知立駅付近の名鉄三河線旧線跡(プチ廃線跡探訪) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
今回のプチ廃線跡探訪コーナーですが、
現在の三河知立駅~重原駅に存在した名鉄三河線の旧線跡について超簡単に紹介いたします。
 
かつて名鉄三河線は西中金(猿投方面)~吉良吉田(碧南方面)でスルー運転をしていましたが、三河線列車が名古屋本線の新名古屋方面へ直通できるように両線の交差地点の西側に知立駅を移設した上で新たに3代目知立駅として開業しました。その結果、三河線は知立駅でスイッチバックする運行形態となり、不要となった2代目知立駅(現在の三河知立駅)から重原駅へ向かう線路(旧線)は廃止となりました(廃止年月日は不明)。
 
尚、撮影時は2013年以前で、現在は知立駅周辺の立体交差事業により変化が見られるかと思いますが、何卒ご了承願います。

   

ここでは名鉄名古屋本線および三河線列車車窓から確認できた廃線跡・遺構を紹介します。
写真が少ないですが、ご了承願います。

   
   

イメージ 2
名鉄名古屋本線下り列車より重原方を望む。
現在線(山線)は右へカーブして海線と合流し、さらに名古屋本線に寄り添って知立駅へと至りますが、
旧線はそのまま直進して(実際には微妙に左へカーブして)重原駅へと至りました。
現在線(山線)の左側の用地が旧線跡かと思われます。
そして現在線(山線)と分かれて海線と合流するまでの用地は、「テニスラウンジ知立」になっています。
尚、知立駅周辺の高架化が完成すると山線と名古屋本線の立体交差は解消され、
名古屋本線に山側から寄り添って並走し、名古屋本線の上層部にある知立駅三河線ホームへ向かうようになります。


 

イメージ 3
三河線海線の電車より三河知立方を望む。
海線の現在線は左へカーブして山線と合流し、さらに名古屋本線に寄り添って知立駅へと至りますが、
旧線はそのまま直進して三河知立駅(当時の駅名は知立駅)へと至りました。
旧線跡は、やはり「テニスラウンジ知立」に転用されています。
尚、知立駅周辺の高架化が完成すると海線は若干の線路移設が行われ、現在の「テニスラウンジ知立」の用地を通り抜けるようになります。
その後は名古屋本線に寄り添うと同時に名古屋本線の上層部にある知立駅三河線ホームへ向かうようになります。

  
  

(おしまい)

  

  
注意点  

今回は手抜きの記事になってしまいましたが、今回の廃線跡は知立駅下車後30分以内で探訪が完了できます。
しかし現在は立体交差事業が進行しているので日々刻々状況が変化し、廃線跡の面影がなくなる可能性もありますね。

  

(2009年、2012年、2016年撮影。参考:地理院地図、Wikipedia)