昭和島駅【東京都】(東京モノレール羽田空港線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京の浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレール羽田空港線の駅の中で唯一の待避線設置駅で、
昭和島車両基地も併設されている運転上の主要駅、
昭和島駅(しょうわじまえき。Showajima Station)です。

 

 

駅名      所在地
整備場駅 (MO 05)      東京都大田区

 

乗車可能路線
東京モノレール:東京モノレール羽田空港線

 

隣の駅

←浜松町方      羽田空港方→
流通センター駅      整備場駅

 

訪問・撮影時   2018年9月

 

 

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昭和島駅の西口駅舎です。平屋建てで、建物は小さいです。
写真奥(駅舎の南側)には東京モノレール昭和島総合センターの建屋があり、輸送現場の各部門が配置されています。
また、駅舎とホームは地下通路によって結ばれていますが、階段のみしか設置されておらず、バリアフリー非対応です。

 

 

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西口駅前の様子です。駅は人工島の「昭和島」にあり、周辺に民家はなく、写真左側は前述の東京モノレール昭和島総合センターをはじめとして昭和島車両基地など東京モノレールの用地で占めていて、写真右側は首都高速1号羽田線を挟んで西側に工場や物流倉庫などが建ち並んでいます。
したがって、駅の利用客はほぼ全てそれらの勤務先への通勤客または関係者に限られます。
ちなみにコンビニエンスストアなど商店は一切なく、駅などに飲料の自動販売機があるのみです。

 

 

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改札口の様子です。無人駅で、駅舎内はとても狭いです。
ICカード『Suica』など全国共通交通系ICカードに対応した自動改札機が2通路分あります。
ちなみに会社としての東京モノレールはJR東日本グループで、『PASMO』ではなく『Suica』が導入されています。
写真右側には自動券売機と男女共用のトイレがあり、飲料の自動販売機もあります。
また、ホームとは地下通路で結ばれていて、ホームへの階段の手前に待合室が設置されています。
待合室内にICカードのチャージ可能な自動精算機があります。

 

 

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こちらは東口です。
右側(西側)にモノレールの駅と線路、左側(東側)に下水処理施設である「森ケ崎水再生センター東施設」があり、その間の狭いスペースに駅舎があります。
自動改札機は1通路分で、自動券売機も設置されています。

 

 

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東口駅前の様子です。東口改札から狭い歩道を250mほど歩くと写真の地点にたどり着きます。
小規模なロータリーが整備されており、付近は工場や物流施設ばかりです。やはり商店は見られません。
また、さらに東へ歩いて京浜運河を渡ると、やはり人工島の「京浜島」にたどり着きます。東口から「京浜島」まで約1kmです。

 

 

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駅名標です。ホームが狭く、ホームドアの側壁部分に貼り付ける形で設置されています。
東京モノレール標準のデザインですが、横長になっています。駅ナンバリングも併記されています (MO 05)。
東京国際空港(羽田空港)へのアクセス路線ゆえに、英語、中国語、韓国語も併記されています。

 

 

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昭和島駅は島式ホーム2面4線の地平駅で、6両対応です。
写真左側より1~4番線の順で、1、2番線が羽田空港方面、3、4番線がモノレール浜松町方面です。外側の1番線と4番線は待避線で、当駅では日常的に空港快速が普通を追い抜きます。
ホーム幅はとても狭いです。ゆえにホーム上にベンチや飲料自動販売機など一切設置されていません。
かつては安全対策で柵が設置されていましたが、後にホームドアが設置されました。安全面での信頼性は向上しましたが、狭さによる圧迫感もなかなかのものです。
ちなみに上屋(屋根)はホームの端から端まで設置されています。
写真は羽田空港第2ビル方を望む。

 

 

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モノレール浜松町方を望む。
ホーム端に地下通路、改札口に通じる階段があります。エレベーターはありません。左側には昭和島車両基地が見えます。
この先、首都高速湾岸分岐線をアンダーパス後に高架区間となり、運河を渡って平和島へと入り、左手に東京流通センターを見て流通センター駅へと至ります。

 

 

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羽田空港第2ビル方を望む。こちら側も右側には昭和島車両基地が見えます。
この先、高架区間になって平和島運河を渡り、首都高速1号羽田線と並走するようになります。そして海老取川を河底トンネルで抜けた後に再び高架区間となり、左手に羽田空港の滑走路を見ながら南へ走ると整備場駅へと至ります。

 

 

あとがき

私が昭和島駅で下車したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅周辺には民家がなく、東京モノレールの施設をはじめとして工場や物流倉庫など企業への通勤利用が主で、私は昼間に訪問しましたが閑散としていました。
 
新宿からですと山手線内回りに乗り浜松町駅下車、または新宿駅から都営大江戸線の六本木・大門方面電車に乗り大門駅下車。そして隣接するモノレール浜松町駅から東京モノレール羽田空港線の普通列車に乗り当駅下車です(空港快速、区間快速は整備場駅を通過)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車し、山手線または京浜東北線に乗り換えて浜松町駅へ。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
(飛行機の利用は考慮していません)

 

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニ、商店、飲食店は一切なく、西口改札外に飲料の自動販売機があるのみです。必ず事前に購入して下さい!

 

大阪からの到達難易度はやや高いですが、東京モノレールにご乗車の際はぜひ一度、昭和島駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)