大師前駅【東京都】(東武大師線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都足立区中部を走る1区間のみの支線、東武大師線の終着駅で、
西新井大師總持寺への最寄駅である、
大師前駅(だいしまええき。Daishimae Station)です。

 

尚、大師前駅につきましては過去に記事を投稿しましたが、今回は更新版となります。
過去に投稿した記事はこちら

 

 

駅名      所在地
大師前駅 (TS 51)      東京都足立区

 

乗車可能路線
東武鉄道:大師線

 

隣の駅

←西新井方
西新井駅

 

訪問・撮影時   2018年9月ほか

 

 

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大師前駅は1991年に高架化されました。高架下に駅舎があり、左側(西側)の駅ビルと一体の構造になっています。
また、高架下には東武バスセントラルの車庫もあります。
写真は南口です。写真手前(撮影地点)にはバス停が設置されています。

 

 

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こちらは西新井大師に近い西口です。
ホームの終端部に相当し、奥が駅ビルとなっていて、「くすりの福太郎」などが入居しています。
こちらは南口と駅名板が違っていて、西新井大師にちなんで古風な感じとなっています。

 

 

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西口駅前の様子です。西口の北側は西新井大師の境内になっています。
ちなみに駅の南側は環七通りに面した市街地になっています。

 

 

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改札口です。当駅の改札は西新井駅の跨線橋にある中間改札で行われているため、大師前駅は無人駅となっています。
尚、初詣時など多客時には写真左側の臨時出札窓口で乗車券の販売が行われます。普段はシャッターが下りていて、大師前駅からの乗車券は西新井駅の中間改札前で購入する事になります。
また、改札口のラッチが存在しますが、西新井駅の自動改札機で処理するため、現在は使用されていません。
そして、改札内にトイレと飲料自動販売機があります。無人駅なので駅外からでも自由に利用できてしまいます。
改札階と高架のホーム階の間には、階段と上りエスカレーター、そしてエレベーターがあります。

 

 

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駅名標です。
時刻表や路線図と一体になった東武標準タイプです。東武スカイツリーラインと同じラインカラーです。
駅ナンバリングも表示されています (TS 51)。

 

 

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大師前駅は単式の頭端式ホーム1面1線の構造で、ホーム幅は広いです。2両対応です。
反対側にもう1線追加できる構造ですが、実現する可能性は低そうです。ホーム全体が屋根に覆われています。

 

 

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こちらは西新井方より終端方を望む。
終端方はホーム幅が広いです。ホームにはベンチと飲料自動販売機が設置されています。

 

 

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西新井方を望む。高架橋は1面2線化に対応しています。
大師線は西新井~大師前の1区間のみで、全線単線です。
この先、住宅街の中を東へ走り、地平に下って東武スカイツリーラインと合流すると西新井駅に至ります。

 

 

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終端方を望む。車止めがあり、線路はここで途切れています。
また、終端部には1階への階段、エレベーターがあります。
かつては駅がもう少し先の場所(環七通りの先、東武ストアの辺り)にありましたが、1968年に環七通り拡幅のため、現在地へ移転しました。
また、大師線は当初、「西板線」として西新井駅と東上線の上板橋駅を結ぶ路線として計画されましたが、
1931年に西新井~大師前の1区間が開業した後は計画が中止となりました。

 

 

あとがき

私が大師前駅で下車したのは2002年、2010年、そして2018年の計3度です。2002年は乗りつぶしで、2010年は大師線の車窓風景撮影のため、そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。いずれの訪問時も終着駅ゆえに必然的に下車しました。近代的な高架駅でしたが、初訪問時は大師線が23区内で2両編成の列車だった事に驚きました。案外駅のすぐ近くに西新井大師がある事に驚きました。
 
新宿からですと複数のアクセス方法がありますが、一例として山手線外回りで日暮里駅まで行き、常磐線快速に乗り換えて北千住駅で下車、さらに東武スカイツリーラインの春日部方面の普通に乗り換えて西新井駅で下車し、大師線電車に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅または品川駅へ。どちらかの駅で東京上野ライン経由常磐線直通列車に乗り換えて北千住下車。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅近くにコンビニやスーパーがあるものの、他に気軽に入れる飲食店は少ないです。心配な場合は事前に用意しておきましょう。

 

大阪からの到達難易度はやや高いですが、東武大師線を乗り鉄の際は大師前駅ですぐに引き返さずに、ぜひ一度駅の外へ出られてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)