上川口駅【京都府】(山陰本線。2017年訪問)

今回の【駅】コーナーは、京都府福知山市の山あいにある山陰本線の駅で、ローカルムード満点の

上川口駅 (かみかわぐちえき。Kamikawaguchi Station) です。

駅名	所在地
上川口駅	京都府福知山市

乗車可能路線

JR西日本：山陰本線

隣の駅

←幡生方	京都方→
下夜久野駅	福知山駅

訪問・撮影時

2018年7月

上川口駅の駅舎です。比較的新しい駅舎です。
これといった特徴はありませんが、駅舎が撤去される駅もある中、冬は雪も積もり寒い地域だけに駅舎があるだけでも御の字でしょう。

駅前の様子です。駅前には集落が形成されていますが、小規模で駅前の道路も狭いです。
山々が駅の近くにまで迫っています。

上川口駅は無人駅で改札口はなく、さらに自動券売機もありません。
左側には待合室が、ホーム(1番のりば)へ入って右側にはトイレがあります。

駅名標です。JR西日本標準タイプです。
下部は山陰本線のラインカラーとなっています。

上川口駅は単式ホーム、島式ホーム各1面の計2面3線の構造で、
左側が1番のりば(福知山方面)、右側の島式ホーム(豊岡方面)が左から2番のりば、3番のりばです。
駅舎・1番のりばと島式ホームは跨線橋で結ばれていますが、エレベーターはありません。
駅舎の向こう側、京都方には元貨物用と思われる保線用の側線があります。
そして3番のりばの京都方南側には訓練用と思われる架線、架線柱、他と接続されていない線路があります。

ホームですが、かつて長編成の長距離客車列車が多く運転されていた名残で長いです。
現在はホームの京都方が使用されておらず、舗装されていません。
また、島式ホーム中央には小屋タイプの待合室があります。
写真は幡生方を望む。

京都方を望む。まだまだ山間部を走りますが、やがて市街地へと入り福知山駅へと至ります。

幡生方を望む。この先、牧川の谷を西へ進みます。段々と山深くなります。

あとがき

私が上川口駅で下車(乗車)したのは、2018年の1度きりです。兵庫県外の駅ですが、福知山線篠山口方面～山陰本線豊岡方面を利用する際は通る道なので、特別に(？)訪問しました。駅自体はローカル線の小駅といった雰囲気でしたが、有効長の長いホームに幹線の面影が見られました。また、駅前も民家が少なく、ローカル感があふれていましたが、あまり秘境感はありませんでしたｗ

東京からですと東海道・山陽新幹線で京都駅まで行き、山陰本線特急『きのさき』で福知山駅まで行きます。福知山駅で豊岡方面の普通列車に乗り換えて当駅下車です。若干タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと福知山線特急『こうのとり』で福知山駅まで行き、山陰本線豊岡方面の普通列車に乗り換えて当駅下車です。福知山線は快速や普通列車利用でもOKですが、特急利用の場合より福知山駅での接続が悪い場合がありますのでご注意下さい。じゅうぶん日帰り訪問できます。

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはなく、商店・飲食店もありません。必ず事前に用意しておきましょう。

特に東京からの到達難易度は高いですが、山陰本線を乗り鉄の際は、ぜひ上川口駅でも途中下車されてみて下さい！

(参考：Wikipedia)