陣取りました。道中は並走するJR神戸線や大阪湾、明石海峡大橋、淡路島、播磨灘などを眺めました。もう少し乗り鉄を続けるので東二見駅では下車せずにそのまま乗り通します。ここでかなり座席が空いたため着席して地元の車窓風景を眺めました。尾上の松付近からは左手に高砂線の廃線跡を見て走り、加古川を渡るとほどなくして高砂駅に到着し、下車しました。市の代表駅にしては駅は閑散としていました。また駅前も寂れていて、駅近くにある商業施設「サンモール」では数年前に核店舗の「西友」が撤退し、ゴーストタウンになっているとも聞き、行きたかったのですが、まだまだ体力が戻っていないのか急速に疲れてしまったので訪問を断念しました。

  

  

そろそろ体力的に限界が近づいてきたので帰宅の途につきます。高砂駅からは普通・阪急神戸三宮行きに乗車しました。6000系3連で、空席は少なかったのですが中間車の2両目で着席しました。道中は水分補給をしてスマホを操作して過ごし、15時58分に到着した別府駅で下車しました。『阪神・山陽シーサイド1dayチケット』(2,000円)を自動改札機に投入して出場しました。

  

  

別府駅到着後はとっとと帰宅して、久しぶりの長丁場となる乗り鉄、乗りつぶし、降り鉄を終えました。
やはり相当疲れていたようで、翌日の日曜日はほとんど動けませんでした…。

  

  
(つづく)  

  

  

今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  

  

  
(参考:何でも図鑑、Wikipedia)