石北本線・西北見駅~北見駅の地上線跡(プチ廃線跡探訪) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回のプチ廃線跡探訪コーナーは、
石北本線の西北見駅~北見駅で見られる旧地上線の廃線跡について超簡単に紹介いたします。

 

西北見駅~北見駅の北見駅寄りの区間は市街地を走り、多数の踏切が存在していました。連続立体交差事業を行うにあたり、高架化でなく地下化が選択され、1977年に延長約2kmの北見トンネルが完成し、この区間は地下化されました。この区間は日本初の連続立体交差事業による地下区間となり、2017年現在、国内最北の地下区間でもあります。一方、地上を走っていた旧線跡は主に遊歩道や公園へと転用されました。


 

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北見駅にて。旭川方は地下化され、網走方は高架化されましたが北見駅のみは地平のままです。
かつては北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧:池北線)も存在していましたが、2006年に廃止されました。


 

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北見駅を発車した石北本線列車は右へカーブすると北見トンネルへと入ります。
トンネルの上部、地上線跡は主に遊歩道や公園へと変化していて、公園内にはSL(C56など)や腕木式信号機が保存されています。


 

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そして北見駅から旧線跡を2km以上歩くと北見トンネルの出口へと差し掛かります。
北見トンネルは2kmありますが、中間に駅はありません。
尚、石北本線は非電化区間で、走行列車は気動車及びディーゼル機関車牽引の列車となります。


 

(おしまい)

  

  
注意点  

地上線跡は一部を除き遊歩道や公園都市て整備されているので忠実に辿れますが、遺構は望めません。
その分、保存車両などで満足するしかありません。
機会があれば、今度は正式に探訪してみたいですね。


 

(2003年撮影。参考:地理院地図、Wikipedia、北海道ファンマガジンの北見トンネルの記事)