上夜久野駅【京都府】(山陰本線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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(車両は隣の梁瀬駅にて撮影)

 

今回の【駅】コーナーは、
山陰本線における京都府最西端の駅で、兵庫県との府県境に近い山間部にあるローカルムード溢れる駅、
上夜久野駅 (かみやくのえき。Kami-Yakuno Station) です。

 

 

駅名      所在地
上夜久野駅      京都府福知山市 (旧:天田郡夜久野町)

 

乗車可能路線
JR西日本:山陰本線

 

隣の駅

←幡生方      京都方→
梁瀬駅 (兵庫県)      下夜久野駅

 

訪問・撮影時   2017年9月

 

 

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上夜久野駅の入口です。かつては木造駅舎がありましたが解体され、跨線橋の入口に駅舎とは言えない吹きさらしの建物と待合室が設置されました。建物内には自動券売機、使用済み乗車券入れ、時刻表、運行情報表示装置があります。

 

 

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駅前の様子です。駅前には集落が形成されていますが、小規模で駅前の道路も狭いです。
2016年の1日の平均乗車人員は72人と、少ないです…。

 

 

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駅名標です。JR西日本標準タイプですが、若干アレンジが加えられているようです。
下部には山陰本線のラインカラーが施されています。

 

 

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上夜久野駅は島式ホーム1面2線の構造で、かつて長編成の長距離客車列車が多く運転されていた名残でホームが長いです。
現在はホームの京都方が全く使用されておらず、草が生えている状態です。
また、ホーム中央には小屋タイプの待合室があります。
写真は幡生方を望む。

 

 

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こちらは京都方を望む。ホームの京都方に駅外とホームを結ぶ跨線橋が設置されています。
左側の1番線が主本線、右側の2番線が副本線の1線スルー構造となっており、列車交換のない場合は上下列車とも1番線を使用します。

 

 

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京都方を望む。1番線に安全側線が設置されています。この先も山間部を走り続け、福知山を目指します。

 

 

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幡生方を望む。この先、すぐにトンネルで峠を越えて兵庫県へと進みます。

 

 

あとがき

私が上夜久野駅で下車(乗車)した事は、実は一度もありませんw アンフェアな気もしますが、今回の写真はドライブの際に立寄った際に撮影したものです。ご了承下さいm(_)m 駅自体はローカル線の小駅といった雰囲気でしたが、有効長の長いホームに幹線の面影が見られました。

 

東京からですと東海道・山陽新幹線で京都駅まで行き、山陰本線特急『きのさき』で福知山駅まで行きます。福知山駅で豊岡方面の普通列車に乗り換えて当駅下車です。若干タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと福知山線特急『こうのとり』で福知山駅まで行き、山陰本線豊岡方面の普通列車に乗り換えて当駅下車です。福知山線は快速や普通列車利用でもOKですが、特急利用の場合より福知山駅での接続が悪い場合がありますのでご注意下さい。じゅうぶん日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはなく、気軽に入れる商店・飲食店はありません。駅の南方約1.1kmの場所に「道の駅 農匠の郷やくの」があり、レストランがあるのですが若干距離があります。必ず事前に用意しておきましょう。

 

特に東京からの到達難易度は高いですが、山陰本線を乗り鉄の際は、ぜひ上夜久野駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Wikipedia)