第1269回('19) おおさか東線の新規開業区間、新大阪~放出を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
2018年4月6日、この日はリハビリを兼ねて乗り鉄に出かけました。
目的は2019年3月16日に延伸開業した、おおさか東線の新大阪~放出の乗りつぶしと、神戸市内の阪神電気鉄道本線の駅巡りでした。

 

今回は前半の内容です。山陽電鉄~阪神のルートで大阪まで移動し、JRに乗り換えました。おおさか東線は久宝寺~新大阪~放出のルートで乗車しました。
 
 
今回の日程 2019年4月6日(土) 【前半】
 
別府530(山陽電鉄本線)536東二見538(山電本線→阪神神戸高速線→阪神本線・直通特急【赤】)641尼崎656(阪神なんば線)715大阪難波(徒歩)JR難波722(大和路線・302K快速)736久宝寺742(おおさか東線・2419S)818新大阪859(2424S)902南吹田919(2426S)931放出935(学研都市線・5441M快速)939京橋944(大阪環状線内回り・2401E)950大阪/阪神梅田
 
  
  
この日は4時に起床して、朝食を食べてから自宅を出発して山陽電気鉄道本線の別府駅に行きました。まだ夜明け前で暗かったです。自動券売機で『阪神・山陽シーサイド1dayチケット』(2,000円)を購入してから入場し、5時30分発の普通・阪神神戸三宮行き(6000系3連)に乗車しました。満席で、最後部車両ドア脇でスマホを操作しながら降車した東二見駅までの道中を過ごしました。

 

東二見駅下車後は同じホーム反対側に車庫から入線してきた直通特急(赤幕。神戸市街も通過運転)・阪神梅田行きに乗り継ぎました。5000系更新車6連で、一部の中間車両を除いてロングシート化されています。私は最後部車両(ロングシート車)に乗り、着席しました。車内はガラガラでした。
直通特急は定刻に東二見駅を発車しました。夜が明けてきたので私は車窓風景を眺めていました。山陽明石~山陽須磨では明石海峡や大阪湾を望めました。地下区間になり、板宿からは乗車率が上がり、私はスマホを操作していました。神戸三宮で一旦乗車率が下がりましたが、それ以降の阪神線では停車駅ごとに乗客が増え、甲子園発車時点では立客も増えてきました。そして私は梅田駅まで乗り通さずに手前の尼崎駅で下車しました。ホームから2019年3月29日に一般公開が開始となった尼崎城(模擬天守)を眺め、写真撮影しました。

  
  

イメージ 2
イメージ 3

尼崎駅では少しだけ駅前散策をして(時間の関係で尼崎城には行けませんでしたが…)再入場し、6時56分発、阪神なんば線の普通・東生駒行きに乗り換えました。ロングシートとクロスシートの両方に転換可能なL/Cカーである近鉄5820系6連で、座席はクロスシートになっていました。乗車した最後部車両は窓側席が全て埋まっていて、私はドア脇に陣取りました。地上区間では車窓風景を眺め、西九条を過ぎて地下区間に入るとスマホを操作しました。九条駅で大量下車があったので空いたクロスシートに着席し、休憩しながらスマホを操作していると、あっという間に大阪難波駅に到着し、下車しました。

  
  

イメージ 4

大阪難波駅で下車後は西改札口で出場して地下通路を通り、地下にある大和路線のJR難波駅へ。7時22分発の快速・奈良行きに乗車しました。221系4連×2で、私は最後部車両に乗り込みました。車内はガラガラで、私は転換クロスシート窓側席に座りました。発車して地上へ出ると通天閣や百済貨物ターミナル駅などの車窓風景を眺めました。乗車率は上がりましたがラッシュと逆方向でもあり半分ほど空席がありました。そして私は3つ目の停車駅である久宝寺駅で下車しました。

  
  

イメージ 5

久宝寺駅ではお目当ての「おおさか東線」に乗り換えました。乗車したのは7時42分発の普通・新大阪行き2419Sで、ウグイス色の201系6連でした。私は最後部車両に乗り込み、その時点で空席があったのですが、私は確実に車窓風景を眺めるためにドア脇での立席を選択しました。残っていた空席も発車間際には全て埋まり、立客も数人いました。

  
  

イメージ 6
イメージ 7

2419Sは定刻に久宝寺駅を発車しました。放出までは11年前の2008年に開業した区間で、何度か乗車して車窓風景を眺めいるのですが、今回も改めて車窓風景を眺めました。また、車内の乗客は2008年開業区間の中間駅(主に東大阪市内)で大半が下車し、入れ替わりに乗車した人は少なく、乗車率が幾分下がった状態で放出駅に到着しました。放出駅では降車と乗車が同じくらいでした。

  

放出駅からはいよいよ2019年開業区間へと入ります。次の鴫野駅までは学研都市線との方向別→線路別複々線区間で、鴫野駅では降車客はおらず乗車客の方が多かったです。鴫野駅を発車して寝屋川を渡ると学研都市線が左へ分かれ、先月までは貨物線だった区間を北上します。私は必死に車窓風景を眺めました。京阪本線をオーバークロスすると野江駅に着きましたが、乗降は少なかったです。さらに市街地を北上すると城北公園通駅ですが、ここでも乗降は少なかったです。まだ開業して間がなく、しかも土曜日だったので少なかったかもしれませんが、この付近は鉄道空白地帯なので「おおさか東線」開業により便利になりますが、梅田へは大阪シティバス(旧:大阪市営バス)のバス路線もあり、どれくらいの人が鉄道を利用するのでしょうか…。

  
  

イメージ 8

城北公園通駅を過ぎると淀川を渡ります。この淀川橋梁は通称「赤川鉄橋」で、貨物線時代は単線で、下流側部分にのみ線路が敷設されていました。2013年10月までは上流側(久宝寺方面)の部分に木造の歩道がありましたが、その後仮橋を撤去して線路が敷設され複線化されました。赤川仮橋は2008年に一度だけ渡った事があります。
赤川鉄橋を渡るとJR淡路駅ですが、阪急の淡路駅とは若干距離があり、乗降は少なかったです。JR淡路駅を発車後は阪急京都本線、千里線と交差しますが、阪急は高架化工事中で、「おおさか東線」を跨ぐためにかなりの高さの高架橋になります。約20年前、1990年代後半の学生時代、阪急千里線をよく利用していて、当時から高架化事業の用地買収が進行していましたが、当時は20年後には高架化が完成していると思い込んでいたので、この日現場を見て「まだ完成していないのか!?」と思いました。

  

その後は東海道新幹線をアンダークロスして神崎川信号場に差し掛かり、直進する単線の城東貨物線を見て、「おおさか東線」は左へカーブして神崎川を渡り、吹田市の南端部にある南吹田駅に着きました。やはり乗降は少なかったです。南吹田駅を発車後はJR京都線を跨ぎ、梅田貨物線に合流して再び神崎川を渡り、「おおさか東線」にはホームが設置されなかった東淀川駅を横目に見て、ほどなくして終点の新大阪駅に到着しました(8:18着)。久宝寺から36分、放出から17分の道のりでした。久宝寺発車時点で満席だった乗車率は、新大阪到着時点で半数ほどの座席が埋まる程度の乗車率にまで下降していました。最後部車両で久宝寺から新大阪まで乗り通した人はほとんどいませんでした…。また、この時点で「おおさか東線」の放出~新大阪の踏破達成です!

  
  

イメージ 9

新大阪駅下車後はしばらくホームに滞在し、車両を撮影しました。中でも8時31分発の臨時特急『くろしお85号』の287系は「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」仕様で、多くの人が写真撮影していました。

  
  

イメージ 10

その後は一旦改札を出て、東口と駅前を撮影してから改札内へと戻り、8時59分発の「おおさか東線」普通・久宝寺行き2424Sに乗車して来た道を戻ります。201系6連で、私が乗車した最後部車両はガラガラで、疲れていたので着席しました。道中は往路とは反対側の車窓風景を眺めて、今度は吹田市にある南吹田駅で下車しました。やはり乗降は少なかったです。駅前は整備されていました。尚、駅近くには民家が少なく、人通りも少なかったです。北東側には住宅街があるのですが、その地域だけでは多くの乗降客を期待できません。また、すぐ西側をJR京都線が通っていますが、南吹田駅付近には踏切も歩道橋も地下道もなく、西側へ行くには約500m南にあるガードをくぐらなければなりません。乗降客を増やすには駅前(駅北側)にJR京都線を渡る歩道橋か地下道の建設が必須でしょうか。

  
  

イメージ 1
イメージ 11

南吹田駅前を軽く散策後は再入場し、ホームへ上がると反対側ホームに普通・新大阪行きが入線していました。この電車は乗車率が高く、立客も多くいました。一方、私は後続の久宝寺行き2426S(9:19発)に乗りました。201系6連で、半数ほどの座席が中途半端に埋まっていたため、私は最後部車両ドア脇に陣取り、道中は往路と反対側の車窓風景を眺めました。そして私は放出駅で下車して、この日はここで「おおさか東線」と別れました。

  
  

イメージ 12

放出駅では一旦改札を出ましたが、時間の関係で駅訪問(駅舎撮影、駅前散策)はパスしてすぐに再入場し、先程と反対側のホームから発車する学研都市線の快速・塚口行きに乗車しました。いつの間にかラインカラーがピンク色に変更されていたのですね(2014年に黄緑から変更)。207系3連+4連で、私は最後部車両(4連側)へ。満席だったのでドア脇に陣取りましたが、思ったほど混雑していなかった事に驚きました…。道中は車窓風景を眺めて過ごし、次の停車駅である京橋駅で下車しました。

  
  

イメージ 13

京橋駅では大阪環状線内回りホームへと移動し、JRゆめ咲線直通の普通・桜島行き電車に乗り換えました。新型の323系8連で、車内はとても混雑していました。私は最後部車両ドア部分に立席となり、ドア越しに車窓風景を眺めていましたが、次の桜ノ宮駅で多くの人が乗り込み、奥の方へ追いやられました。スマホを操作するスペースもなく、吊革につかまって苦痛に耐えました。そして京橋駅から3駅目の大阪駅で多くの人と一緒に下車しました。大阪環状線は3扉車でも大丈夫との判断で323系が導入されましたが、特に京橋~大阪の混雑は酷く、従来と同じ4扉の方が…と思ってしまいました。

  
  

イメージ 14

大阪駅下車後は改札を出て地下にある阪神の梅田駅へと移動し、この後も乗り鉄、降り鉄を続けました。
梅田の地下街といえば東側に広がる「ホワイティうめだ」の「泉の広場」の噴水が撤去されるようですね。

  
  

(つづく)  

  

  

今回の新規踏破路線   

路線名   区間   距離   備考  
JR西日本:おおさか東線  放出~新大阪  11.0km  踏破達成!  
  
(参考:Wikipedia)