明大前駅【東京都】(京王線、京王井の頭線。2017年訪問)

今回の【駅】コーナーは、
文字通り明治大学(和泉キャンパス)に近い東京都世田谷区北東部にある京王電鉄の駅で、
京王線と井の頭線の乗換駅でもある

明大前駅 (めいだいまええき。Meidaimae Station) です。
京王線の明大前駅を含む笹塚～仙川・つつじヶ丘間では、現在線の高架化および地下線建設による複々線化の計画があり、今後少しずつ工事が進行する見込です。

駅名	所在地
明大前駅 (京王線…KO 06、井の頭線…IN 08)	東京都世田谷区

乗車可能路線

京王電鉄：京王線、井の頭線

隣の駅

京王線

新宿方……………代田橋駅

京王八王子方……下高井戸駅

京王井の頭線

渋谷方………東松原駅

吉祥寺方……永福町駅

訪問・撮影時

2017年11月ほか

明大前駅の駅舎です。3階建てで、2階～3階は駅事務所かと思われます。
また、駅舎の左側には京王の商業施設「フレンテ明大前」があり、駅ビルとして機能しています。

駅前の様子です。ロータリーはありません。
駅前にはビルが並んでいます。正面には甲州街道(国道20号線)と首都高速4号新宿線が見えます。
また、主に駅の北東側には学生向けの商店街が形成されています。

改札口の様子です。入場できるのはこの1ヶ所です(出場のみ井の頭線下りホームに面したフレンテ口が利用可能です)。
改札口の向こう側は京王線と井の頭線の乗換フロアで、階段は路線、方面ごとに全て異なるので注意が必要です。

京王線の駅名標です。京王標準のデザインで、駅ナンバリングも併記されています(KO06)。

こちらは井の頭線の駅名標です。京王では全線で駅名標のデザインが統一されています。

井の頭線にも独自の駅ナンバリングが与えられています(IN08)。

京王線ホームは築堤高架にある10両対応の相対式ホーム2面2線の構造で、上下線で若干ホームの位置がずれています。
ほぼ中央部分に出口や井の頭線に通じる階段があります。
写真は京王八王子方を望む。

一方、井の頭線ホームは掘割にある5両編成対応の相対式ホーム2面2線の構造で、こちらも上下線で若干ホームの位置がずれています。
写真左側の下りホーム(吉祥寺方面)は「フレンテ明大前」に隣接していて、前述のフレンテ口があり、また駅ナカ店舗もあります。
写真は吉祥寺方を望む。

京王線の新宿方を望む。すぐに地平区間となり、住宅街の中を走ります。
将来高架化されると京王線の明大前駅は島式ホーム2面4線になる予定です。

京王線の京王八王子方を望む。こちらもすぐに地平区間となり、地形の関係でアップダウンがあります。
また、京王八王子方を見ると、過密ダイヤ故に上り線列車が停車中に後続列車が駅手前で信号停止している場面をよく見かけます。
早期の複々線化が望まれますが、複々線化されると急行線が地下に敷設され、明大前駅にはホームが設置されないとの事です。

井の頭線の渋谷方を望む。京王線をくぐるとすぐに左へカーブして渋谷駅を目指します。

井の頭線の吉祥寺方を望む。こちらはしばらく掘割区間を走り、甲州街道(国道20号線)と首都高速4号新宿線、そして玉川上水公園をくぐると左へカーブしてしばらく走ると永福町駅へと至ります。

あとがき

私が明大前駅で改札外へ出たのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前は雑然とした印象で、学生街の雰囲気を感じました。今後は高架化工事が進むにつれて変化が見られるでしょうね。
新宿駅からですと京王線の特急、準特急など京王ライナーを除く全ての種別の列車に乗車して当駅下車です。新線新宿駅からでも行けますが、笹塚行き列車にご乗車の場合は終点の笹塚駅で調布方面列車にお乗り換え下さい。明大前駅は京王ライナーを除く全列車が停車します。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅で下車、品川駅からは山手線、東京駅からは中央線快速に乗り換えて新宿駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。

食料・飲料について、駅構内や駅ナカにコンビニをはじめそば屋などの飲食店、そして駅前にコンビニやカフェ、ファストフード店があり、食事には困らないです。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。

大阪からの到達難易度はやや高いですが、京王線を乗り鉄の際は、ぜひ一度明大前駅でも途中下車されてみて下さい！

(参考：Google地図、Wikipedia)